米麹甘酒の作り方【炊飯器】
米麹の甘酒は、身の回りの道具で作れます。手順やコツを知っておくと、おいしい米麹の甘酒が完成しますよ。いつもはご飯を炊く炊飯器は、甘酒作りの基本アイテムです。
ボタニ子
ノンアルコールの米麹甘酒なら、幅広い世代で楽しめるね。親子で作ってみるのもおすすめだよ!
作り方①用意するもの
用意するもの
- 保温機能付き炊飯器
- 温度計
- ふきん
- お米:1合分
- 米麹(乾燥):300g
ふきんは米麹を発酵させるあいだにほこりが入らないように炊飯器にかぶせるため、清潔なものを用意してください。お米は、もち米やうるち米にするとよりもっちりとした仕上がりが叶います。
作り方②ご飯を炊く
まずは、炊飯器のおかゆモードでお米を炊きます。おかゆモードがない炊飯器の場合は、水の分量を多くしていつもよりやわらかめに炊きましょう。
作り方③温度を調整して米麹を入れる
ご飯が炊けたら、60℃になるように混ぜながら温度を調整します。温度が60℃になったところに米麹を加えたら、全体的によく混ぜます。60℃以上になると麹菌が死滅してしまうため、高い温度のまま米麹を加えないよう気をつけるのがコツですよ。
作り方④6時間~8時間保温する
温度が60℃にキープできたら、濡れふきんを炊飯器の内釜にかけて6時間~8時間保温します。保温しているあいだは、1回~2回全体をまんべんなくかき混ぜてムラなく発酵できるようにしましょう。発酵が終わったら完成です。
ボタニ子
できあがったら、清潔な容器で保存しよう。冷蔵庫でおよそ1週間保存できるよ。
ボタ爺
サラッとした口当たりが好みだったら、水やお湯で少し薄めて飲んでみるとよいぞ!
米麹甘酒の作り方【ヨーグルトメーカー】
ヨーグルトメーカーでも、米麹甘酒が作れます。保温時間や温度を設定できるため、炊飯器より手軽に作れるのがうれしいポイントです。
作り方①用意するもの
用意するもの
- ヨーグルトメーカー(60℃の温度設定ができるもの)
- ご飯:200g
- 水:500mL
- 米麹(生):200g
ヨーグルトメーカーは温度設定ができるため、温度計は必要ありません。ご飯はやわらかく炊いたものを用意しましょう。
作り方②材料を入れて発酵させる
作り方はとても簡単です。用意した材料をすべてヨーグルトメーカーに入れて、60℃で8時間ほど保温したら甘酒の完成です。ヨーグルトメーカーに甘酒コースがある場合は、それを使いましょう。保温する時間が長ければ長いほど甘みが増しますよ。
甘酒のおすすめの飲み方
自家製の米麹甘酒が作れたら、アレンジして飲んでみましょう。米麹甘酒の新しい一面を発見できるかもしれません。
おすすめの飲み方①トマトジュース
トマトジュースには独特の酸味がありますが、甘酒と混ぜて飲むと酸味がまろやかになります。また、トマトジュースとを混ぜることで甘酒の後味がすっきりとするため、甘酒の甘みが苦手な人にもおすすめです。
おすすめの飲み方②豆乳
甘酒と豆乳を混ぜる飲み方も人気があります。甘酒の甘さに豆乳のクリーミーさがあわさって、甘酒単体よりもおいしいと高い評価を得ています。豆乳をプラスすると腹もちがよくなるため、ダイエット中にもぴったりといえるでしょう。
おすすめの飲み方③ほうじ茶
甘酒とほうじ茶は相性がよく、アイスでもホットでもおいしく飲めます。濃いめにいれたビターなほうじ茶と混ぜたり、ラテのように茶葉を煮出したりなど、ほうじ茶だけでも飲み方に変化をつけられますよ。好みの濃さを見つけてみましょう。
おすすめの飲み方④ヨーグルト
甘酒もヨーグルトもどちらも発酵食品で、相性が抜群です。甘酒の分量が多いとサラッと飲め、ヨーグルトの分量が多いと食べ応えがあります。甘酒ヨーグルトにフルーツをトッピングすると、簡単で栄養価の高い朝ごはんの完成です。
おすすめの飲み方⑤ココア
寒い日に飲むココアに甘酒をプラスすると、栄養価がアップします。ココアのコクが甘酒に味わい深さを与え、おもてなしにも使える飲み物に変身しますよ。ココアの香りが甘酒のクセをマイルドにして、より飲みやすくなるのもポイントです。いつもの甘酒に飽きてしまったときは、まずはココアを混ぜてみましょう。
米麹甘酒を生活に取り入れてみよう!
甘酒は健康効果が高く、ダイエットや美容にも効果的と注目されています。特に米麹甘酒はアルコール分を含まず、幅広い世代で味わえます。炊飯器やヨーグルトメーカーを使えば自宅でも簡単に作れるため、ぜひ試してみてくださいね。お気に入りの飲み方も見つけてみましょう。
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出典:写真AC