ペニーロイヤルミントとは?
ペニーロイヤルミントは高い防虫効果があることで、ガーデニング好きの方に注目されている植物です。名前を聞いたことがある方は少ないかもしれませんが、ミントの葉に似た見た目や、香りを知っているという方は多いのではないでしょうか。そんなペニーロイヤルミントの虫除け効果や、活用法についてみてみましょう。
科属名 | シソ科ハッカ属 |
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原産地 | ヨーロッパ |
草丈 | 15~50cm |
植え付け時期 | 3月 |
開花時期 | 7~9月 |
和名 | メグサハッカ |
ペニーロイヤルミントの特徴
スッキリとした香りが特徴的で、そのままでもよい香りがしますが、葉や茎を潰すことでさらに強い香りが広がります。また、虫除け効果のある成分を含んでいるため、防虫効果も期待できますよ。
ペニーロイヤルミントの防虫効果
ペニーロイヤルミント虫除けの効能とは?
ペニーロイヤルミントには葉や茎、花の内部に「d-プレゴン」という成分が含まれています。毒性があり、ほかの植物の近くに植えておくと、カメムシやアリなどの被害から守ってくれますよ。乾燥させても防虫効果は消えないため、ドライフラワーやポプリにして活用することも可能です。ちなみに防虫効果はありますが、殺虫効果はないため殺虫剤としては使用できません。
ペニーロイヤルミントが有効な虫
ペニーロイヤルミントが特に有効な虫はカメムシやノミ、アリなどです。アブラムシやエカキムシなどには防虫成分が効きにくく、効果が薄いので注意しましょう。ただし、アブラムシはアリと共生関係にあるため、アリの数が減ることでアブラムシの活動が鈍くなるという一定の効果はあるようです。
出典:写真AC