3月3日の誕生花?ギフト向けの花言葉や育て方・誕生石もご紹介!

3月3日の誕生花?ギフト向けの花言葉や育て方・誕生石もご紹介!

3月3日の誕生花は「ハナモモ」です。桃の節句にぴったりの、とても華やかな花ですよ。特徴や育て方について、詳しく解説していきます。ハナモモ以外の誕生花や誕生石、記念日など、3月3日にゆかりのあるものもあわせてご紹介しましょう。

記事の目次

  1. 1.3月3日の誕生花は?
  2. 2.ハナモモの特徴2選
  3. 3.ハナモモの育て方
  4. 4.3月3日の誕生花(ハナモモ以外)
  5. 5.3月3日にゆかりのあるもの
  6. 6.ハナモモで春を満喫しよう

3月3日の誕生花は?

3月3日の誕生花は「ピンク色のハナモモ」

出典:写真AC

花を観賞するためのモモ、ハナモモが3月3日(3/3)の誕生花です。サクラと同時期に開花の最盛期を迎え、ピンクや白、赤などのあざやかな花色で春の庭園を彩ります。ころんと丸い花が枝先にいくつも咲くようすは、華やかでとても見応えがありますよ。中国原産ですが日本での歴史も古く、弥生時代にはすでに伝えられていたという説が有力です。

名前 ハナモモ(花桃)
別名 モモ(桃)
園芸分類・形態 花木・高木
原産地 中国北部
開花の時期 3月~4月
花の色 ピンク、白、赤
暑さ / 寒さ 強い / 強い
特徴 香りがある、落葉性

ハナモモの特徴2選

特徴①性質にちなんだ名前

出典:写真AC

ハナモモ(花桃)は江戸時代に入ってから、花の観賞のために改良されたモモです。美しい「花」をたくさん咲かせる「桃」ということで、一般のモモと区別したこの名前になりました。桃の節句で飾られるのも、このハナモモの枝ですよ。モモと同じように実はなりますが、小さいため食用にはなりません。

特徴②華やかな印象の花言葉

出典:写真AC

ハナモモの花言葉は「気立てのよさ」「恋のとりこ」「あなたに夢中」です。華やかなハナモモにぴったりの、とても素敵な花言葉ですね。黄色や白などの明るい色の花と組み合わせれば、春らしいアレンジメントギフトに仕上がりますよ。ごつごつとした枝の質感を生かして、小ぶりの盆栽仕立てにしたものもおすすめです。

ハナモモの育て方

出典:写真AC

ハナモモは暑さにも寒さにも強い、育てやすい花木です。コツを掴めばガーデニング初心者でも、美しい花をたくさん咲かせられますよ。「栽培環境」や「水やり」「植え付け」など、育て方のポイントを解説していきましょう。存在感抜群のハナモモは、庭のシンボルツリーとしてもおすすめですよ。

育て方①栽培環境

出典:写真AC

ハナモモは大きく育つため、一般的には庭植えで育てます。日当たりと水はけのいい場所に、成長後を見越してゆったりと植え付けましょう。日陰に植えると枝が徒長し、開花が鈍くなるので注意が必要です。また、強風によって枝が折れたり、倒れたりする恐れがあります。強風が直接当たるような場所は、避けたほうが安心ですよ。

育て方②水やり・肥料

出典:写真AC

ハナモモの水やりは、基本的には自然に降る雨にまかせて問題ありません。ただし、高温期となる7月~9月中旬には、朝か夕方の涼しい時間帯に水を与えるといいでしょう。肥料は2月~3月の落葉期に、緩効性化成肥料や有機質肥料を施します。さらに苗木のうちは、花芽がつく9月にも同様の肥料を施すとよいですよ。

育て方③植え付け・植え替え

出典:写真AC

ハナモモの植え付けは、厳寒期を除く落葉期に行うのが適しています。11月~12月、もしくは2月~3月がよいでしょう。成長が早いので、小さな苗木でもすぐに大きくなりますよ。深さ・幅ともに根鉢の2倍程度の大きさの植え穴を掘って植え付けます。そのとき、腐葉土を植え土の1/3ほど混ぜ込むのがおすすめですよ。

