エリンギを使ったおすすめレシピ
食べ方①ほうれん草ともやしとエリンギの和えもの
ほうれん草はエリンギに足りない栄養をプラスできる野菜です。お好みでからしを加えると、抗酸化作用が働き、免疫力アップも期待できます。ほうれん草を菜の花や小松菜などに置き換えてもおいしいですよ。
材料 (2人分)
ほうれん草 1束もやし 1/2袋
えりんぎ 1本
ごま油 大さじ1
●醤油 大さじ1
●にんにく(チューブ) 2cm
●鶏ガラスープの素 小さじ1/2
作り方
- ほうれん草はゆでて5cmの長さに、エリンギは半分に切ってさらに8等分にする
- フライパンにごま油を熱して野菜を炒める
- 丸印の調味料を加えて、しっかり混ぜ合わせたらできあがり
食べ方②エリンギとカブとほうれん草のクリーム煮
豆乳や白味噌には乳酸菌が多く含まれていて、エリンギと食べ合わせると体内の老廃物を排出する効果が期待できます。冷え性の改善にも効果的なので、ぜひ温かい状態で食べてください。
材料
2人分
- エリンギ1パック(100g)
- かぶ1個(可食部100g)
- ほうれん草1袋(200g)
- オリーブ油大さじ1・1/2
- 白みそ大さじ3・1/2
- みりん大さじ1・1/2
- だし汁(昆布)1・1/2カップ
- 調整豆乳3/4カップ
- 塩少々
作り方
- エリンギは半分に切り根元を1cmの輪切りに、かさはくし切りする
- カブは厚めに皮をむく。ほうれん草は根元を切りさっと茹でてから、水気を絞ってざく切りする
- 沸かしただし汁にエリンギとカブを入れて中火で3分ほど煮る
- ボウルに豆乳とオリーブオイルを入れて泡立てる。泡立ったら白みそとみりんを加えてさらに混ぜる
- 「4」の調味料とほうれん草を鍋に加えてゆすりながら温める。沸いてきたらすぐに火を止める
- 塩・こしょうで味を調えたら完成
食べ方③エリンギ入りチンジャオロース
ピーマンやパプリカにはビタミンCやビタミンEなどが含まれていて、エリンギと食べ合わせることで両方の栄養を効率よく摂取できます。黒こしょうはなくてもかまいませんが、味のアクセントになるので辛いのが平気な人は、ぜひ添えてみてください。
材料 (2人分)
エリンギ 1本ピーマン 5〜6個
パプリカ1個かカラーピーマン2個 1or2
豚肩ロース 200g〜300g
A 片栗粉 大さじ1
A 醤油(減塩だから薄め) 大さじ1
A 酒 大さじ1
ごま油(野菜炒める用) 小さじ1
B 醤油(減塩だから薄め) 大さじ1
B 酒 大さじ1
B 砂糖(なくてもよい) 小さじ1
B 粉末鶏ガラスープ(あれば) 小さじ1
オイスターソース(3回し位) 大さじ1
黒胡椒 適量
作り方
- エリンギは縦と横それぞれ半分にカットして、3mmの厚さに短冊切りにする。ピーマンは縦3mmの細切りにする
- 1cm幅に切った肉をボウルにいれて、Aの調味料を加えて混ぜる
- フライパンに油を熱し、肉を炒める。若干赤みが残る段階で肉を取り出す
- 再びフライパンで油を熱し、野菜を炒める。野菜に火がとおってきたら、取り出しておいた肉を加える
- Bの調味料を加えて、混ぜながら火を通す。途中で3回ほどオイスターソースを加える
- ピーマンに味が染みていたら完成。お好みで黒こしょうをかける
食べ方④エリンギの炊き込みご飯
エリンギは淡白な味が特徴的なので、お吸い物の素を加えて炊きあげることで松茸ご飯の気分が楽しめます。米は家族の人数にあわせて、炊く量を調節してください。水は炊飯器の目盛りより、やや少なめに入れるのがポイントです。
材料 (7人分)
お米 5合エリンギ 4〜5本
★松茸の味お吸いもの 5袋
★醤油 大さじ2
