はじめに
みなさんはゴーヤが生で食べられる野菜だということをご存知ですか?苦味が強いという印象の野菜ですが、夏になると夏バテ予防や健康維持にもよく、家庭菜園でも人気の野菜です。今回は生で美味しく食べられるレシピ10選と、簡単な下ごしらえの方法、ゴーヤの栄養についてご紹介します。
ゴーヤの栄養
ゴーヤはビタミンC、鉄分、食物繊維、カリウムが豊富に含まれています。ビタミンCや鉄分は疲労回復や風邪予防などの免疫の向上が期待され、食物繊維は便秘改善、腸内環境を整える作用が期待されます。カリウムは高血圧やむくみの予防によいといわれています。
ゴーヤの苦味成分「モモルデシン」
ゴーヤの苦味は、「モモルデシン」という成分からきています。モモルデシンは20種類以上のアミノ酸からできていて、胃腸を整え、食欲増進効果や荒れている胃の粘膜を保護する働きがあります。そのため夏バテなどからくる食欲不振にも効果があるといわれています。モモルデシンは血糖値や血圧を下げる効果もあるとされ、ゴーヤの苦味成分は体によいとされています。
ゴーヤは生で食べられる?
ゴーヤは、生で食べるのがおすすめです。ゴーヤは生でも加熱しても食べられますが、ゴーヤに含まれるビタミンCは加熱に弱いため、生食が栄養素を壊さずに摂取できる一番の方法です。苦味はしっかり下ごしらえすれば緩和され、とても食べやすくなります。
苦くない!ゴーヤの下ごしらえ
ゴーヤは新鮮なうちに中の白いわた、種を取ります。白いわたを取る際は、スプーンなどで白いわたがなくなり緑色が出るくらいまで削ると、苦味が緩和されます。わたを処理したゴーヤを2~3mmほどの薄さにスライスし、水にさらします。水をよく切ったら、ゴーヤに塩を適量揉み込み、数分放置するとゴーヤの水分が抜けるので、よく絞りましょう。
ゴーヤの生食レシピ①~⑤
ゴーヤの生食レシピ①ゴーヤサラダ
ボタニ子
ボタ爺
ゴーヤサラダは、マヨネーズがおすすめじゃ。苦味が緩和されて食べやすくなるぞ。
ゴーヤの生食レシピ②ゴーヤのポテトサラダ
ボタニ子
ポテトサラダに塩もみした生ゴーヤを入れると、ちょっと苦味のある大人な味になるよ。
ボタ爺
生のゴーヤを細かく刻んで入れると食べやすいぞ!酒のつまみにもおすすめじゃぞ。
ゴーヤの生食レシピ③ゴーヤの塩昆布あえ
ボタニ子
生のゴーヤを切ったら塩昆布とあえるだけ!とてもシンプルなのに、塩昆布が美味しいエキスを出すんだよ。夏の常備菜としておすすめ!
ボタ爺
ほろ苦さと昆布の旨味がマッチして、ビールが進みそうじゃの!
ゴーヤの生食レシピ④ゴーヤのごまサラダ
ボタニ子
生のゴーヤに、薄くスライスして水にさらしておいた玉ねぎをあえて、ごまドレッシングをかけて食べると食が進む~!
ボタ爺
わかめなど海藻も合うんじゃぞ!玉ねぎも水にさらしておくと、苦味や辛味が緩和するぞ。
ゴーヤの生食レシピ⑤ゴーヤの梅ごま和え
ボタニ子
夏場の疲れた胃に、梅干しの酸っぱさとゴーヤ。とっても元気になりそうなレシピだね!
ボタ爺
梅干しとゴーヤの組み合わせは、疲労回復や食欲増進にバッチリじゃぞ!夏バテ予防にも効果的じゃ!
次のページでは、ゴーヤの生食レシピ⑥〜⑩をご紹介します。
ゴーヤを薄くスライスして、塩もみしてトマトやきゅうりと一緒に食べると食べやすくておすすめだよ!