6月の花といえば?6月に咲く・咲いている花10選の特徴や花言葉!

6月の花といえば?6月に咲く・咲いている花10選の特徴や花言葉!

6月は梅雨の季節に入り、雨が続く時期で、傘が手放せなくなることが多くなります。雨の季節になると屋外で遊ぶことが難しくなり、出かけることが億劫になる人もいるでしょう。そんな6月でも、たくさんの綺麗な花を見ることができます。6月に咲く花・咲いている花を紹介します。

記事の目次

  1. 1.6月はどんな季節?
  2. 2.6月に咲く花①アジサイ
  3. 3.6月に咲く花②オシロイバナ
  4. 4.6月に咲く花③カタバミ
  5. 5.6月に咲く花④キキョウ
  6. 6.6月に咲く花⑤ネジバナ
  7. 7.6月に咲く花⑥ハナショウブ
  8. 8.6月に咲く花⑦ホタルブクロ
  9. 9.6月に咲く花⑧バラ
  10. 10.6月に咲く花⑨ブルーサルビア
  11. 11.6月に咲く花⑩ラベンダー
  12. 12.まとめ

6月に咲く花④キキョウ

Photo by NakaoSodanshitsu

秋のイメージが強いキキョウですが、キキョウも6月の梅雨時期から花を咲かせます。キキョウの特徴と花言葉を紹介します。

基本情報

学名 Platycodon grandiflorus
分類 キキョウ科キキョウ属の多年草
花期 6月~10月
花色 青、紫、白
分布 日当たりのいい山野、庭に植えられていることもある

特徴

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キキョウは秋の季語や秋の七草のひとつとして秋の季節のイメージとして知られていますが、6月の梅雨時期から花が咲き、10月の秋の季節まで咲いている花です。つぼみの状態では緑色をしていますが、開花に向けて徐々に青紫色や白色になり、星形の花を咲かせるのが特徴です。つぼみの状態では、風船のようにつぼみが膨らんでいるのも特徴です。

現在、日本では日当たりのいい山野が少なくなってきているため、キキョウは絶滅危惧種に指定されています。

Photo by NakaoSodanshitsu

キキョウのつぼみです。

花言葉

キキョウの花言葉には「永遠の愛」「誠実」などがあります。

「永遠の愛」の由来

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「永遠の愛」は、キキョウにまつわる女性の物語が由来しているといわれています。一人の男性への愛を貫き、一生涯掛けて待ち続けた女性がいたそうです。この女性の姿をキキョウに例え、「永遠の愛」という花言葉がつけられたとされています。

「誠実」の由来

フリー写真素材ぱくたそ

キキョウは戦国武将に好かれた花でもあり、そのことから桔梗紋が生まれたとされています。それが由来となり、花言葉が「誠実」になったとされています。

6月に咲く花⑤ネジバナ

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ネジバナは身近で見かけることのできるランの仲間です。そんなネジバナも6月に花を咲かせることで知られています。特徴と花言葉を紹介します。

基本情報

学名 Spiranthes sinensis var. amoena
分類 ラン科ネジバナ属の多年草
花期 5月~8月
花色 ピンク、白色
分布 庭、芝生の上

特徴

出典:写真AC

ネジバナは、5月~8月の初夏から夏にかけての時期にピンク色や白色の花が咲く、身近で見ることのできるランの仲間です。ネジバナの特徴は、花茎に対して螺旋状に花をつけることです。螺旋は右螺旋であったり、左螺旋であったり、途中から螺旋になっていたりとさまざまです。花はラン科の花らしく、左右対称の花の形をしています。

花言葉

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ネジバナの花言葉は「思慕」です。由来は万葉集からとされていて「芝付(しばつき)の御宇良崎(みうらさき)なる根都古草(ねつこぐさ)逢ひ見ずあらば吾(あれ)恋ひめやも」の歌からきています。この歌に出てくる「根都古草」がネジバナだという説があります。

ネジバナってどんな花?螺旋などの特徴や園芸種としての育て方を紹介!のイメージ
ネジバナってどんな花?螺旋などの特徴や園芸種としての育て方を紹介!
ネジバナはラン科ネジバナ属の多年草です。ねじれたピンクの花を見たことはないでしょうか。身近で見ることのできる野生のランとして知られています。ネジバナは可愛さからか人気が高く、園芸種としても出回っています。そんなネジバナの特徴と園芸種としての育て方を紹介します。

6月に咲く花⑥ハナショウブ

出典:BOTANICA

公園にある湿地帯などに植えられていることが多いハナショウブも、6月に見ることのできる花です。特徴と花言葉を紹介します。

基本情報

学名 Iris ensata var. ensata
分類 アヤメ科アヤメ属の多年草
花期 6月~7月下旬
花色 青、白、紫、黄色など
分布 公園などに植えられている

特徴

出典:BOTANICA

ハナショウブは初夏の季節に花が咲いている花で、その中でもひときわ鮮やかになるのが梅雨時期です。この時期にはよく、アヤメ祭りと称して公園などでたくさんのハナショウブを見ることができます。アヤメやカキツバタと混同されることが多いですが、アヤメは水辺ではない場所に生え、カキツバタは水辺に生えています。ハナショウブはこの両方で生育することができ、花弁の根元に黄色い部分があることで見分けられます。

花言葉

ハナショウブには「嬉しい知らせ」「伝言」「優しい心」といった花言葉があります。

「嬉しい知らせ」「伝言」の由来

Photo by coniferconifer

この花言葉はアヤメ科全般につけられているものです。アヤメ科は英語圏では「アイリス」と呼ばれていて、ギリシャ神話に登場する虹の神様「イリス」が由来となっています。イリスは神様の伝令役を務める神様であるので、この花言葉になりました。

「優しい心」の由来

出典:BOTANICA

この花言葉は、ハナショウブの花の形に由来するとされています。ハナショウブは、まっすぐに立った茎に花びらが垂れ下がるように花をつけます。この奥ゆかしく垂れ下がる花の姿が優し気に見えたため、「優しい心」とつけられました。

6月に咲く花⑦ホタルブクロ

出典:BOTANICA

ホタルブクロは道端にひっそりと花を咲かせます。特徴的な花をしているので、一目見ればこれがホタルブクロとすぐわかります。そんなホタルブクロも6月に咲く花のひとつです。特徴と花言葉を紹介します。

基本情報

学名 Campanula punctata Lam.
分類 キキョウ科ホタルブクロ属の多年草
花期 5月下旬~7月
花色 紫、青、白
分布 草原、道端、庭など

特徴

出典:BOTANICA

ホタルブクロは5月下旬~7月の初夏から夏の前半の時期に咲いている花で、釣鐘状のうつむいた花をつけます。花の長さは約5cmほどで、花の先は浅く5裂に裂けるのが特徴です。暑さには弱い植物なので、本格的な夏になる前に花が終わってしまいます。

花言葉

出典:BOTANICA

ホタルブクロの花言葉には「誠実」「貞操」といったものがあります。これらの花言葉は、ホタルブクロの花の形に由来しているとされています。ホタルブクロの花の形が教会の鐘のように見えることからつけられました。

次のページでは、6月に咲く花⑧からご紹介します。

次のページ

6月に咲く花⑧バラ

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