サザンカの剪定方法!必要となる時期・回数・頻度・やり方などを解説!

サザンカの剪定方法!必要となる時期・回数・頻度・やり方などを解説!

育てやすく、生垣や庭木として万能なサザンカ。花が少なくなる秋から冬にかけて開花するのが魅力のひとつです。そんなサザンカを長持ちさせるためには剪定がとても重要です。この記事ではサザンカの剪定時期や回数、剪定方法について詳しくご紹介します。

記事の目次

  1. 1.山茶花(サザンカ)とはどんな花?
  2. 2.山茶花(サザンカ)の剪定時期
  3. 3.山茶花(サザンカ)の剪定回数・頻度
  4. 4.山茶花(サザンカ)の剪定方法
  5. 5.剪定における注意点
  6. 6.まとめ

山茶花(サザンカ)とはどんな花?

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サザンカは日本に古くからある植物のひとつで、ツバキ科の常緑樹です。ツバキ科のため、椿ととてもよく似た花を咲かせます。生垣や庭木によく使われることの多いサザンカは、とても育てやすい植物でもあります。正しい剪定方法で風通しや日当たりをよくすることで病気や害虫を避け、サザンカの木を長持ちさせてあげましょう。

サザンカの開花時期

Photo byChesna

サザンカの開花時期は11月から1月で、花の少なくなる寒い季節に咲きます。1本の木にいくつもの蕾をつけるサザンカ。次から次に花を咲かせるため、花を長く楽しめます。花の色も赤や白、ピンクのものから、色が入り混じったものまで数多くの品種があります。サザンカは花をたくさんつけるため、また病気や害虫対策のためにも剪定はとても重要です。

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山茶花(サザンカ)と椿の簡単な見分け方

「そもそも、家にある木は山茶花だろうか、椿だろうか?」と疑問に思う人もいるようです。簡単な見分け方としては、花が落ちるときの様子の違いです。椿は花ごとぽとりと落ちるのに対し、山茶花は徐々に花びらを散らせて落ちていきます。葉の縁でも見分けられます。椿の葉よりも、山茶花の葉のほうがギザギザとした鋸歯です。山茶花か疑わしいときは、よく違いを観察してみましょう。

山茶花(サザンカ)の剪定時期

出典:写真AC

庭木の中でも、成長がゆっくりなサザンカですが、風通しをよくするために剪定がとても重要です。風通しが悪いと害虫の温床になったり、過湿になって病気が発生しやすくなったりします。また、内部を間引いて透かすことで、日がまんべんなく当たり花のつきもよくなります。

サザンカの剪定時期は3月

サザンカの剪定時期は3月です。夏の季節に枝が伸びるため、その前に剪定をして風通しや日当たりをよくしておきましょう。夏の枝が伸びすぎてしまった場合は、9月にも追加で剪定しても問題ありません。9月の剪定は、つぼみができているのを確認しながら行います。適切な時期に剪定し、葉の茂りをよくして花つきを増やすようにしましょう。

剪定は花が咲き終わってから行う

サザンカの開花時期は11月ですが、品種によっては春先まで咲いていることもあります。3月に行う剪定は、花が咲き終わってから数日あけて行うようにしましょう。花が終わったあとに、すぐ強い剪定をすると木の勢いを弱めて、花つきが悪くなってしまうため注意が必要です。

ボタニ子

ボタニ子

花が咲き終わった後の花がらはこまめに摘んでね!

夏の季節は剪定に不向き

サザンカは初夏の季節に枝を伸ばし、冬に咲く花のつぼみを作り始めます。そのため、新枝が出た後である夏の剪定は避けるようにしましょう。木が弱ってしまうと花芽がつかないだけではなく、真夏の日差しに負けてしまうこともあるため注意が必要です。

山茶花(サザンカ)の剪定回数・頻度

出典:写真AC

サザンカの剪定回数は3月と9月の2回です。自然樹形で育てている場合は3月だけでも大丈夫です。成長が遅いサザンカは、多少剪定を忘れてしまっても形が崩れることはありません。しかし、風通しや日当たりが悪くなると生育に影響してしまうため、3月の剪定は忘れないように行いましょう。

9月の剪定は軽めに

9月には、その冬に咲く花のつぼみがつき始めています。枝を間引いたり、軽く剪定したりする場合はたくさんのつぼみを落とさないように注意しながら行いましょう。9月の剪定は、あくまでも軽く行うことを心掛けておくのがポイントです。

強剪定って?

