レイズドベッドの作り方【体験談】
手入れしやすいサイズに
ここからは、具体的にレイズドベッドの作り方をご紹介します。まず、キュウリ、トマト、ナス、オクラなど育てたい野菜をピックアップし、輪作を考慮して4つのレイズドベッドを作ります。周りから手が届きやすいサイズとして約1m四方を目安とし、1辺にコンクリートブロックを3個ずつ並べます。
枠を重ねて高く
ブロック枠の中にさらに深さを出すために、ホームセンターで見つけた、土のう袋をメッシュにしたような素材の黒いレイズドベッド枠を設置し、その周りを木製の花壇柵でカバーしています。あとは既述の作り方の通り、軽石を底に敷き、その上に野菜用の培養土を乗せ、苗を植えます。黒い枠の中は野菜の苗、ブロック枠と黒い枠の間は虫除けの為のハーブ苗です。
アーチを使って立体的なポタジェに
支柱代わりにアーチをそれぞれのレイズドベッドをつなぐように渡し、キュウリやクレマチスのトンネルを作っています。また、野菜と一緒にコンパニオンプランツのマリーゴールドやカモミールも植えることで、ガーデニングの一部として、見た目も華やかなポタジェとなります。なるべく身近な材料を使って簡単なDIYをしましょう。
レイズドベッドのDIYアイデア
SNSではいろいろ工夫を凝らした手作りレイズドベッドが紹介されているわね。参考に見てみましょう。
たるにブルーベリーを
こちらの庭では、普通の木製のレイズドベッドのほかに、たるを使ってブルーベリーの苗を植えています。たるは、おしゃれな庭のアクセントになるうえ、深さに余裕があるので根がしっかり張れます。ガーデニング気分でレンガの小道をたどって行う畑作業は楽しそうですね。
大きな古タイヤを再利用
こちらは廃タイヤをレイズドベッドに再生したアイデアです。別用途だった廃材を使って、ガーデニングに生かすワザは今や定番です。少しジャンクな雰囲気がかえっていい味を出しています。廃タイヤさえあれば、簡単に真似できそうです。
バスケット風にかわいらしく
こちらは立てた棒に籐を編み込んだバスケット風のレイズドベッドです。ハーブや華奢な花を植えると、フラワーバスケットのようでよく似合います。こんな素敵なコーナーがあると、誰かに見せたくなる庭に変身しそうです。
まとめ
まだ聞きなれない方も多いレイズドベッドについてご紹介しました。畑がおしゃれになるうえ、水はけがよくなり、スマートに作業ができると、レイズドベッドはいいことずくめの家庭菜園法です。省スペースでも簡単なDIYで作れるので、ぜひ自宅の庭に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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出典:筆者撮影