バラの初心者には鉢植えがオススメ?枯らさないためのコツもご紹介!

バラの初心者には鉢植えがオススメ?枯らさないためのコツもご紹介!

バラの気品ある香りは人を魅了しますが、一方で、バラは弱く育てにくい印象があり、ガーデニング初心者には手が出しずらいものがあるかもしれません。この記事では、そんな初心者のために、移動も簡単にできる鉢植え栽培の方法をお伝えします。

記事の目次

  1. 1.初心者のバラ選び
  2. 2.初心者が知っておきたいバラの種類
  3. 3.バラの鉢植えでの育て方
  4. 4.バラが枯れる理由と対策
  5. 5.まとめ

バラが枯れる理由と対策

出典:写真AC

ボタニ子

ボタニ子

バラが元気ない・・・

手塩にかけて育てたバラが元気がなく、葉が黄色になり落ちてしまう。バラを育てているとさまざまなトラブルが起きることもあります。バラはそんなトラブルでも意外に強く、葉がすべて落ちた時でも新しい葉が育つことも珍しくありません。

バラの病気と対策

うどんこ病

出典:写真AC

うどんこ病は葉が粉をふいたように白くなる病気です。4月から7月または9月中旬から10月上旬に発生しますが、薬剤散布で防げます。室内だけで育てると風通しがわるくなり菌糸が若葉や花の首につきます。最悪の場合はよわって枯れることもあります。

うどんこ病にさせない

  • 風通しをよくして予防の薬剤散布

黒点病(黒星病)

出典:写真AC

雨水を介して黒点病の細菌がバラの葉につき、黒い点がたくさん現れて葉が黄色になり落ちます。マルチングで泥はねを防いでもよくおきる病気です。黒点病はなかなか薬剤が効かない病気ですが、健康的に育っているバラには大きな被害が出にくいです。有効な予防策は定期的な肥料の追加です。

黒点病(黒星病)にさせない

  • マルチングで泥はね予防
     
  • 定期的な追肥で丈夫に育てる

バラの害虫と対策

アブラムシ

出典:写真AC

緑色のごま位の大きさの虫でバラの若葉の樹液を吸います。あまり大量発生だとバラがよわり枯れることもあります。春先から秋口まで発生するやっかいな虫ですが、スミチオン乳剤や土に埋め込むオルトラン粒剤が有効です。

コガネムシ

出典:写真AC

幼虫の被害は鉢の中で育ち根をたべてしまうことです。成虫の被害は葉っぱの葉脈だけ残して食べつくすので葉がきたなくもなり、花まで食べてしまうこともあります。また成虫が鉢やプランターのなかに卵を産み付け被害が連鎖することです。

バラゾウムシ

バラの新芽やつぼみがいきなりしんなりとして、元気がなくなったらバラゾウムシを疑ってください。象の鼻のような長い口をもつ黒い虫で体長は3mmほどです。

その他の害虫

ハダニ、カイガラムシ、カミキリムシなどバラをねらう虫はたくさんいます。日々の観察と清潔に育てることが重要です。風通しをよくし、鉢やプランターを直接ベランダや庭の土におかずにレンガなどでを浮かせてあげるとよいです。やっかいな虫も大量発生前に、歯ブラシなどでこすり落としましょう。ヨトウムシなどは鉢やプランターの中で昼間はすごします。

バラの害虫対策

  • 鉢やプランターを直接、ベランダや庭の土の上におかない
  • オルトラン粒剤を予防の意味でうめる
  • できるだけ虫はみつけたらブラシ等でこすり落とす
ボタニ子

ボタニ子

バラ栽培の第一歩は鉢植えがおすすめ!

まとめ

出典:BOTANICA

初心者の方も手軽に移動できる鉢の栽培でチャレンジしましょう。ベランダ栽培などでまいにちバラに声かけしてあげると、春と秋の開花で愛情にこたえてくれますよ。お気に入りの一鉢との出会いが待っています。

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西澤千鶴
ライター

西澤千鶴

子供の頃、父が買い求めたシンビジウムの「マリリンモンロー」当時珍しかったうす紫色のばら「ブルームーン」がガーデニングの原点です。プロの料理人としての活動後、大好きな料理につかうハーブや夏野菜を育てて楽しんでいます。

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