6月に咲く花⑧バラ
大輪のバラは、それは見事な花です。バラも6月に咲く花として知られています。この時期にバラ園に行くと、たくさんのバラを楽しむことができます。そんなバラの特徴と花言葉を紹介します。
基本情報
学名 | 品種によって異なる |
分類 | バラ科バラ属の園芸品種の総称 |
花期 | 5月下旬~6月、10月~11月下旬 |
花色 | 赤、黄色、ピンク、オレンジなどさまざま |
分布 | 庭、公園、バラ園などに植えられている |
特徴
バラは、年に1回咲かせる品種と適切な温度があれば花を咲かせる品種があります。このうちの1年に1回花を咲かせるバラが、5月下旬~6月の初夏から梅雨にかけての時期に咲いているバラです。この時期が、バラを楽しむのにもっとも最適な時期とされていて、さまざまなバラを楽しむことができます。温度さえあれば、いつでも花を咲かせることができる四季咲きと呼ばれるバラは、10月頃から開花を始めます。
野生のバラ
山野には、野生のバラも生育しています。一番身近な野生のバラはノイバラという種類で、5月~6月の初夏から梅雨時期に白い花を咲かせます。
花言葉
バラにはたくさんの花言葉があります。花言葉は本数で変わったり、花の色で変わったりします。さらに、バラの部位でも花言葉があります。色の組み合わせで花言葉が変わることもあり、花の状態でも変わります。そのため、バラを誰かに贈る際は、いろいろな用途で花言葉が変わってしまうので注意が必要です。
6月に咲く花⑨ブルーサルビア
花壇に植えられている青いサルビアを見たことがありませんか?それが、ブルーサルビアです。ブルーサルビアも6月に咲く花として知られています。特徴と花言葉を紹介します。
基本情報
学名 | Salvia farinacea |
分類 | シソ科アオギリ属の多年草・一年草 |
花期 | 5月~10月 |
花色 | 青 |
分布 | 公園や庭、街中の花壇に植えられている |
特徴
ブルーサルビアは、5月~10月と長期間花を咲かせている植物です。梅雨時期から真夏にかけては一度花付きが悪くなることもありますが、それでも青色の唇形花の綺麗な花を見せてくれます。日本では冬の寒さに耐えられないため、本来であれば多年草ですが一年草として扱っているところがほとんどです。
花言葉
ブルーサルビアの花言葉は「知恵」「尊敬」です。これらは、サルビアの英語名が由来しているといわれています。サルビアは英語名では「セージ」という名前で知られています。セージには賢い人という意味もあり、そのことから「知恵」「尊敬」といった花言葉になったとされています。
6月に咲く花⑩ラベンダー
最後に紹介するのはラベンダーです。ハーブの仲間で、いい香りがするのが特徴です。そんなラベンダーも6月に咲く花として知られています。特徴と花言葉を紹介します。
基本情報
学名 | Lavandula |
分類 | シソ科ラベンダー属の木本性 |
花期 | 4月~7月 |
花色 | 紫、白、ピンク |
分布 | 庭、花壇、畑などに植えられている |
特徴
ラベンダーは紫色の花と良い香りが特徴のハーブの仲間です。実は、ラベンダーは草本ではなく木本性ですが、大きさから草花として扱われることが多く、庭や花壇などに植えられています。日本では北海道の富良野のラベンダー畑が有名です。
ラベンダーは香りが良いのでポプリなどに利用されています。
花言葉
ラベンダーには「あなたを待っています」「沈黙」「清潔」の花言葉があります。
「あなたを待っています」の由来
ヨーロッパのある伝説が由来となっています。その伝説は、「ラベンダーという名前の少女が、美しい少年に恋し、告白できずに待ち続けた結果、一輪の花になってしまった」というものです。そのことから、「あなたを待っています」という花言葉になったとされています。
「沈黙」「清潔」の由来
ラベンダーには、高ぶった感情を鎮めるというリラックス効果と殺菌の効果があります。その効果が由来となり、「沈黙」「清潔」の花言葉になったとされています。
まとめ
雨が続き、外出が億劫になる6月ですが、外に出ればたくさんの花が咲いていることがわかります。どの花も庭や街中の花壇などで、身近で見ることのできる花です。ぜひ、これらの花を見に、6月の外出を楽しんでくださいね!
出典:BOTANICA