北海道で定番の「落葉きのこ」とは?見分け方やおすすめレシピを紹介!

北海道で定番の「落葉きのこ」とは?見分け方やおすすめレシピを紹介!

「落葉きのこ」を知っていますか?ハナイグチとも呼ばれ、地元の人から愛され、きのこ好きを魅了する隠れた人気のきのこなのです。その味は、なんとマツタケをも越えるともいわれています。「落葉きのこ」の特徴や採取の方法、おすすめの食べ方などをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.落葉きのことは
  2. 2.落葉きのこの探し方
  3. 3.落葉きのこの気になる味は
  4. 4.落葉きのこの下処理
  5. 5.落葉きのこにおすすめなレシピ
  6. 6.まとめ

落葉きのこの下処理

泥や落ち葉をきれいに落とす

落葉きのこに限らず、採ってきたきのこを食べる際には必ず下処理が必要です。くっついた土や泥、落ち葉などをきれいに落とす作業が必要となります。汚れがひどい場合は、流水でさっと流してしまいましょう。ジャブジャブと洗う必要はありません。洗い過ぎると、きのこの風味が消えてしまうため、やさしく軽く洗い流すようにしましょう。

虫だしをする

美味しいきのこを好むのは、人間だけではありません。虫もきのこを好物としているのです。調理する前には必ず「虫だし」という作業が必要です。落葉きのこに付いている虫は、小さく、かさの裏側の部分や、柄の部分などに隠れているため、肉眼で見つけることは難しいです。虫だしは難しい作業ではありませんので、しっかり行ってから美味しくいただきましょう。

虫出しのやり方

  1. ざるにとって、水を切り、柄の部分を切り落とします。
  2. 大きめのボールに塩水を張り、きのこを浮かべ、30分程この状態で置きます。
  3. 水を捨て、きのこをざるに取り、再度流水でさっと流します。
  4. 沸騰した水の中に入れ、1分ほど湯がきをします。
これで完了です。虫を完全に取り去れなくても、加熱処理すれば害はないので安心してください。

落葉きのこにおすすめなレシピ

落葉きのこは美味しく、調理しやすいきのこなので、さまざまな方法で食べることができます。人気の調理法をご紹介しますが、こちらを参考にして、アレンジレシピを考えるのも楽しいものです。バリエーションを広げてみるのもよいでしょう。

味噌汁

落葉きのこの食べ方としてポピュラーで人気なのは、やはり味噌汁です。きのこの風味を削がないように、他の具材はシンプルなものを選びましょう。味噌汁の他に、スープなどに入れて、洋風なアレンジを加えても楽しめます。

酢の物

さっぱりとした食べごたえを味わいたい場合は、酢の物がおすすめです。大根おろしなどと一緒にあえるのもよいでしょう。ポン酢などで味わってみても美味しく食べることができます。

瓶詰め

「落葉きのこをできるだけ長く楽しみたい」という方におすすめの食べ方は、瓶詰めです。瓶詰めにすると、調理に使いたいときにすぐ取り出せるので便利です。以下の方法を参考にする場合、約1週間ほど保存できます。

瓶詰めの方法

Photo bymanfredrichter

  1. 鍋に水を張り、沸騰したら塩を入れます。落葉きのこを鍋の中に入れ、そのまま20分待ちます。
  2. 20分経ったら、煮沸消毒した瓶の中に、煮汁ごと落葉きのこを入れます。
  3. できるだけ、瓶いっぱいになるように煮汁を入れるのがポイントです。
  4. 熱が冷めたら、冷蔵庫にて保存します。

揚げ物

Photo by shrk

落葉きのこは揚げ物にしても美味しく食べられます。ぬめり気がある落葉きのこを、さくっと上手に揚げるコツは、表面をキッチンペーパーで拭き取り、水気を取ってから揚げることです。このようにすれば、表面がサクッっと揚がり、中はフカフカで美味しく仕上がります。

まとめ

Photo bycocoparisienne

落葉きのこについてご紹介しました。今回紹介したのは、基本の食べ方ですが、こちらを参考にしながら、ぜひいろいろな料理に活用してみましょう。アレンジレシピを作って、魅力あふれる落葉きのこを周りに広めてみてはいかがでしょうか?

ayan2480
ライター

ayan2480

自然大好きライター。癒しのあるスローライフって素敵です。

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