1月23日の誕生花は何?特徴・花言葉や誕生石に記念日もご紹介!

1月23日の誕生花は何?特徴・花言葉や誕生石に記念日もご紹介!

1月23日の誕生花は、縁起のいい姿で人気の「マンリョウ」です。特徴や育て方について、くわしく見ていきましょう。マンリョウ以外の誕生花や誕生石、この日に生まれた有名人など、1月23日にゆかりのあるものもあわせてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.1月23日の誕生花は?
  2. 2.マンリョウの特徴2選
  3. 3.マンリョウの育て方
  4. 4.1月23日の誕生花(マンリョウ以外)
  5. 5.1月23日にゆかりのあるもの
  6. 6.マンリョウはギフトにぴったり

1月23日の誕生花は?

1月23日の誕生花は「マンリョウ」

出典:写真AC

江戸時代から庶民の間で親しまれてきた「古典園芸植物」、マンリョウが1月23日(1/23)の誕生花です。あざやかな赤色をした、大きな実が印象的です。縁起のいい名前と華やかな姿から、正月飾りとして床の間に飾られたり、金運を高める木として庭先に植えられたりします。夏に開花する花は白く可憐で、濃いグリーンの葉とのコントラストも美しい庭木ですよ。鉢植え向けの品種が開発されてからは、鉢での栽培にも人気です。

名前 マンリョウ(万両)
別名 ハナタチバナ(花橘)
園芸分類・形態 花木・低木
原産地 日本、朝鮮半島、中国など
開花の時期 7月
花の色
暑さ / 寒さ 強い / 普通
特徴 日陰でも育つ、常緑性、開花期が短い

マンリョウの特徴2選

特徴①実のようすからつけられた名前

出典:写真AC

赤い実を価値のあるものとして名付けられた「センリョウ(千両)」という植物があります。マンリョウはそのセンリョウよりもさらに実が大きいことから、「千」よりも価値のある「万」のついた、「マンリョウ(万両)」という名前になりました。真冬に赤く美しい実をたくさんつけるようすが、裕福な印象を抱かせたのですね。

特徴②おめでたい印象の花言葉

出典:写真AC

マンリョウの花言葉は「言祝ぎ(ことほぎ)」「慶祝」です。正月飾りとして飾るのにぴったりの、おめでたい花言葉ですね。盆栽仕立ての小さな鉢は、お祝いのギフトとしても人気があります。グリーンの葉や赤い実のかわいらしい姿が、玄関先や部屋の雰囲気を華やかにしてくれますよ。

マンリョウの育て方

出典:写真AC

マンリョウは古くから栽培されており、日本の気候にもよくあった植物です。水やりや肥料の手間も少なく、庭木の栽培に不慣れな人でも、比較的簡単に育てられますよ。「栽培環境」や「水やり」「植え付け」など、栽培方法のポイントをくわしく解説していきましょう。

育て方①栽培環境

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マンリョウの栽培には明るい日陰で、強い風の当たらない場所が適しています。自生地の環境に近付けることが、元気に育てるコツですよ。鉢植えは年間をとおして屋外に置き、春と秋は半日陰、夏は直射日光の当たらない場所、冬は強風の当たらない場所で管理しましょう。土壌は腐植質に富んだ、水はけのいいものを好みます。

育て方②水やり・肥料

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マンリョウはあまり水やりを必要としない植物です。庭植えの場合しっかりと根付いたのを確認した後は、自然に降る雨に任せていいでしょう。鉢植えも極端な乾燥状態にだけ気をつけて、表土が乾いたらその都度水を与えます。肥料は庭植え・鉢植えいずれの場合でも、ほとんど必要ありません。苗で購入して株を大きく育てたい場合は、2月中旬~3月に緩効性化成肥料を施すのがおすすめです。

育て方③植え付け・植え替え

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マンリョウは根腐れを起こしやすいので、水はけのいい土で育てましょう。市販されている培養土のほか、赤玉土と腐葉土、鹿沼土を配合したものでもよく育ちます。鉢植えは2年に1回のペースで、ひとまわり大きな鉢への植え替えが必要です。4月~5月の晴れた日を選んで行いましょう。細根が少ないため、誤って根を切ってしまわないように注意してくださいね。