育て方④剪定

出典:写真AC

ハナモモの樹形を整え、たくさんの花を咲かせるためには、剪定が必要不可欠です。春の剪定は開花後なるべく早い時期、新芽が伸びる前に行います。花が咲いた枝の基部を3芽ほど残して、新しい枝が複数伸びるようにするのがコツですよ。8月以降は花芽がつくられているため、落葉期の剪定は枯れ枝や込み入った部分を切る程度にします。主幹から芽吹いた小枝は、見つけ次第切り取るとよいでしょう。

3月3日の誕生花(ハナモモ以外)

出典:写真AC

ハナモモ以外にも、3月3日の誕生花は複数あります。ここではその中から、香辛料としてさまざまな料理に利用される「クローブ」と、日本各地の野原で見かける素朴な花「シロツメクサ」について、特徴や花言葉をご紹介します。どちらの植物も、ハナモモとはまた違った魅力がありますね。そのほか「ナノハナ」や「レンゲソウ」も、3月3日の誕生花です。

3月3日の誕生花①クローブ

出典:写真AC

クローブはインドネシアが原産の、フトモモ科の植物です。開花前の花蕾(からい)を乾燥させると、甘くスパイシーな香辛料になります。シナモンやコショウ、ナツメグと並ぶ四大スパイスとして、ハンバーグやポトフ、焼きりんごなど、さまざまな料理に使われていますよ。花蕾の時点で摘み取ってしまうことが多いですが、花は白く、控えめな印象です。「貴重」「高貴」「威厳」など、スパイスにちなんだ花言葉がつけられています。

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3月3日の誕生花②シロツメクサ

出典:写真AC

シロツメクサはヨーロッパを原産とする多年草です。「四つ葉のクローバー」を探したり、花かんむりを作って遊んだりした経験がある人もいるのではないでしょうか。素朴で可憐な白花は、ナチュラルなスワッグやブーケにもぴったりですね。花言葉は「幸運」「私を思って」といったロマンティックなものと、「復讐」という少し怖い印象のものがあります。ギフトとして贈るときには、メッセージカードでフォローすると安心です。

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3月3日にゆかりのあるもの

出典:写真AC

最後は誕生石や記念日など、3月3日にゆかりのあるものを見ていきましょう。今日が誕生日のグラハム・ベルは、イギリスを代表する発明家のひとりです。世界で初めて実用的電話を発明したことで知られますが、そのルーツは彼の母と妻が聴覚に障害を持っていたことだとされていますよ。幼いころより芸術に秀で、ピアノや詩も得意としたそうです。

3月3日の誕生石

出典:写真AC

3月3日の誕生石は「モルガナイト」です。ベリルという石の仲間で、エメラルドもそのひとつです。ピンク色や薄紫色をしていて、優雅な雰囲気があります。モルガンコレクションで知られるアメリカの大富豪、モルガンが好んで集めたことからこの名前がつけられました。やわらかな色合いは肌馴染みがよく、女性へのアクセサリーギフトとしても人気です。

3月3日生まれの有名人

出典:写真AC

3月3日生まれ(星座はうお座)の有名人は、以下のような人々です。ブラジル出身の元サッカー選手であるジーコさんは、本名を「アルトゥール・アントゥネス・コインブラ」といいます。ジーコは実は愛称で、「やせっぽち」という意味ですよ。小柄ながら高い技術を誇り、フリーキックのスペシャリストともいわれていました。

  • グラハム・ベル(イギリスの発明家)
  • ジーコさん(ブラジルの元サッカー選手、監督)
  • 川島海荷さん(女優)

3月3日の出来事・記念日

出典:写真AC

ひな祭り

3月3日は「ひな祭り(雛祭り)」です。女の子のすこやかな成長を願う伝統行事で、雛人形を飾ったり、あられや菱餅を食べたりします。もともとは宮中や貴族のあいだで行われていた行事でしたが、やがて武家社会へと伝わり、江戸時代には庶民の家でもお祝いするようになったといわれていますよ。近年では居住スペースの問題から、気軽に飾れるミニチュアの人形が人気ですね。

ハナモモで春を満喫しよう

出典:写真AC

枝いっぱいに花をつけるようすが華やかなハナモモは、非常に人気のある花木です。福島県の「飯坂温泉」、山梨県の「新府桃源郷」、奈良県の「不退寺」などの名所では、開花期になると視界がピンクや白のハナモモでいっぱいに埋め尽くされます。寺社や街並みが幻想的な雰囲気に変わるようすは圧巻ですよ。定番のサクラとはまた違った、華やかな魅力を感じられます。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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