10月26日の誕生花!特徴や育て方・誕生石にゆかりの有名人もご紹介!

10月26日の誕生花!特徴や育て方・誕生石にゆかりの有名人もご紹介!

10月26日の誕生花は、グリーンカーテンにも人気の「ツンベルギア」です。特徴や育て方について、くわしく解説します。ツンベルギア以外の誕生花や誕生石、記念日など、10月26日にゆかりのあるものもあわせて学んでいきましょう。

記事の目次

  1. 1.10月26日の誕生花は?
  2. 2.ツンベルギアの特徴2選
  3. 3.ツンベルギアの育て方
  4. 4.10月26日の誕生花(ツンベルギア以外)
  5. 5.10月26日にゆかりのあるもの
  6. 6.まとめ

10月26日の誕生花は?

10月26日の誕生花は「ツンベルギア」

Photo by Starr Environmental

アサガオのようにつるを伸ばし、カラフルな花を咲かせるツンベルギアが、10月26日(10/26)の誕生花です。熱帯・亜熱帯を中心に100種類ほどが分布し、草丈の低いものやつる性のものがガーデニングでは人気があります。育て方が比較的簡単で、開花期が長いのも魅力です。葉もよく茂るので、夏場のグリーンカーテンにも向いていますよ。

名前 ツンベルギア
別名 ヤハズカズラ(矢筈葛)
園芸分類・形態 熱帯植物・多年草
原産地 アジア、アフリカ
開花の時期 5月~10月
花の色 オレンジ、白、黄色、青、紫
暑さ / 寒さ 強い / 弱い
特徴 常緑性、開花期が長い

ツンベルギアの特徴2選

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ツンベルギアという花名は、スウェーデンの学者が由来です。日本での滞在歴もある人物で、鎖国期の日本文化にも大きな影響を残した人物ですよ。花言葉は印象的な花姿にちなんだ、情熱的で素敵なメッセージがつけられています。花色が変わっても花言葉は同じなので、ギフトには相手の好きな色の花を選びたいですね。

特徴①学者の名前にちなんだ花名

Photo by tgrauros

ツンベルギア(Thunbergia)という名前は、スウェーデンの植物学者カール・ツンベルクにちなんでつけられたものです。ツンベルクはオランダ商館付の医師として、長崎の出島で1年間過ごしていたこともあります。日本の蘭学や植物学の発展に寄与した、ゆかりのある人物ですよ。ハート形の葉が矢筈(弓矢の部位)に似ていることから、「ヤハズカズラ(矢筈葛)」という名前でも知られています。

特徴②ギフトにぴったりの花言葉

Photo by Starr Environmental

ツンベルギアの花言葉は「黒い瞳」「美しい瞳」です。花芯にある黒点が、チャーミングな瞳のように見えることからつけられました。印象的な瞳を持つ女性に、ギフトとして贈りたくなりますね。つる性という性質から、ギフトはブーケや切り花といった形式よりも、アレンジメントや鉢植えがおすすめですよ。ハンギングバスケットも素敵です。

ツンベルギアの育て方

Photo by Starr Environmental

ツンベルギアは非常に育てやすい植物です。多少日照量が足りない場所でもすくすく育ち、水やりや肥料の手間もそれほどかかりません。成長がとても速いので、こまめな鉢増しや剪定を行って、のびのびと育ててあげましょう。ここからは栽培環境や植え付けなど、くわしいポイントについての解説です。

育て方①栽培環境

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ツンベルギアは日光を好みます。半日陰でも開花はしますが花数が少なくなるので、なるべくたっぷり日に当てて育てるといいでしょう。株姿を整えるための強剪定は、10月ごろまで行えます。特につる性の園芸品種は生育旺盛で、つるの誘引と混み入った枝の間引きが必要不可欠です。

育て方②水やり・肥料

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ツンベルギアを庭植えで育てる場合、水やりはほとんど必要ありません。根付いたあとは自然に降る雨に任せ、夏場や日照り続きなどで極端に乾いたときだけ与えれば十分です。鉢植えも表土が乾いてから水やりをしてくださいね。冬は乾かし気味に管理します。肥料は春~秋の成長期に、緩効性の置き肥を施しましょう。

育て方③植え付け・植え替え

Photo byMIH83

ツンベルギアの栽培には、水はけのいい土が適しています。赤玉土と腐葉土の配合土や、市販されている草花用の培養土を使いましょう。植え替えは、2年に1回行います。時期は春が適期です。生育旺盛な品種は根詰まりを起こしやすいので、成長にあわせて鉢増しをしてくださいね。

