12月2日の誕生花は?特徴・育て方や誕生石に記念日もご紹介!

12月2日の誕生花は?特徴・育て方や誕生石に記念日もご紹介!

12月2日の誕生花は、ふっくらとした形が特徴的な「キンギョソウ」です。名前の由来や花言葉、育て方などについて解説します。キンギョソウ以外の誕生花や誕生石、記念日など、12月2日にゆかりのあるものもあわせて見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.12月2日の誕生花は?
  2. 2.キンギョソウの特徴2選
  3. 3.キンギョソウの育て方
  4. 4.12月2日の誕生花(キンギョソウ以外)
  5. 5.12月2日にゆかりのあるもの
  6. 6.花壇の主役にもおすすめ

12月2日の誕生花は?

12月2日の誕生花は「キンギョソウ(白色)」

Photo byOrnaW

あざやかな色彩とカラーバリエーションの豊富さで人気のキンギョソウ(白色)が、12月2日(12/2)の誕生花です。金魚をイメージさせる愛嬌のある花から、ほんのりと甘い香りをただよわせます。園芸品種が非常に多く、草丈1mを越える高性種からふっくらと茂る小型種まで、切り花や花壇で幅広く利用されていますよ。品種や色によってがらりと印象が変わるので、ガーデニングにとても人気の高い花です。

名前 キンギョソウ(金魚草)
別名 スナップドラゴン
園芸分類・形態 草花・多年草
原産地 地中海沿岸
開花の時期 4月~6月 ※ほぼ周年開花
花の色 赤、白、ピンク、オレンジ、黄色
暑さ / 寒さ 強い / 強い
特徴 開花期が長い、香りがある

キンギョソウの特徴2選

特徴①花姿にちなんだ名前

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キンギョソウ(金魚草)という花名は、そのユニークな花姿が由来です。ぷっくりと膨らんだ愛らしい花は、確かに金魚のように見えますね。属名は「アンテリナム(Antirrhinum)」と呼ばれますが、こちらはギリシャ語で「鼻に似ている」という意味です。また、英名では「Snapdragon:かみつきドラゴン」という名前でも知られています。地域によって花姿から連想するものが異なっている、魅力的な花といえるでしょう。

特徴②花言葉もユニーク

Photo bymanfredrichter

キンギョソウの花言葉は、「おしゃべり」「でしゃばり」「おせっかい」です。金魚がたくさん集まって、口をぱくぱくさせているようすからイメージされました。手入れも簡単でかわいらしく切り花や鉢植えの流通も多い花ですが、ネガティブなメッセージを持つことからギフトとして贈るのは避けたほうが無難でしょう。なお、花色ごとの花言葉はつけられていません。

キンギョソウの育て方

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キンギョソウは種からでも育てやすく、ガーデニングシーンで高い人気を持つ花です。園芸品種によって草丈や花色、咲きぶりもさまざまなので、花壇のサイズや演出したい雰囲気にあわせて育てる品種を選べますよ。栽培環境や水やり、肥料など、それぞれの手順についてくわしく学んでいきましょう。

育て方①栽培環境

Photo byMetsikGarden

キンギョソウの栽培には、日光と水はけのいい土壌が必要です。日陰や湿気の多い場所では開花も鈍くなるので、たっぷりと日に当てて育ててくださいね。反面、乾燥にはとても強く高台や傾斜地などでもよく育ちます。暑さにも寒さにも比較的耐え、初心者でも簡単に栽培できる花ですよ。ただし、湿気が苦手で梅雨時に弱りやすいため、日本では夏越しさせずに毎年種まきをして株を更新するのが一般的です。

育て方②水やり・肥料

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キンギョソウを育てる場合、種まき~育苗中には乾かさないように注意しましょう。その後は乾燥気味でも問題なく育ちます。葉がしおれるくらいに乾いてから水を与える程度で十分です。成長が早く徒長しやすいため、庭植えの場合はほとんど肥料が必要ありません。しかしながら軟弱な鉢植え苗は倒れたり病害虫の被害を受けたりするので、様子を見ながら薄い液体肥料を施します。鉢植えであれば、春と秋が適期です。

育て方③植え付け・植え替え

Photo by 渡辺 真一

キンギョソウの栽培は、用土にそれほど神経質になる必要はありません。市販されている草花用培養土を利用し、堆肥や腐葉土を混ぜて水はけを向上させるといいでしょう。植え付けの適期は春と秋で、ポットで育苗した苗を使います。梅雨の時期の湿気に弱く夏越しは難しいため、植え替えは行わず一年草としたほうが扱いやすいでしょう。

