フィカス・ウンベラータの育て方!水やり・肥料など室内管理のコツを解説!

フィカス・ウンベラータの育て方!水やり・肥料など室内管理のコツを解説!

大きなハート形の葉っぱがかわいい、フィカス・ウンベラータは人気の高いインテリアグリーンです。冬の寒さが苦手な、熱帯性植物の冬越しにはコツがあります。春〜秋の成長期の育て方と冬の休眠期の育て方、フィカス・ウンベラータの管理方法とポイントを解説します。

記事の目次

  1. 1.フィカス・ウンベラータとは
  2. 2.フィカス・ウンベラータの育て方
  3. 3.フィカス・ウンベラータの冬越し
  4. 4.フィカス・ウンベラータの剪定
  5. 5.フィカス・ウンベラータの植え替え
  6. 6.まとめ

フィカス・ウンベラータとは

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ハート形の葉っぱが特徴のフィカス・ウンベラータは、ゴムの木の仲間です。明るい色合いの観葉植物として、おしゃれなインテリアショップやファッション誌、SNSでもよく見かけられますね。

フィカス・ウンベラータの基本情報

科名/属名 クワ科/フィカス属
分類 熱帯性常緑高木
草丈 原産地 10m/鉢植え 30cm〜1.5m
耐寒性 弱い
耐暑性 普通
育てやすさ ★★★☆☆

原産地のアフリカではとても大きくなる品種ですが、置き場所にあわせて芯止め(成長点を切る)して、高さを整えましょう。フィカス・ウンベラータは暖かく日当たりのよい場所で育てます。

フィカス・ウンベラータの花言葉

フィカス・ウンベラータの花言葉は「すこやか」「家族愛」「永久の幸せ」です。大切な人へのプレゼントにぴったりな花言葉ですね。

フィカス・ウンベラータの特徴

フィカス・ウンベラータの特徴は、丸みのあるハート型の葉です。新芽や若い葉は色が明るい緑色で、大きく成長するにつれてやや濃くなるのも特徴です。ゴムの木の仲間では比較的成長が早く、育てがいがあります。また、フィカス属のウンベラータは花らしい花が咲かない、イチジクの仲間でもあります。木の幹に小さなイチジクに似た実をつけていたら、それが花嚢(かのう)と呼ばれる花を咲かせる袋です。

フィカス・ウンベラータの育て方

フィカス・ウンベラータの葉

出典:写真AC

フィカス・ウンベラータは種まきではなく、苗から育てます。苗は小さなものでは100円ショップのミニ観葉サイズの苗などもあり、種類が豊富です。葉の大きさから考えると、バランスのよい4号鉢以上の大きさが育てやすくておすすめです。

フィカス・ウンベラータの苗の選び方のポイント

  • 大きくて色の濃い葉っぱが、バランスよくたくさんついていること
  • アブラムシやカイガラムシなど、病気や害虫の発生がないこと
  • 個性的な雰囲気なら曲がり苗を、全体にボリュームが欲しいなら株立ち(1株に何本も植わっているもの)を選ぶ
  • よい苗を探すなら、元気な株が多く流通する4〜6月と9月がおすすめ

育て方①植え付け

フィカス・ウンベラータを植え付けるときは、植え付けは水はけのよいテラコッタ(素焼き鉢)や、重みのある陶器鉢をおすすめします。フィカス・ウンベラータは根の張りがよく、比較的成長が早いのが特徴です。小さな苗を大きく育てたい方は、毎年の植え替えで1号ずつ鉢をサイズアップさせましょう。

育て方②用土と肥料

フィカス・ウンベラータを植え付ける用土は、水はけのよい観葉植物の土が適しています。ブレンドする場合は、赤玉土の中粒5:ふるった腐葉土2:バーミキュライト2:ひゅうが土の中粒1で配合します。成長期にきれいな葉を増やすコツは、肥料の与え方です。観葉植物の肥料を、固形肥料なら春と秋に1回ずつ、液体肥料は春から秋に10日に1回を目安に与えましょう。

育て方③栽培環境

春〜秋の置き場所は室内の窓に近い、日当たりよく暖かい場所です。4〜10月がフィカス・ウンベラータの成長時期です。屋外で育てる場合は、雨の当たらない軒下で直射日光を避けて、室外機の風が当たらない場所で育てます。薄く柔らかい葉は春と秋には30〜50%、夏には70%の遮光が必要です。冬は室内で育てましょう。

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フィカス・ウンベラータの冬越し

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