トウカエデ(唐楓)とは?街路樹にも利用される樹木の特徴をご紹介!

トウカエデ(唐楓)とは?街路樹にも利用される樹木の特徴をご紹介!

トウカエデ(唐楓)は街路樹や公園樹として、私たちがよく目にしている背の高い樹木です。3つに割れた葉はかわいらしく、紅葉もとても美しいです。「楓」の字の付く名前も人気です。そんなトウカエデの特徴や名前の由来と歴史、利用の仕方をご説明します。

記事の目次

  1. 1.トウカエデ(唐楓)とは?
  2. 2.トウカエデの特徴
  3. 3.トウカエデの利用方法
  4. 4.トウカエデ(唐楓)の育て方
  5. 5.まとめ

トウカエデの利用方法

トウカエデはどのような使われ方をしているのでしょうか。街路樹や公園樹はおなじみですが、それ以外はどうでしょう。材木としては?メープルシロップは採れるのでしょうか。ご説明します。

トウカエデ(唐楓)の街路樹

トウカエデは丈夫で葉っぱが美しく人気があります。排気ガスなどの大気汚染に強く、夏の乾燥や剪定にも強いため街路樹や公園樹に選ばれます。公園や駅前などの公共の場所やニュータウンの街路樹に植栽されていることが多いので、散歩をしているときなどに見つけられます。

三色彩道

大阪市吹田区、阪急電鉄の北千里駅の近くにある三色彩道は紅葉の美しさで有名なところです。街路樹はアメリカフウ、タイワンフウとトウカエデです。紅葉の時期は3種の木が少しずつ時期を変え、黄色から赤へと移り変わり色付きます。

カエデ材は採れるの?

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家具なとで利用されているカエデ材ですが、これはトウカエデのことではありません。家具で利用されているカエデは「イタヤカエデ(板屋カエデ)」のことです。イタヤカエデは幹の直径が1mくらいに成長するので板材として利用できますが、トウカエデは幹の直径が太くなることはありません。

メープルシロップは作れるの?

Photo byTapisRouge

トウカエデではメープルシロップは採取できません。メープルシロップの元になる樹液を採取する樹種は、サトウカエデです。サトウカエデはトウカエデと同じムクロジ科カエデ属です。トウカエデ より葉が大きく、カナダの国旗にデザインされています。

トウカエデ(唐楓)の育て方

美しいトウカエデを身近に育てたい人は多いのではないでしょうか。庭木として、鉢植えの盆栽としてのトウカエデ について、ご説明します。

庭木としてのトウカエデ

トウカエデは丈夫な樹種です。夏の乾燥や病気・害虫にも強く、水はけがよく、日当たりのよい場所であれば、丈夫に育ちます。成長が早く、木の高さは20mほどになります。秋には大量の葉を落とすので、植え付けるには広いスペースが必要になります。一般の住宅の庭木には大きすぎるかもしれません。

花散里(メープルレインボー)

トウカエデの園芸種として花散里(はなちるさと)があります。斑入りの葉っぱの色が季節の移ろいによって、7色に変化するため、メープルレインボーとも呼ばれます。日当たりのよい、水はけのよい場所に植えます。木の高さは3〜4mに収まることが多く、シンボルツリーに最適の樹木です。

トウカエデの盆栽

高さ10mにもなるトウカエデですが、盆栽なら小さく育てることができます。庭木では難しくても盆栽であれば、身近において春の芽出しや新緑、秋の紅葉、冬の寒木など四季折々の美しさを鑑賞できます。剪定にも強い樹種なので、初心者がミニ盆栽を始めるのにおすすめです。

トウカエデ盆栽を育てるコツ

盆栽として育てるコツ

  • 木全体のアウトラインを不等辺三角形に剪定する。
  • 1〜2年に一度、植え替えをする。
  • 毎日、水を与える。
  • 風通しがよく、直射日光が2〜3時間は当たる場所に置く。
  • 落葉後に枝が混んでいるところの冬芽を掻き取る。

ボタニ子

ボタニ子

トウカエデは樹勢が強いので、すぐに枝が伸びてきます。木のアウトラインの三角形を決めたら、そこから伸びる枝はマメに剪定しましょう!

盆栽素材の入手方法

トウカエデの苗や種は盆栽園や大きな園芸店、ネットでも購入できます。種からもよく発芽します。秋に落葉する頃、街路樹の下に落ちた翼果をいくつか拾い、翼果を取り去り、まくと3月〜4月に芽が出るでしょう。さし木や取り木でも簡単に増やすことができます。

まとめ

トウカエデは身近にあるとても美しい樹木です。いつも通る道や公園に植栽されているはずです。一度、目に止めて観察してみてはいかがでしょうか。季節ごとの葉っぱの美しさや、寒木の冬芽に旺盛な生命力を感じることができるでしょう。

green baggage
ライター

green baggage

マンションのベランダでミニ盆栽を20数年育てています。日本の春夏秋冬のイメージが地球温暖化で変わってきていると実感しています。そんな状況を乗り越え一緒に年月を過ごしてきた盆栽たちは人生の伴走者と思えます!

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