12月24日の誕生花は?名前の由来や花言葉・育て方をご紹介!

12月24日の誕生花は?名前の由来や花言葉・育て方をご紹介!

クリスマスイヴである12月24日の誕生花は「サンダーソニア」です。特徴や育て方について、くわしく解説していきます。サンダーソニア以外の誕生花や誕生石、この日に生まれた有名人など、12月24日にゆかりのあるものもあわせて見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.12月24日の誕生花は?
  2. 2.サンダーソニアの特徴2選
  3. 3.サンダーソニアの育て方
  4. 4.12月24日の誕生花(サンダーソニア以外)
  5. 5.12月24日にゆかりのあるもの
  6. 6.サンダーソニアで真心伝わるギフトを

12月24日の誕生花は?

Photo by nubobo

12月24日の誕生花は「サンダーソニア」

つややかなグリーンの葉とあざやかなオレンジ色の花が印象的なサンダーソニアが、12月24日(12/24)の誕生花です。南アフリカ原産の球根植物で、日本の気候にはやや適性が低いものの、花姿のかわいらしさから、近年アレンジメントやブーケといったギフトシーンでの需要が高まっています。ベル状の花姿から連想された花言葉も、大切な人に贈りたくなりますよ。

名前 サンダーソニア
別名 クリスマスベル、チャイニーズランタン
園芸分類・形態 球根・多年草
原産地 南アフリカ
開花の時期 6月~7月
花の色 黄色、オレンジ
暑さ / 寒さ やや弱い / やや弱い
特徴 落葉性

サンダーソニアの特徴2選

特徴①名前の由来は2説あり

出典:写真AC

サンダーソニア(Sandersonia)という名前には、ふたつの説が伝えられています。ひとつはこの花を発見したジョン・サンダーソンという人物にちなんだという説、もうひとつはサンダーソニアの仲間に健康増進効果を持つ種があることから、ラテン語の「salveo:健康である」が語源という説です。そのほか、ベルのような愛らしい花姿にちなみ「クリスマスベル」という別名でも親しまれていますよ。

特徴②華やかな印象の花言葉

出典:写真AC

サンダーソニアの花言葉は「福音」「祝福」「可憐」「愛らしい」「祝福の音色」です。祝福を告げるベルのような花姿をしていることから、これらの花言葉がつけられました。どれも華やかでハッピーな印象の、ギフトにぴったりの花言葉ですね。明るいオレンジ色の花は、ざっくりと束ねただけでも存在感抜群です。すらりとした草丈を活かして、同系色の花と仕立てるアレンジメントも人気があります。

サンダーソニアの育て方

出典:写真AC

サンダーソニアは南アフリカの岩場や明るい森林に自生する植物です。日本で栽培する場合にも、現地に近い環境に整えると元気に育ちます。春に発芽し、開花後は秋に休眠に入りますが、植え付け時期をずらしたり球根を冷蔵したりすれば、開花時期の調節も可能です。あざやかなオレンジ色の花は花壇をぱっと華やかなものに変えてくれますよ。栽培環境や水やり、植え付けなど、基本的なポイントを確認しましょう。

育て方①栽培環境

出典:写真AC

サンダーソニアを庭植えで育てる場合は、水はけのよい日なたに植え付けましょう。開花後は遮光を施して半日陰状態にすると、成長を促進し、球根を太らせることが可能です。鉢植えの場合も植え付け~開花期までは日なたで管理し、花後は半日陰で涼しく過ごさせます。

育て方②水やり・肥料

出典:写真AC

庭植えのサンダーソニアは、ほとんど水やりの必要がありません。極端に乾燥するとき以外は、自然に降る雨で十分でしょう。鉢植えは表土が乾いたのを確認して、その都度たっぷりと水を与えます。肥料は庭植え・鉢植えいずれの場合も、4月~6月に液体肥料を施します。サンダーソニアは暑くなると成長速度が落ちるので、春~初夏の涼しいうちに、しっかりと球根を太らせましょう。