育て方④挿し木・種まき

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ツンベルギアは挿し木と種まきで簡単に増やすことが可能です。挿し木は5月~7月ごろ、種まきは4月~5月が適しています。どちらも新しく清潔な用土を使うことが、成功させるコツですよ。種から育ててもあっという間に成長し、その年の夏のうちに開花します。

10月26日の誕生花(ツンベルギア以外)

Photo by Dinesh Valke

10月26日の誕生花は、ツンベルギア1種類ではありません。複数ある誕生花の中から、ここでは世界中で葉菜や薬草として用いられてきた「スイバ」と、可憐な花姿と荒地でも育つたくましさが魅力の「クマツヅラ」について、特徴や花言葉を見ていきましょう。

10月26日の誕生花①スイバ

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スイバ(酸葉)は北半球の温帯に分布する多年草です。春~初夏にかけて、赤みを帯びた小さな花をたくさん咲かせます。葉に酸味があるので、「酸い葉」の名前がつきました。ヨーロッパでは古くから葉菜として利用され、古代エジプトでも薬草として用いられた歴史があります。花言葉は「愛情」「親愛の情」「忍耐」です。

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10月26日の誕生花②クマツヅラ

Photo by liesvanrompaey

クマツヅラはヨーロッパや日本各地に分布している花です。荒れ地や道ばたでもすくすくと育つ丈夫さが特徴で、小さくて白い花をたくさんつけます。ヨーロッパでは、ハーブとしても用いられていますよ。花言葉はそうしたハーブとしての印象から、「心を奪われる」「魔法」「魅惑」です。アロマオイルやハーブティーなど、ギフトにしやすい雑貨がたくさんあるのも嬉しいですね。

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10月26日にゆかりのあるもの

Photo by ohenclub

最後に誕生石や記念日、この日に生まれた有名人など、10月26日にゆかりのあるものを紹介しましょう。今日が誕生日の岩崎京子さんは、東京都出身の児童文学作家です。「十二支のはじまり」「けいたのボタン」など多くの作品で知られ、中でも昔話の「かさこじぞう」は、小学校低学年の国語の教科書に掲載されていたこともありますよ。

10月26日の誕生石

Photo by Mauro Cateb

10月26日の誕生石は「タイガーアイ・クォーツ」です。その名前のとおり、トラの瞳のような見た目をしています。古代エジプトやローマ、インドなど、世界各地で古くから愛された宝石です。肌馴染みのいい色合いなので、男性が身につけても違和感がありません。女性はもちろん、男性へのギフトにもおすすめですよ。

10月26日生まれの有名人

Photo byblickpixel

10月26日生まれ(星座はさそり座)の有名人は以下のような人々です。ジョルジュ・ダントンは、フランス革命で活躍した政治家のひとりで、弁護士でもありました。戯曲や映画、小説など、多くの芸術作品のモチーフにもなっていますよ。

  • ジョルジュ・ダントン(フランスの革命指導者)
  • 岩崎京子さん(児童文学作家)
  • 北方謙三さん(小説家)

10月26日の出来事・記念日

Photo by やまある

きしめんの日

10月26日は「きしめんの日」です。愛知県の製麺工業協同組合が制定しました。食欲の秋である10月と、つ(2)る(6)つるとした食感であることにちなんだものです。薄くて平べったく、のどごしのいいきしめんは、名古屋名物としてとても人気がありますね。江戸時代の浮世草子「好色一代男」にも、その名前が登場しますよ。

サーカスの日

10月26日は「サーカスの日」でもあります。1871年、東京都九段下にフランスのスリエサーカスがやってきたことにちなんだ記念日です。西洋サーカスの巡業は日本初のことで、当時大変な人気を博しました。その後、大正時代~明治時代にかけて、日本でもたくさんのサーカス団が誕生したといわれています。

まとめ

Photo by titanium22

初夏~秋にかけてカラフルな花を咲かせ続けるツンベルギアは、丈夫で育てやすく、ガーデニング初心者でも扱いやすい花です。鉢植えや花壇での栽培はもちろん、グリーンカーテンに仕立てて平面的に花を楽しむことも可能です。夏の暑さにも負けずにぐんぐんとつるを伸ばす姿は、あたりの雰囲気をぱっと明るいものにしてくれますよ。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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