トイレにおすすめの観葉植物6選！風水的に置くとよいとされるのは？

トイレに観葉植物がひとつあるだけで空間が明るくなり、生活の中で癒しを感じることができます。しかし、トイレは日差しがなかなか入らなかったり、湿気があったり、植物が育つ環境としては厳しい場所です。そんなトイレのインテリアとして向いている植物はいったいどのようなものなのか、詳しく見ていくことにしましょう。

トイレに置く観葉植物で大事なのは、耐陰性があることや、湿気・寒さに強いことです。完全に独立しているトイレや、おふろ場や洗面所のちかくに設置されているトイレなど、場所によってはトイレの在り方はさまざまです。観葉植物を飾る場合は、まわりの環境に合った植物を選びましょう。

トイレの中でも元気に育つ観葉植物は、サイズや形態など豊富にあり、初心者でも育てやすい植物がほとんどです。ここからは、トイレの中でも管理しやすい、おすすめの観葉植物を具体的に見ていきましょう。

この植物は、オランダで品種改良されて作られた、つる性の園芸品種です。暗さや湿気に強いので、トイレに置いても元気に育ってくれます。また、生命力が強く、初心者でも育てやすいことから、インテリアグリーンとしても人気があります。すこし高い位置から、つるを垂らすような飾り方をすると、シュガーパインをより美しく魅せることができます。

葉のかたちが、波うったように大きく広がるオオタニワタリは、別名「エメラルドウェーブ」として知られています。見た目がとても華やかなので、生け花に使われることがあります。お手入れのしやすさから人気があり、栽培することもできます。湿度の高い環境を好むので、洗面所と一緒になっているトイレに最適です。また、気温が3℃以上だと、冬場も成長します。

この植物は、ふわふわの葉がひろがり、可憐でさわやかな印象があります。耐陰性がありますが、乾燥を苦手とします。暑さが厳しくなる夏は、一日2回水やりを行いましょう。寒くなってきたら、土が完全に乾いていないか確認し、様子を見ながら水を与えるようにします。元気がなくなってくると葉の発色がなくなってしまいます。その場合は、根本から切ってしまいましょう。

フィカス・プミラは、基本的に日光を好む植物ですが、耐陰性も兼ね備えています。トイレでの飾り方は、窓際に置いてあげると元気に育ちます。普段、日陰に置く場合は、葉焼けしないように注意しながら、ときどき外に出してあげましょう。フィカス・プミラは、ホームセンターに売っている観葉植物用の土で育てることができます。

セロームは、葉が大きくひろがり、切れこみがはいっていることが特徴的です。大きく育てれば、高さは2mほどまで成長します。サイズが小さめのときはトイレに飾り、大きく育ったらリビングに移動させて楽しむことができます。セロームの弱点は、寒さにとても弱いことです。温かい環境をつくってあげましょう。

見た目や名前から、南国をイメージさせるテーブルヤシは、窓際に飾るとリゾート感が漂います。直射日光が苦手な植物なので、トイレに置くにはぴったりです。テーブルヤシの生育期は、4月から9月になります。水分不足になると葉が落ちてしまうので、生育期にはたくさんの水をあげましょう。テーブルヤシも、ハイドロカルチャーで育てることができます。

シルクジャスミンは、開花時期（6月から9月）になると、柑橘系の甘酸っぱい香りがします。日差しがはいる窓際に置き、風通しのいい環境をつくってあげましょう。一年を通して深いグリーン色をしているシルクジャスミンですが、初夏には白い花をつけ、やがて赤い実をつけます。葉のみではなく、季節によっていろいろな楽しみ方があります。