トレニアの育て方!種まきから切り戻しや寄せ植えのコツまで一挙ご紹介!

トレニアの育て方!種まきから切り戻しや寄せ植えのコツまで一挙ご紹介!

すみれに似ているトレニアは、一年草が主流ですが、コンカラーのように多年草の種類もあります。トレニアは花色も豊富で、夏のガーデニングにぴったりです。育て方さえ知れば、初心者でも栽培できます。種まきから、切り戻しのお手入れなど育て方についてこれからご紹介します。

記事の目次

  1. 1.トレニアはどんな花?
  2. 2.トレニアの品種
  3. 3.トレニアの育て方
  4. 4.トレニアの増やし方
  5. 5.トレニアの切り戻しなどのお手入れ
  6. 6.トレニアの越冬方法
  7. 7.トレニアの寄せ植えのコツ
  8. 8.トレニアの花言葉
  9. 9.まとめ

トレニアはどんな花?

Photo by cultivar413

真夏にも咲くトレニアは、寄せ植えなどサマーガーデンにぴったりな植物です。すみれに似た小さな花姿と緑色の葉のコントラストは、真夏の太陽の光の中で、爽やかさを演出します。増やし方も種や挿し芽で簡単に増やせ、初心者でも育てやすい種類の植物です。これからトレニアの育て方などについてご紹介します。

トレニアの基本情報

学名 Torenia
英名 Wishbone flower
和名 夏菫(ナツスミレ) 
別名 ハナウリグサ、ムラサキミゾホウズキ 
科名 アゼナ科(アゼトウガラシ科)
属名 ツルウリクサ属(トレニア属)
原産国 東南アジア、アフリカ
開花時期 4月~11月
花色 青、紫、ピンク、黄色、白
草丈 15cm~30cm

特徴

Photo by NakaoSodanshitsu

複数の科名と属名をもつ

科名はアゼナ科、もしくはアゼトウガラシ科です。ゴマノハグサ科に分類されることもあります。属名はツルウリクサ属、あるいはトレニア属です。

熱帯地方の植物

原産地は、インドシナ半島を中心に、熱帯アジアやアフリカへ広がります。熱帯地方の植物のため耐暑性は強く、耐寒性は弱いです。

種類で大きさが違う

トレニアの種類は、約40種です。種類によって大きさが異なるため、草丈が15cmのものがあれば、30cmと大きく育つものもあります。育ち方は、ほふく性のため横に大きく広がります。

花の特徴

Photo by honobon

次々咲く小さな花

開花時期は、4月〜11月です。真夏の暑い時期でも、すみれのような小さな花を次から次へと咲かせます。霜が降りる前頃まで、花を咲かせるため長く楽しめます。

色が豊富

花色は白、ピンク、紫、青、黄色とカラフルです。また、黄色と黒のバイカラーなどもあります。豊富に色が揃っているので、トレニアだけでも好みの色を揃えて楽しめます。

名前の由来

和名はすみれ、別名は瓜草

Photo by yuco

和名の「夏菫(ナツスミレ)」は、すみれに花の形や色が似て夏に咲くことから名付けられました。また、別名の「花瓜草(ハナウリクサ)」は、すみれと同じ理由で、畑などに生えている雑草の瓜草に似ていることからです。

英名は鶏の胸骨

トレニアの雌しべの先が2つに分かれ鶏の胸骨に似ていることから、英名では「Wishbone flower」、つまり「鶏の胸骨の花」と呼ばれています。また、鶏の胸骨の「Wishbone」は、「Wish」と「bone」が組み合わされ、「胸骨の長いほうの骨を取ると願いが叶う」という語源からきています。

学名は植物学者の名前から

学名の「Torenia(トレニア)」は、スウェーデンの牧師、植物学者オーロフ・トレーン(Olof Torén/ 1718~1753)の名前からです。オーロフ・トレーンは、スウェーデン東インド会社の商船の司祭として、アジアに航海しながら植物を収集していました。

トレニアの品種

一年草のトレニア

Photo by Carl E Lewis

トレニア・フルニエリ(T. fournieri)

原産地がインドシナ半島で、一年草です。開花時期は6月~9月頃で、とても細かい種子がこぼれ翌年、発芽します。一般的に「トレニア」と呼ばれるのは、「トレニア・フルニエリ」のことです。また、別名ハナウリクサ、ナツスミレとも呼ばれます。ナツスミレは、すみれに似た花が夏に咲くことから名付けられました。

トレニア・バイロニー(T. baillonii)

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草丈は20~30cmです。半ほふく性で横に広がるため、寄せ植えではグラウンドカバーに向いています。花色は黄色で、中心が茶褐色で存在感のある品種です。

多年草のトレニア

トレニア・コンカラー(T. concolor)

Photo by 石川 Shihchuan

インドシナ半島、中国、台湾に分布し、多年草です。室内で育てると冬越しします。とても強く柔らかい茎で、ツル状にほふく性に広がるのが特徴的です。そのため、寄せ植えに最適でグランドカバーでもハンギングバスケットでも活躍します。秋になると花数が増え、花色は青紫です。

ツルウリクサ (T. concolor var. formosana)

Photo by cultivar413

コンカラーの変種で、沖縄島北部及び宮古島に分布しています。環境省レッドリストの絶滅危惧IA類に指定されています。

フルニエリとコンカラーの主な交雑種

交雑種は、「サマーウェーブ」シリーズ、「ムーン」シリーズなど多くの品種があります。どれも種ができない品種のため、苗で栽培します。

サマーウェーブ

Photo by 阿橋花譜 KHQ Flower Guide

サントリーフラワーズが開発し、病気や暑さに強い品種に改良しました。一年草で、花色が豊富です。草丈が20cmほどで、ほふく性があります。形が乱れたら整える程度で、切り戻しの手間が省ける品種です。

ムーン

Photo by 阿橋花譜 KHQ Flower Guide

トレニアには貴重な黄色が揃っており、花色が豊富です。花つきがよく、生育も旺盛のため1株でも大きく見えます。ほふく性ですが、ボリュームがでるほどの高さがあります。

次のページでは、トレニアの育て方をご紹介します。

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