レモングラスの収穫
使いたいときに収穫
レモングラスのフレッシュな香りを楽しみたい場合は、その都度はさみで収穫するのがおすすめです。レモングラスの特徴はなんといっても爽やかな香りです。存分に楽しめるように収穫したらすぐに使用しましょう。
レモングラスの保存
きちんと乾燥して保存容器に
ドライにして保存したい場合は、収穫して軽く洗ったものを耐熱容器にいれて電子レンジにかけます。600wで2~3分ずつ過熱して、その都度様子をみます。過熱しすぎると焦げてしまいますし、乾燥が足りないとカビの原因になるので、ご自宅の電子レンジにあわせてちょうどよく乾燥できるように調節してください。よりよい状態で長く保存したい場合は、密閉容器にいれて冷蔵庫に入れましょう。
レモングラスの利用方法
利用法①ハーブティー
レモングラスといえば、ハーブティーとして楽しむのがポピュラーです。なんといってもその香りのリフレッシュ効果はバツグンで、ドライでも楽しめますし、自分で育てればフレッシュの葉も利用できます。レモングラス2〜3本をカットして、ティーポットにお湯を注ぐだけでおいしいハーブティーの完成です。夏は氷を入れてアイスハーブティーにするのもおすすめです。
利用法②アロマオイル
レモングラスのアロマオイルも多く売られています。香りはシトラス系の爽やかな香りに、土や葉の香りを混ぜたような爽快なものです。刺激を与えてくれる香りが心を元気にしてくれるでしょう。ビタミンAを多く含むため、免疫系への働きもよく、食欲不振などにも効果的です。また、防虫の役割も果たすので防虫剤としても活躍します。ただし、刺激が強いので直接肌に塗る場合は、肌のコンディションを確認してから使用しましょう。
利用法③フラワーアレンジメント
レモングラスはモダンなフラワーアレンジメントにぴったりです。レモングラスの葉には華やかさには欠けますが、その1m近い長さをいかして、個性的なアレンジメントが可能です。特に和風テイストのワンランク上のアレンジメントに適していて、お正月飾りなどにも利用できます。
利用法④料理
東南アジアの料理に大活躍
レモングラスは東南アジアの料理にはかかせない食材です。さまざまな料理に使われますが、私たちに馴染みのメニューで代表的なものは、トムヤムクンやベトナムの麺料理のフォーでしょう。トムヤムクンではパクチーなどとともにスープに入っていますし、フォーでは主にスープの香りづけとして利用されています。
いつもの和食を東南アジア風に
日本の家庭料理を東南アジア風にアレンジしたい場合は、唐揚げなどの衣にドライレモングラスをみじん切りにしたものを混ぜると、いつもと違う風味の唐揚げになりおすすめです。細かく刻んだりたたいたりすると、香りがより引き出せます。
利用法⑤虫除け
レモングラスの香りは爽快ですが虫は嫌うため、虫除けスプレーや防虫剤などにも利用されます。濃く煮出したハーブティーか、アルコールにハーブをつけて成分をとりだしたものを水で薄めて、スプレーボトル入れて使用する方法があります。市販もされていますが、自宅でも簡単に作れるので、ぜひ試してみましょう。
たくさん収穫してハーブのある生活を
レモングラスは強い植物で育てやすいです。プランターで育てて上手に越冬させれば、枯れずに何年も育てられます。ハーブティーやアロマで香りを楽しんだり、観賞用や料理に使ったりと使い方もさまざまです。ぜひ、自宅で育てて生活に取り入れてください。
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