★料理酒 大さじ2
★みりん 大さじ1
作り方
- エリンギは縦半分にカットして、スライスする
- あらかじめ研いでおいた米に星印の調味料を入れ、水を加える
- 「2」にエリンギを加えて、米を炊く
- 炊きあがったら、底のほうからしっかり混ぜる
エリンギの保存方法
スーパーなどで購入してきたエリンギは、パックや袋などから取り出して保存するのがおすすめです。すぐに使い切ってしまう場合はそのままでも大丈夫ですが、入れ物に入ったままでは湿気がたまって傷みやすくなります。また、水に濡れると風味が落ちるため、乾いている保存状態が好ましいです。
2~3日中なら冷蔵保存
冷蔵庫では、乾いたキッチンペーパーで包み、ポリ袋にいてれ野菜室で保存してください。ポリ袋の中に湿気がこもらないように気をつけて、2~3日を目安に食べ切りましょう。
長期保存は冷凍がおすすめ
すぐに食べ切れない場合は、食べやすいサイズにカットしてから冷凍保存しましょう。きのこ類は冷凍するとうまみが増しますよ。エリンギの食感はそのままに、1か月以上保存可能なので冷凍庫も活用してください。
常温保存はできるのか?
エリンギは涼しい環境なら常温保存も可能です。袋やパックを少しあけて、風通しのよい冷暗所で2日を目安に保存してください。しかし、エリンギは高温に弱く、20℃を超える環境では常温で置いておけません。
干しエリンギに挑戦!
エリンギは、干ししいたけのように乾物としても保存できます。梅雨時期は湿気でカビやすくなるので避けて、干しエリンギを作ってみましょう。カラカラに干したエリンギは常温で3週間ほど保存可能ですよ。
作り方
- エリンギを薄くスライスする
- 重ならないように、ザルにのせて5日ほど天日干しする
- しっかり乾燥できたら、保存容器に入れる
ボタニ子
干したエリンギは、水で戻してから使ってください。
エリンギの選び方
エリンギは、全体の状態をしっかり観察することが選び方のポイントです。かさやじくの状態はもちろん、ひどく汚れていないかもチェックして購入しましょう。
選び方①かさの色
エリンギのかさは、薄い茶色のものを選びましょう。また、かさの裏側のひだの色は白いのが新鮮な証拠です。かさやひだが黒ずんで見えるものは、傷んでいる可能性があるので避けてください。
かさの形もチェック!
かさはあまり開いておらず、内側に巻いているものがおすすめです。かさが外側に開いているものは鮮度が落ちているので、かさの色に加えて形状もチェックしましょう。
選び方②じくの状態
じくは白くて弾力があり、ずっしりと重みが感じられてしわがないものを選んでください。軽くてしわがあるものは、水分が抜けて鮮度が落ちている証拠です。
選び方③においをチェック
鼻をつくにおいがする場合は、エリンギが傷んできています。エリンギは本来、においは感じられないきのこなので、においを放っているものは選ぶのも食べるのもやめましょう。
選び方④陳列状態
パックや袋に入っているエリンギを選ぶ際は、容器のなかに水滴がないか確認するのも選び方のポイントです。パックや袋に水滴がついている場合は、エリンギの水分が抜けて鮮度が落ちています。エリンギに水がつくのは、傷みの原因にもなるので避けましょう。
エリンギは体にうれしい効果がいっぱい!
エリンギは、さまざまな食材と組みあわせると相乗効果がうまれ、栄養を効率よく摂取できます。価格も変動が少なく手に入りやすいので、いろいろな食べ方に挑戦しやすいですよ。エリンギを食べるときは、しっかり加熱して味わってくださいね。
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出典:写真AC