育て方④花がら摘み

Photo by Dakiny

キンギョソウは開花期間が長く、ひとつの株に次々と新しい花をつけるのが特徴です。ただし、枯れた花がらを放っておくと種を作ることに栄養を奪われ、花つきが悪くなってしまいます。長く花を楽しむには終わった花や枯れた葉などをこまめに摘み取るのが重要ですよ。通気性がよくなり、病気や害虫の防止にも役立ちます。

12月2日の誕生花(キンギョソウ以外)

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12月2日には、キンギョソウ以外にも誕生花が複数あります。ここではその中から、鉢花や生け花の花材として人気の「シネラリア」「ヘリコニア」の2種類について見ていきましょう。どちらもあざやかな花色と、前向きな花言葉が特徴ですよ。

12月2日の誕生花①シネラリア

Photo byTaniaNew

シネラリアはかわいらしい小花をこんもりと密集させて咲かせる、室内用鉢花として人気の花です。冬~春にかけて開花するため、「いつも快活」「喜び」といった明るいイメージの花言葉がつけられました。扱いやすいサイズで花姿も愛らしいものの、日本ではその名前が「死」を連想させるという理由で、ギフトには向かないとされています。花にくわしい人への贈りものとしては、避けたほうが無難でしょう。

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12月2日の誕生花②ヘリコニア

Photo by titanium22

ヘリコニアは熱帯アメリカを原産とする花で、まるでオウムのくちばしのような花序(かじょ)が特徴です。日本では「オウムバナ(鸚鵡花)」とも呼ばれます。すらりとスタイリッシュな花姿は、アレンジメントや鉢植えなどのギフトはもちろん、生け花の花材としても人気がありますよ。花言葉は「注目」「脚光」「独特な個性」など、そのユニークさからイメージされたものばかりです。

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12月2日にゆかりのあるもの

Photo by12019

最後は誕生石や記念日など、この日にゆかりのあるものをご紹介します。今日が誕生日のマリア・カラスは、ギリシャ系アメリカ人のオペラ歌手です。「ランメルモールのルチア」「マクベス」「椿姫」「トゥーランドット」など多くのレパートリーを持ち、20世紀最高のソプラノ歌手と名高い女性ですよ。その人気は、「マリアカラス」と名付けられた大輪のバラが存在することからもうかがえますね。

12月2日の誕生石

出典:写真AC

12月2日の誕生石は「ブラック・コーラル」です。光沢のある漆黒が美しい宝石で、「海のオニキス」という名前でも呼ばれます。石の流通も多く、男女問わずギフトにとても人気があります。シックでクールな色合いが、大人のおしゃれにぴったりですね。慶弔時に身につけるアクセサリーとしても広く利用されていますよ。

12月2日生まれの有名人

Photo byblickpixel

12月2日生まれの有名人には、以下のような人々がいます。星座はいて座、明るく前向きで、好奇心旺盛な人が多いそうですよ。

  • ジョルジュ・スーラ(フランスの画家)
  • マリア・カラス(ギリシャのオペラ歌手)
  • ジャンニ・ヴェルサーチ(イタリアのファッションデザイナー)

12月2日の出来事・記念日

Photo by steamXO

任天堂のゲーム機発売

12月2日は、ゲーム会社の任天堂(にんてんどう)のゲーム機が発売された日です。2004年には携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」が、2006年には家庭用ゲーム機「Wii」が販売を開始されました。どちらも12月初旬の発売となったのは、クリスマスを見込んでのことでしょう。同社の人気キャラクター「マリオ」や「ポケットモンスター」などのカラーリングが施された、限定モデルがあるのもファン心をくすぐりますね。

花壇の主役にもおすすめ

Photo by Dakiny

まっすぐに上に伸びた花茎にふっくらとした形の花をたくさん咲かせるキンギョソウは、愛嬌のある花姿と華やかな色彩で花壇をにぎやかに彩ってくれます。暑さ・寒さにも強く初心者でも育てやすいので、花壇の主役とするのにもおすすめの花ですよ。ほとんど通年で花を咲かせ続ける点も、魅力的なポイントですね。太陽を浴びて風に花を揺らすようすは、見る人に元気を与えてくれるでしょう。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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