育て方④仕立て直し

出典:写真AC

マンリョウは枝数が少ないため、剪定の必要はありません。ただ長期間育てていると下葉が落ちて腰高になり、不格好になることがあります。そういった場合は葉のついた部分と茎が同じ長さになる位置で、とり木して仕立て直しするのがおすすめです。5月~6月に樹皮をはぎ、十分にしめらせた水ゴケを巻いてポリシートで包みます。鉢に植え付けるのは、秋に発根してからです。

1月23日の誕生花(マンリョウ以外)

出典:写真AC

1月23日の誕生花は、マンリョウだけではありません。ここでは複数ある誕生花の中から、可憐な花姿で春を告げる「フクジュソウ」と、花はもちろんシルバーリーフも観賞価値のある「シロタエギク」について、特徴や花言葉を見ていきましょう。それぞれ幸福感にあふれた、素敵な花言葉を持った花ですよ。

1月23日の誕生花①フクジュソウ

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フクジュソウ(福寿草)は早春に開花する、華やかな黄色が愛らしい花です。旧暦の正月の頃(現在の2月)に花を咲かせはじめるころから、「ガンジツソウ(元日草)」「ツイタチソウ(朔日草)」とも呼ばれます。根はゴボウのようにたくましく、薬用としても使われます。花言葉も「幸福」「しあわせを招く」「永久の幸福」と、どれもギフトにぴったりです。名前がおめでたいので、正月飾りにもよく利用されますよ。

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1月23日の誕生花②シロタエギク

出典:写真AC

シロタエギク(白妙菊)は南ヨーロッパ原産の多年草です。白く粉をふいたような葉や茎はシルバーリーフと呼ばれ、花と同じく観賞価値があります。ハボタンやパンジーなどと寄せ植えをすると、素敵な冬花壇になりますよ。「ダスティーミラー」という別名も、ロマンティックで素敵ですね。花言葉は控えめな花姿にぴったりな、「あなたを支える」「おだやか」です。

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1月23日にゆかりのあるもの

出典:写真AC

最後は誕生石や記念日など、1月23日にゆかりのあるものを見ていきましょう。今日が誕生日のエドアール・マネは、19世紀のフランス人画家です。それまでの形式にとらわれない自由で個性的な色彩が特徴で、印象派の創設に多大な影響を与えました。その功績から、「近代美術の父」とも呼ばれていますよ。代表作は「草上の昼食」「オランピア」「笛を吹く少年」などです。

1月23日の誕生石

出典:写真AC

1月23日の誕生石は「アレキタイプ・ガーネット」です。ガーネットの変種で、自然光では青緑色、人工光では赤紫色に変化するという「変色効果」を持ちます。誕生石の中でも特に希少な石で、アクセサリーとしての流通も多くはありません。ギフトにするのはやや難易度が高いですが、神秘的な美しさでファンの多い宝石ですよ。

1月23日生まれの有名人

出典:写真AC

1月23日生まれ(星座はみずがめ座)の有名人は、以下のような人々です。東京都出身の湯川秀樹さんは、日本で初めてノーベル賞を受賞した理論物理学者です。中間子理論構想を発表し、実際に中間子が発見されるより10年以上も早く、その存在を予言していました。

  • エドアール・マネ(フランスの画家)
  • 湯川秀樹さん(理論物理学者)
  • 葉加瀬太郎さん(ヴァイオリニスト)

1月23日の出来事・記念日

出典:写真AC

アーモンドの日

1月23日は「アーモンドの日」です。カリフォルニア・アーモンド協会が2008年に制定しました。日本人の成人女性は、1日あたり約23粒がアーモンドの摂取目安量です。そのことから、「1(日)23(粒)」で1月23日が記念日となりました。栄養の豊富なアーモンドは、近年ミルクやチョコレートなどでの食べ方も注目されていますね。

マンリョウはギフトにぴったり

出典:写真AC

マンリョウは真っ白な花とあざやかな赤い実、グリーンの葉が美しい庭木です。日本の環境に適応しているため栽培も比較的簡単で、初心者でも扱いやすいのが魅力です。盆栽や小さな鉢植えでの流通も多いので、ギフトとしても人気があります。「言祝ぎ」「慶祝」といった花言葉も、大切な人に贈りたくなるポジティブなフレーズですね。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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