出典:写真AC

サザンカの場合は、数年に一度の頻度で行うことが望ましい強剪定。樹形の形を大きく変えるような強い剪定のことを指します。例えば、自然樹形で育てていたものを生垣に変えたり、半分以上の低さになるように切り込んだりするといったときは注意が必要です。強い剪定はどうしても植物を弱らせてしまうため、剪定の後はしっかり様子を見てあげましょう。

山茶花(サザンカ)の剪定方法

出典:写真AC

サザンカは、自然のままの樹形を生かした形に剪定するのがおすすめです。楕円形をイメージして、それに近づけるように剪定しましょう。生垣として何本も並べて育てている場合は、四角い樹形に切りそろえることも可能です。サザンカは葉や枝が密集しやすいため、風通しをよくすることを念頭に置き、枝を間引きましょう。

どの枝を切ればいいの?

サザンカの剪定においては、全体を見渡して不要な枝を間引くような方法をとりましょう。他の枝とクロスしていたり、重なっていたりする枝を中心に間引きます。真上に伸びている徒長枝や根元からのひこばえ、先端にかけて葉が少ない枝や、枯れた葉がついている枝も間引きます。また、理想とする形から大きくはみ出している枝も切ってしまいましょう。

こんな枝は根元から間引く

Photo by 陈霆, Ting Chen, Wing

木の内部に向かって伸びている枝や下向きに伸びている枝も、無駄な養分を取ってしまうだけのため間引きましょう。また、幹のまったく同じ場所から出ている枝も、どちらか片方を残して切ってしまうほうが、きれいなシルエットを作れます。

枝のどこを切ればいいの?

傷んだ枝でなければ、剪定するときに葉を根元から数枚残した場所を切るように心がけましょう。切った場所から、翌年も新しい枝が伸びることで適度に若返ります。枝全体が傷んでいるときは根元から間引いてしまいます。

生垣の場合の剪定方法

出典:写真AC

何本もサザンカを並べて植えることで目隠しになる生垣。特に内部は枝が密集してしまうため、全体を見ながら枝を間引いていきます。傷んだ枝や葉数が少ない枝を優先的に間引きましょう。生垣の場合は最後にてっぺんを刈り込みばさみで切りそろえることで、きれいな四角い形が完成します。

生垣の刈り込みは必ず3月に

生垣のてっぺんを刈り込むことは、多くの葉を落とすことになります。庭木同様に、必ず3月から4月までに行いましょう。夏の生育が旺盛になり、刈り込んだ部分の成長を促せます。秋の季節の刈り込みは木を弱らせてしまうため避けましょう。

剪定における注意点

Photo by 陈霆, Ting Chen, Wing

害虫のチャドクガに注意

サザンカには、チャドクガという毛虫がついていることがあります。一般的な毛虫と違って、チャドクガに刺されると腫れあがったり、かぶれたりしてとても危険です。また毛が風に乗って飛んでくることもあります。チャドクガの発生時期は4月からのため、剪定の際はチャドクガがいないか確認したり、軍手などをつけたりして作業することをおすすめします。

ボタニ子

ボタニ子

チャドクガの卵でも触ったらかぶれてしまうことがあるんだって!

花がら摘みを行う

花後から剪定するまでの間に、花がらも摘んでおきましょう。サザンカは実をつけると、栄養が取られて木が弱ってしまうことがあります。また、花がらの部分は湿っぽく、害虫が育ちやすくなってしまうため適度な花がら摘みが重要です。

太い枝を切ったあとは薬を使う

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通常の剪定では不要ですが、太い枝を切った場合は切り口に殺菌剤を塗る作業が必要です。切り口からばい菌が入り病気になるのを防ぐために重要な作業のため、覚えておきましょう。

まとめ

出典:写真AC

病気や害虫の防除として、サザンカの剪定はとても大切な作業です。また、剪定することで木をじっくり観察でき、木の異常にも気づきやすいというメリットもあります。サザンカは剪定頻度も少なく管理しやすい木で、庭木や生垣におすすめですよ。花の少なくなる冬の時期に、可憐な花を咲かせるサザンカをぜひガーデニングに取り入れてみてくださいね。

あき
ライター

あき

4歳1歳を育児しています。中古住宅の庭へ何を植えようか日々模索中です。今年の春はイチゴに挑戦!

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