リンゴは風邪のときには効果的?熱があっても食べやすいレシピも紹介!

リンゴは風邪のときには効果的?熱があっても食べやすいレシピも紹介!

「1日1個のリンゴは医者いらず」ということわざがあるように、リンゴはとても健康によいとされる果物です。風邪を引いたときも、すりリンゴを食べることがありますが、いったいなぜリンゴを食べるのでしょうか?その理由と風邪のときに食べたいリンゴレシピを紹介します。

記事の目次

  1. 1.風邪の原因とリンゴの成分について
  2. 2.リンゴの見分け方と保存方法
  3. 3.風邪に効果的なリンゴレシピベスト3
  4. 4.まとめ

風邪に効果的なリンゴレシピベスト3

王道のすりリンゴ

出典:pixabay

風邪をひいたときによく食べられているのが、すりおろしたリンゴですね。食べたことがある人も多い、食欲のない風邪のときにも食べやすい定番のリンゴ料理です。

【材料(1人分)】
・リンゴ…1/2
・塩…小さじ1杯

【作り方】

  1. リンゴの皮はむかず、塩小さじ1杯でこすって汚れを落とします。
  2. 流水できれいに洗い流し、すりおろしやすいよう半分に切り、芯を切り落とします。
  3. すりおろし器で、リンゴをすりおろしてできあがりです。

リンゴを切って、すりおろすだけなのでとっても手軽に作ることができます。このとき大切なのが、皮をむかずにそのまま果肉と一緒にすりおろすことです。皮には果肉の約4倍近くリンゴポリフェノールの主成分が含まれています。よく洗い、風邪に効果的な成分を摂取しましょう。

リンゴとにんじんのミックスジュース

出典:pixabay

にんじんには高い抗酸化作用のあるβカロテンが豊富に含まれています。リンゴと合わせて摂取することでより免疫力の力を強めてくれます。この2つを合わせたミックスジュースのレシピをご紹介します。

【材料(1人分)】
・リンゴ…1/4
・にんじん…1/4
・はちみつ…小さじ1杯
・レモン汁…小さじ1杯
・水…150ml
・塩…小さじ2杯

【作り方】

  1. リンゴとにんじんの皮はむかず、それぞれ塩小さじ1杯ずつで皮をこすり、汚れを落とします。
  2. 流水でよく洗い流し、リンゴは芯を切り落として、ひと口大の大きさに切ります。
  3. 同様に、にんじんもひと口大の大きさに切ります。
  4. リンゴ、にんじん、はちみつ、レモン汁、水をミキサーに入れ、よく混ざったらできあがりです。

リンゴと同様に、にんじんも皮の近くに有効な成分が豊富に含まれているので、むかずによく洗って調理しましょう。ジュースにはちみつとレモン汁を入れると味がおいしくなり、飲みやすくなります。

あったかリンゴのジンジャードリンク

出典:pixabay

続いて、さっぱりとしたジュースとは違い、体が温まる「リンゴ」と「生姜」を組み合わせたレシピをご紹介します。生姜に含まれる「ジンゲロン」は体を内部から温める効果を持っており、リンゴと同じ免疫力の向上、ウイルスの撃退という効果が期待されます。リンゴと一緒に摂取して免疫力の向上、喉の痛みの緩和を図りましょう。

【材料(1人分)】
・リンゴ…1/4
・生姜…小さじ1杯
・はちみつ…大さじ1杯
・レモン汁…大さじ1/2
・水…100ml
・片栗粉…小さじ1杯

【作り方】

  1. リンゴの皮はむかず、塩小さじ1杯でこすって汚れを落とします。
  2. 流水できれいに洗い流し、芯を切り落として、ひと口大の大きさに切ります。
  3. 生姜はスライサーで皮をきれいにむきます。
  4. リンゴ、生姜、はちみつ、レモン汁、水、片栗粉をミキサーに入れ、なめらかになるまで混ぜます。
  5. 鍋に移し、木べらで煮立つまで混ぜてできあがりです。

生姜には、他にも殺菌作用の働きがある「ジンゲロール」と胃腸の働きを活発にする「ショウガオール」という成分があります。加えられる熱によって各成分の含有量も変わってくるので、3つの成分をそれぞれまんべんなく摂りたいときは、レンジで60℃ぐらいに設定して調理するとよいでしょう。飲みやすいように、好みではちみつをさらに加えるのもおすすめです。

まとめ

出典:pixabay

いかかでしたか?栄養が豊富なリンゴには、風邪の予防、免疫力の向上以外にも、貧血・高血圧の予防、疲労回復といった、さまざまな効果があるといわれています。熱があっても食べやすいレシピとして、すりリンゴやドリンクをご紹介しましたが、リンゴにはまだまだおいしいレシピがたくさんあります。スイーツにしても食べやすいリンゴを、ぜひ健康的な日々の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。

桜庭栞
ライター

桜庭栞

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