レモングラスの栽培・育て方!管理のコツや収穫方法から増やし方まで

レモングラスの栽培・育て方!管理のコツや収穫方法から増やし方まで

レモングラスの一番の特徴はその爽やかな香りです。ハーブティーやアロマオイルで楽しんでいる方も多いでしょう。レモングラスを自宅で栽培したら、その活用法は多岐にわたります。レモングラスの特徴、栽培方法、増やし方、楽しみ方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.レモングラスとは
  2. 2.レモングラスの栽培方法
  3. 3.レモングラスの収穫
  4. 4.レモングラスの利用方法
  5. 5.たくさん収穫してハーブのある生活を

レモングラスとは

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レモングラスは熱帯アジア地域に自生しているハーブで、インド、スリランカ、インドシナ半島などが原産です。その歴史は古く、インドではアーユルヴェーダ(伝統医学)に利用され、数千年前から好まれてきました。

レモングラスの基本情報

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レモングラスの一番の魅力は爽やかな香り

レモングラスはレモンのような香りのするハーブの一種です。その強い香りのため、主にハーブティーやアジア料理のアクセントとして利用されることが多いです。その爽やかな香りからイメージされる見た目とは異なり、のびきった雑草のような見た目をしています。

和名 檸檬芽
英名 Lemon grass
学名 Cymbopogon citratus
分類 イネ科
原産地 南インド、スリランカ、東南アジア
形態 多年草
耐暑性
耐寒性

レモングラスの特徴

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レモングラスはイネ科オガルカヤ属の多年草です。成長すると1.5mくらいの高さになり、葉は細長くイネやネギを連想させます。生息地は南インド、スリランカ、東南アジアで、暑さにはとても強く、その反面寒さには弱い植物です。レモンのような香りの正体は、「シトラール」という香味成分でレモンと同じものですよ。

レモングラスの種類

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日本で流通しているのは西インド種

レモングラスは世界中で数十種類あるといわれていますが、代表的な種類は東インド種と西インド種です。日本ではハーブティーとして利用されることが多いため、それに適したシトラールの成分が豊富な西インド種の流通が多くなっています。一方で、東インド種はシトラールよりもゲラニオール(バラのような香り)を多く含むため、少し香りがきつく日本ではあまり利用されていません。

レモングラスの花言葉

香りを連想する素敵な花言葉

レモングラスの花言葉は「爽快」「凛々しさ」「さわやかな性格」です。葉の印象が強いですが、花言葉もきちんとあります。その見た目よりもリフレッシュできる香りの印象からつけられています。フレッシュやドライのレモングラスをうまく利用すれば、この花言葉のように爽やかな気分になれそうですね。

レモングラスの栽培方法

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レモングラスをはじめとするハーブ類は、とても強い植物なため育てるのも簡単で、ガーデニング初心者の方にもおすすめです。大きな庭がなくてもプランターを利用すれば、ベランダや室内でも栽培できます。簡単に育てられるレモングラスですが、枯れないように上手に育てましょう。

栽培方法①環境

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栽培に大事なのは水はけと日当たり

レモンングラスは水はけと日当たりのよい場所を好みます。鉢植えでも、庭の土で直接育てても大丈夫です。ハーブ用の土を使用できますが、庭の土などで育てる場合は酸性土壌を嫌うため、有機石灰などを利用して調整しましょう。雨の多い日本ではアルカリ成分が流れてしまい酸性の土にかたより気味ですが、アルカリ性の有機石灰を混ぜることにより中和することが可能です。

栽培方法②種まき

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種からも栽培できる

苗から育てることが多いレモングラスですが、種からも育てられます。発芽温度は20℃~25℃で、4月~6月が種まきに適した時期です。軽く湿らせた土に深さ1cmほどの穴をほり、2~3粒ずつ種をまきます。レモングラスの種はとてもちいさく綿毛のようにふわふわしているので、飛ばされないように気をつけながら5cm間隔でまきましょう。土の重みで発芽が難しくなる場合もあるため、土は軽くかぶせます。

栽培方法③水やり

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芽が育つまではこまめな水やりを

種をまいたら水を与えます。芽が出て草丈が5cmほどになるまでは、土を乾かさないようにしましょう。その後はこまめな水やりは必要ありません。ただし、土が乾いて干からびるほどの乾燥は好まないので注意しましょう。また、夏の暑さには強い植物ですが蒸れには弱いため、水のあげすぎに気をつけましょう。

栽培方法④肥料

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肥料は粒状のものをあらかじめ土に混ぜておくのがおすすめです。また成長期の4月~7月くらいの間は追肥をするのが好ましく、その場合1000倍の濃度に薄めた液体肥料を月に1回与えます。肥料が不足すると葉に元気がなくなり、黄色く変色したり細くなったりします。

栽培方法⑤間引き

元気なレモングラスを栽培するために

せっかく発芽したかわいい葉ですが、元気に育苗するために間引きをします。新芽同士の密集を防ぎ、日当たりと風通しをよくし、病気や害虫を防ぎます。草丈が5cm~6cmになったころに生命力がある葉(成長が早く、茎が太い)を残し、密集しているところを間引きしましょう。

栽培方法⑥病害虫

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病気や害虫に強い

レモングラスはとても強いので、病気や害虫の心配はあまりなく、枯れにくい頼もしい植物ですが、まれに被害を受けることもあります。注意したい害虫はアブラムシ、ハダニ、ヨトウムシです。病気ではうどん粉病、灰色カビ病です。それぞれ専用の殺虫剤や治療剤があるため利用するとよいでしょう。

レモングラスの増やし方

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株分けで増やす

レモングラスの増やし方は、株分けです。暑い時期が得意な植物ですので、生命力のある5月~9月が株分けに適しています。状態のよい元気な株を選び、きちんと根の部分まで株分けします。鉢植えや土に植え替えた後は、根が張るまで土が乾かないようにこまめに水やりをしてください。レモングラスはとても便利な植物なので、増やしてさまざまな方法で利用しましょう。

レモングラスの越冬

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暑さに強い反面、寒さにはかなり弱く屋外で越冬すると枯れてしまう可能性が高いでしょう。本来は多年草なので、越冬がうまくいけば枯れずに何年も育てられます。鉢植えにして、寒くなる前に10cmくらいのこして葉を刈ったあと、室内に移動するのがおすすめです。

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レモングラスの収穫

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