白いタンポポの生息地はどこ?
発芽率がとても低く特定の地域にしか自生しない白いタンポポの生息地が気になりますが、一般的な黄色いタンポポは全国に自生しています。白タンポポが見られる場所で黄色いタンポポも普通に自生し、成長の速度もほぼ同じで花が咲く開花時期もだいたい一緒です。
白いタンポポの生息地は「本州関東地方」「四国」「九州」「沖縄」など
四国や九州、関東では西よりに多く生息している
白いタンポポの生息地は関東地方や四国に九州、海を渡って沖縄にも生息していますが、とくに多く生息しているのは四国と九州地方です。関東地方では西よりに多く生息していて、人家など人の多い場所でも育ち花を咲かせます。
白いタンポポは日当たりがよく湿気がある場所で咲く
黄色いタンポポ同様に白タンポポも日光を好み日当たりがよい場所で花を咲かせます。ただし乾燥には弱いため適度に湿っている場所でないと枯れてしまうか、成長に悪影響を及ぼします。
白いタンポポの開花時期はいつ?
開花時期は1月~5月
各地域によって環境や気温にちがいがあるため開花時期も変わり、温暖な地域では早くて1月ころから咲き始め遅い地域でも3月~5月ころに花を咲かせます。タンポポの花は待ちかねた春の到来を知らせる春の使者と言え、素朴で可愛らしい姿に気持ちも春のように温かくなります。
白いタンポポは多年草
白いタンポポは多年草で、基本的に冬の時期は地表にでている茎や葉が枯れてしまい(枯れずに冬越しするものもある)、根だけが地面の中に残り冬越しします。まるでごぼうのような根は長さが30~50cm、長くて1mにもなり成長するごとに太さも増していきます。
タンポポコーヒーはタンポポの根っこを炒って作られる
ごぼうのような姿をした根っこを炒って作られるのがタンポポのコーヒーです。タンポポコーヒーにはむくみ予防・消化促進・便秘解消などの効能があり、ノンカフェインなので女性やコーヒーが苦手な人にも人気があります。どちらかと言うとほうじ茶よりの味で、苦味とコクのバランスがよいコーヒーです。
白いタンポポの花言葉は?
花言葉は「わたしを探して、そして見つめて」
白いタンポポは「わたしを探して、そして見つめて」という、したたかな乙女心を思わせる花言葉をもっています。生息する地域が限られ、あまり見ることができない白いタンポポらしいロマンティックな花言葉です。
シロバナタンポポは2月29日の誕生花
白いタンポポの代表的な品種であるシロバナタンポポは2月29日の誕生花になっています。2月29日といえば「うるう年」で、白いタンポポの珍しさがここでも由縁となっていますが、4年にいちど訪れる2月29日にプレゼントとして貴重な白タンポポがもらえたらとてもハッピーですね。
まとめ
白いタンポポを見つけてハッピーな気持ちになろう!
意外にも珍しい花とはいえ日本の在来種だった白いタンポポですが、日本全国に生息している黄色いタンポポとはちがい九州や四国など生息する地域が限られています。
一般的な黄色いタンポポとの相違点は2つ。
- 花びらが白い。
- 葉が立つように伸びる。
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出典:写真AC