ハイドロカルチャーで用意するもの
こちらでは、栽培していくために必要最低限の道具や肥料などをご紹介していきますので、参考にしながらぜひハイドロカルチャーを始めていきましょう!
根が生えた観葉植物
育てていきたい観葉植物は、あらかじめ水挿しなどで根を増やしてから使いましょう。また、初心者の方は「ヒポエステス」という植物から始めてみるのをおすすめします。
ハイドロボール
ハイドロボールとは、鉢植えで使う土と同じ役割をもった人工的な土です。植物を支える役割をもっており、粒の大きさやカラーサンド、炭が原料のネオコールなど、種類はたくさんあります。
ガラス容器
定期的に水やりをするわけではありませんので、底穴の空いていない容器を準備しましょう。入れ物は特に選びませんが、ガラス容器や陶器、マグカップなど、室内に合わせて素材を選びましょう。また、初心者の方は水の量が分かる透明な容器をおすすめします。
根腐れ防止剤
この栽培方法に欠かせないアイテムが「根腐れ防止剤」です。こちらの防止剤は、根を腐らせないためのアイテムですので、必ず用意しましょう。
水耕栽培用の液体肥料
水耕栽培に使われている液体肥料などを用意することで、肥料の役割を果たしてくれます。本来であれば、植物は土から栄養を吸収しますが、ハイドロボールには栄養がありませんので、必ず肥料を混ぜる必要があります。
ハイドロカルチャーの植え替えポイント
植え替えのポイント①用土
鉢植えの植物を植え替える場合は、根の周りからほぐしていき、根を痛めないように土を落としていきましょう。そして、根を落とした植物は、バケツや皿に水を入れて土を洗い落とします。仮に枝が折れてしまった場合は、水にさして楽しみましょう。
植え替えのポイント②水やり
水やりのタイミングですが、容器の底の水がなくなった2~3日後のタイミングで水やりをします。また、水やりの量はハイドロボールの下から3cmほど水を入れて育てましょう。注意する点は、水が完全になくなる前に水を足してしまうと、根腐れの原因となってしまいます。特に冬場は成長が遅くなり、水の減りも遅くなりますので注意してください。
植え替えのポイント③カビ対策
湿度が高くなるとカビ対策が必要になります。カビは湿気を好むので、容器いっぱいに水を入れてしまうと逃げ場がなくなり、風通しも悪くなってしまいます。ですので、水の与えすぎに注意し、風通しのよい環境で育てていくことがカビ対策となります。
植え替えのポイント④根腐れさせないコツ
天然の素材で作られたハイドロボールと人工的に作られたものの2種類があります。人工的に作られたものは、石灰岩や製紙灰などが使われており低価格で購入することができます。そのため、しっかりと根腐れ防止剤を使い、半年に一度は洗浄するか交換してください。
まとめ
ここまで読んでいただいた方の中には、ハイドロカルチャーは難易度が高そうと思われるかもしれませんが、正しい知識があればそれほど難しくなく、意外と簡単でおしゃれに楽しむことができます。皆さんもぜひハイドロカルチャーをお楽しみください。
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