育て方③植え付け・植え替え

出典:写真AC

サンダーソニアは水はけのよい土を好みます。赤玉土と腐葉土、酸度調整済みピートモスの配合土や、市販の草花用培養土を使うとよいでしょう。元肥として緩効性肥料を混ぜ込みます。植え付け・植え替えは、3月~5月が適期です。球根の先端から芽が出ているものを選び、芽を下にして植え付けましょう。どちらから芽が出るかわからない場合は、球根を寝かせて植え付けます。

12月24日の誕生花(サンダーソニア以外)

出典:写真AC

サンダーソニア以外にも、12月24日は複数の誕生花が設定されています。ここではそのなかから、ガーデニングの定番である「ビオラ(白色)」と、マーガレットに似た可憐な花を咲かせる「ノースポール」について、特徴や花言葉を見ていきましょう。どちらも非常に開花期が長く、季節をまたいで花壇を彩ってくれる花ですよ。

12月24日の誕生花①ビオラ(白色)

出典:写真AC

パンジーによく似たガーデニングの代表種、ビオラ(白色)も12月24日の誕生花です。開花期は10月~5月で、さみしくなりがちな冬の花壇を華やかに彩ってくれます。花言葉は「あどけない恋」「純真」です。そのほかの花色にもそれぞれ花言葉がつけられていて、「思い出(赤)」「誠実な愛(青)」「小さな幸福(黄色)」など、いずれもビオラの花姿にぴったりの愛らしいフレーズですよ。

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12月24日の誕生花②ノースポール

出典:写真AC

アフリカ北部を原産とするノースポールは、1960年代に日本に持ち込まれた歴史の新しい花です。寒さに強いのが特徴で、開花期間も長く、12月~6月まで可憐な花を楽しめます。株全体を覆うように咲く真っ白な花のようすが北極(ノースポール)の大地を連想させることから、この名前が付けられました。花言葉は「誠実」「冬の足音」と、さまざまなギフトシーンにぴったりのフレーズです。

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12月24日にゆかりのあるもの

出典:写真AC

最後は誕生石や記念日など、誕生花以外の「12月24日に関することがら」を紹介します。今日が誕生日の小野不由美さんは、大分県出身の小説家です。テレビアニメ化された「悪霊シリーズ」「十二国記シリーズ」など、多くの代表作を持っています。夫が同じく小説家の綾辻行人さんであることでも知られていますね。

12月24日の誕生石

出典:写真AC

12月24日の誕生花は「トリカラー・トルマリン」です。宝石の中でも特にカラーバリエーションが豊富なトルマリンは、透明や白、緑、青、ピンクに黄色など、さまざまな色のものがあります。トリカラー・トルマリンはひとつの石の中に3色の色を見せるトルマリンを指し、その色合いは石によって千差万別です。角度や光の加減によっても輝きが変わる神秘的な宝石で、女性へのギフトに人気がありますよ。

12月24日生まれの有名人

出典:写真AC

12月24日生まれ(星座はやぎ座)の有名人は、以下のような人々です。タレント・歌手の相葉雅紀さんは、人気アイドルグループ「嵐」のメンバーとして知られていますね。ほかのメンバーが東京都出身であるのに対し、相葉さんだけが千葉県出身だそうですよ。

  • 小野不由美さん(小説家)
  • アレックス・カブレラ元選手(ベネズエラの野球選手)
  • 相葉雅紀さん(タレント、歌手)

12月24日の出来事・記念日

Photo byPublicDomainPictures

クリスマスイヴ

12月24日はクリスマスイヴ。キリスト降誕祭「クリスマス」の前夜です。イヴ(eve)は夜を意味する古語の「even」が語源で、直訳すれば「クリスマスの夜」という意味です。日本では23日~25日にかけて、特別なディナーやケーキを食べて楽しみますね。12月初旬から街中で見られるイルミネーションも、1年の最後をきらびやかに彩っています。

サンダーソニアで真心伝わるギフトを

出典:写真AC

すらりとした草丈と華やかな花色を持つサンダーソニアは、ガーデニングやギフトに大変人気のある花です。ほとんど年間を通して切り花が流通していて、入手しやすいのも嬉しいですね。「福音」「祝福の音色」といった花言葉を添えれば、真心が伝わる素敵な贈りものになりますよ。一般的な開花期は初夏ですが、「クリスマスベル」という別名は、この時期のギフトにもぴったりですね。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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