1月18日の誕生花は?
1月18日の誕生花は「ラケナリア」
南アフリカに100種類ほどが分布する球根植物ラケナリアが、1月18日(1/18)の誕生花です。カラーバリエーションや花形、草姿が豊富で、開花期も品種によって異なります。なかでもオレンジ色~緑色のグラデーションとなる「アロイデス(aloides)」や、翡翠色の花を咲かせる「ウィリディフロラ(viridiflora)」などが人気ですよ。極彩色で元気な印象の花々は、異国情緒を感じさせます。
名前 | ラケナリア |
別名 | アフリカヒアシンス(阿弗利加風信子) |
園芸分類・形態 | 球根・多年草 |
原産地 | 南アフリカ |
開花の時期 | 10月~5月 ※品種によって異なる |
花の色 | 赤、白、ピンク、オレンジ、黄色など |
暑さ / 寒さ | 休眠中 / やや弱い |
特徴 | 落葉性、開花期が長い |
ラケナリアの特徴2選
特徴①植物学者にちなんだ名前
ラケナリアという名前は、スイスの植物学者「ベルナー・ド・ラ・シュナル(W. de la Chenal)」にちなんでつけられました。より人名の発音に近い「ラシュナリア」という別名も持ちますが、「ラケナリア」のほうが一般的です。また、アフリカ原産で花のようすがヒアシンスに似ていることから、「アフリカヒアシンス(阿弗利加風信子)」という名前でも知られています。
特徴②変化や継続をイメージさせる花言葉
ラケナリアの花言葉は「移り気」「変化」「好奇心」です。グラデーションになっている花色やあかるい雰囲気にちなんで、変化をイメージさせるフレーズが並びました。新しいことに挑戦する友人へ、ギフトとして贈りたくなりますね。一方で開花期が非常に長いことから、「持続する愛」という花言葉もつけられています。こちらのフレーズを引用すると、恋人や配偶者へのギフトにもぴったりですよ。
ラケナリアの育て方
ラケナリアはアフリカ原産の植物なので、暑さや乾燥に強い反面、耐寒性が低いという特徴があります。栽培の際には特に温度管理に注意して、適宜室内に取り込むと安心です。「栽培環境」や「水やり」「植え付け」など、育て方のポイントを順番に確認しましょう。正しいお手入れをすれば、ガーデニング初心者でも簡単に美しい花を咲かせられますよ。
育て方①栽培環境
ラケナリアは年間を通して、日当たりのよい場所での栽培が向いています。アフリカ原産で寒さにはやや弱いため、冬場は霜の降りない軒下で管理するとよいでしょう。室内に取り込み、窓辺で栽培しても安心です。ただし温度が高すぎると徒長してしまうので、暖房の温度設定には注意してくださいね。
育て方②水やり・肥料
ラケナリアは生育中、たっぷりの水分を必要とします。鉢土が乾いたらその都度、十分に水を与えてくださいね。開花後は水やりを中止して、雨の当たらない場所で乾かし気味に管理します。秋に発芽を確認したら、水やりを再開しましょう。肥料は元肥として、緩効性化成肥料を施せば十分です。それだけで十分元気に育つので、追肥は必要ありません。
育て方③植え付け・植え替え
ラケナリアは水はけと通気性に富んだ、保水性のある土を好みます。赤玉土と腐葉土を配合した土か、市販されている草花用培養土を用いるとよいでしょう。球根の植え付けは、9月~10月上旬が適期です。5号鉢で3球~5球程度が目安で、1cmの覆土をします。夏に鉢植えのままで貯蔵していた球根も、9月~10月に掘り上げて植え替えましょう。
1月18日の誕生花(ラケナリア以外)
1月18日の誕生花は、ラケナリアだけではありません。ここでは複数ある誕生花の中から、「黄色のフリージア」と「パンジー」に焦点を当て、その特徴や花言葉を見ていきましょう。どちらも花色ごとに異なる花言葉を持つ、カラーバリエーションが豊富な花ですよ。季節よりも一足早く、春のぬくもりを感じさせる花々ですね。
1月18日の誕生花①黄色のフリージア
甘い香りとロマンティックな花姿でギフト人気の高いフリージアも、1月18日の誕生花のひとつです。日本ではコウセツラン(香雪蘭)、ショウブスイセン(菖蒲水仙)などの名前でも知られます。花言葉は色ごとに異なり、今日の誕生花である黄色には「無邪気」という花言葉がつけられています。そのほかの花色も「純潔(赤)」「あどけなさ(白)」「あこがれ(紫)」など、ポジティブでギフト向けのメッセージばかりですよ。
1月18日の誕生花②パンジー
模様が顔のように見える花姿がユニークなパンジーは、春のガーデニングの代表選手です。幼稚園や学校など、公共施設で栽培されていることも多いですね。花言葉はこちらも花色によって異なり、「あなたのことで頭がいっぱい(紫)」「つつましいしあわせ(黄色)」「温順(白)」などがあります。アレンジメントや寄せ植えなどに仕立てると、素朴な雰囲気の素敵なギフトになりますよ。
1月18日にゆかりのあるもの
最後は誕生石や記念日、この日に生まれた有名人など、1月18日にゆかりのあるものを紹介します。今日が誕生日のアラン・アレクサンダー・ミルンは、イギリスの児童文学作家です。最愛のひとり息子であるクリストファー・ロビン・ミルンのために書かれた「くまのプーさん」シリーズは、1926年に発売されてから数十年経った今もなお、世界中で高い人気を誇る作品ですね。
1月18日の誕生石
1月18日の誕生石は「ローゼライト」です。別名「ローズ石」とも呼ばれ、その名のとおりバラの花のような美しいピンク色をしています。分類としてはガーネットの一種で、価値の高いクリスタルですよ。パワーストーンとしての歴史も古く、古代エジプトでは護符の代わりに利用されていました。やわらかな色合いは肌馴染みもよく、ピアスやネックレスといったアクセサリーも人気です。
1月18日生まれの有名人
1月18日生まれ(星座はやぎ座)の有名人には、以下のような人々がいます。フォーク歌手の森山良子さんは、同じく歌手として活動している森山直太朗さんの母としても有名ですね。娘の奈歩さんがお笑い芸人の小木博明さんと結婚したことから、小木さんの義母という立場でもあります。
- アラン・アレクサンダー・ミルン(イギリスの児童文学作家)
- 北野武さん(タレント、映画監督)
- 森山良子さん(フォーク歌手)
1月18日の出来事・記念日
118番の日
1月18日は「118番の日」の日です。海上保安庁が、2011年から実施しています。119番が消防庁、110番が警察機関に繋がる緊急ダイヤルであるのと同様に、「118番」は海上保安庁への緊急通報用電話です。海難事故に遭ったときや不審な船を発見したとき、油の排出を目撃したときなどに使います。この番号を知っていると、いざというときに慌てずに済みますね。
ラケナリアで花壇を飾ろう
ラケナリアは非常に花持ちのよい植物で、温度管理に注意すれば3週間もの長いあいだ美しい花を観賞できます。開花期も秋~春と幅広く、花が少なくなる季節をあざやかに彩ってくれるでしょう。開花時期のほか、花色や花形も品種によって異なります。花壇の雰囲気や開花させたい時期によって、ぴったりの品種を選びたいですね。
出典:写真AC