効率のよい落ち葉の掃除方法ってある？落ち葉の利用方法もご紹介

落ち葉の片付けをするにあたり、道具選びも重要なポイントです。落ち葉の状態や場所に応じて適切な道具を選ぶと効率よく片付けが進められます。

竹ぼうきは落ち葉掃除の基本の道具です。穂先を立てるようにして使えば細かい隙間を、寝かすようにして掃けば広い面積を一度にきれいにできます。地面や芝生の上はもちろん、アスファルトやコンクリートの上などに広がった落ち葉を集めるのにおすすめです。ただし、穂先はしなやかではありつつも硬いため、苔などやわらかいものの上にある落ち葉を掃くときは力を加減して行いましょう。

熊手は軽量で、扱いやすく、大量の落ち葉をかき集めるようなときや、側溝にたまったゴミをかき集めて除去するようなときにおすすめです。竹ぼうきと違って隙間があるので、砂利の上のゴミだけを集めるようなときにも向いています。熊手の意味は「熊の手のような形をしているもの」です。落ち葉をよくかき集められる意味が転じて、「福をかきあつめる」という意味ももちます。

手箕（てみ）は箕とも呼ばれ、本来は農業で収穫した穀物を選別するための道具でした。通常の塵取りに比べて口が広いため、竹ぼうきなどの大きめの掃除道具とも相性がよく、一度に大量の落ち葉を除去できます。落ち葉やゴミを運ぶほかにガーデニングで苗をまとめて運んだり、抜いた雑草を集めたりと使いみちは豊富です。竹やプラスチック、スチールなど近年は用途に応じて素材も豊富にあります。

自立型スタンドバッグは、落ち葉を集めるだけではなく運ぶのにも便利です。開口部が広いので、秋に大量に出る落ち葉の回収以外にも、剪定で出た大きな枝や枯れて除去した野菜の苗などを運ぶ際にも重宝します。

ブロワーは神社や山林、公園など広域に広がる落ち葉除去に活躍する道具です。秋に大量に出る落ち葉を一気に噴き出して除去するブロワーは、非常に便利なものといえます。ガソリン式で大掛かりなものが一般的でしたが、近年は小型化され、家庭でも使える商品が多く販売されるようになりました。植栽の下に潜り込んでしまった落ち葉などを除去するのにもおすすめです。