ブラックビートとは?ぶどう品種としての特徴やおすすめの食べ方を紹介!

ブラックビートとは?ぶどう品種としての特徴やおすすめの食べ方を紹介!

ブラックビートは皮ごと食べられる黒ぶどうです。丸く大粒の果実は酸味と甘みのバランスがほどよく、あっさりした味です。まだ産地が少なく収穫量も少ないため、知らない方も多いのではないでしょうか?そこで、ブラックビートの特徴やおすすめの食べ方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ブラックビートとはどんなぶどう?
  2. 2.ブラックビートの特徴
  3. 3.ブラックビートの収穫時期
  4. 4.ブラックビートのおすすめの食べ方
  5. 5.ブラックビートに似た品種
  6. 6.まとめ

ブラックビートとはどんなぶどう?

出典:写真AC

ブラックビートという名のぶどうをご存知ですか?ブラックビートは、真っ黒い皮をした大粒ぶどうです。まだ新しい品種のため、生産量が少なく食べたことのない人も多いのではないでしょうか。そこで、ブラックビートのぶどう品種としての特徴と誕生した理由、収穫時期やおすすめの食べ方について詳しく解説します。

基本情報

品名 ブラックビート
親の組み合わせ ピオーネ・藤稔
原産地 熊本県
国内の主な産地 熊本県・山梨県・長野県・香川県
糖度 16~17度
果皮の色 青黒色・紫黒色
果粒の形 短楕円形
収穫時期 7月下旬~8月下旬

産地

ブラックビートは、1990年(平成2年)に熊本県で誕生し、2004年(平成16年)に品種登録されたぶどう品種です。ぶどうの中では、まだ新しい品種のため生産量はあまり多くありません。原産地の熊本県の他、山梨県や長野県、香川県で少しずつ生産農家が増えてきています。

ブラックビートの誕生理由

ブラックビートは、黒ぶどうの代表品種「ピオーネ」と「藤稔(ふじみのり)」の交配によって生まれた品種です。地球温暖化の影響から暖かい地域、特に西日本ではピオーネが黒く熟れない「赤熟れ」が問題になっています。この問題を解決するため、ピオーネの強い甘みに藤稔の大粒で着色のよい点を狙って交配されました。ブラックビートは、それぞれの品種の長所を兼ね備えて誕生したぶどうです。

ボタニ子

ボタニ子

地球温暖化の影響で、黒系ぶどうの皮が黒くならない着色不良が起こっています。色が悪いと商品価値が下がってしまうため深刻な問題です。

ボタ爺

ボタ爺

黒くなる前に暑さで熟してしまうんじゃ。この問題の解決するために、ハウスで栽培時期を早める対策や、高温でも着色しやすい新品種の開発が急がれておる。

ピオーネ

ピオーネは、イタリア語で「開拓者」という意味をもつ黒ぶどうです。糖度が高く香りがよいこと、さらに適度な酸味で果汁も多いため巨峰に並んで人気があります。ジベレリン処理を行った種なしタイプを「ニューピオーネ」と呼び、近年出荷が増えてきています。

藤稔(ふじみのり)

藤稔は、大きさがピンポン玉ほどある大粒の黒ぶどうです。この大粒の特徴から、山梨県では「大峰(たいほう)」というブランド名で販売れています。強い甘みがあり果汁も豊富です。香りはあまりしませんが、柔らかな果肉の食感が楽しめるぶどうです。

ブラックビートの特徴

出典:写真AC

ブラックビートは、ピオーネと藤稔が交配されて誕生した黒ぶどうです。丸く紫黒色の果実は、世界最大級の大きさといわれ、食べる前に強い印象を与えます。まだ新しい品種のため生産量は少ないですが、着色しやすく成熟するのが早い特徴があり、近年生産量が増えてきています。

特徴①皮

果皮は、その名のとおり真っ黒で、円形に近い短楕円形をしています。果実は500円玉ほどの大粒で1粒15~20gもあります。ピオーネには皮が剥きにくい欠点がありますが、ブラックビートはこの欠点が解消され、とても薄く剥きやすくなっています。しかし、渋みが少ないため皮ごと食べられる品種です。

ボタニ子

ボタニ子

皮にブルーム(白い粉)が多くついているのもブラックビートの特徴です。

ボタ爺

ボタ爺

ブルームは、ぶどうの病気を防ぎ鮮度を保つ働きがあるんじゃ。ぶどうにたくさんブルームがついていると商品価値が高くなるぞ。

特徴②果肉と糖度

果肉は、甘みと酸味のバランスが丁度よく、苦みと香りは少ないです。しっかりした弾力のある果肉で、一口食べると果汁が口いっぱいに広がります。ピオーネよりも藤稔の味を強く引き継いでおり、糖度16~17度ほどであっさりしています。さっぱりした飽きのこない味わいが特徴です。

特徴③種

ブラックビートは「種なし」タイプが多く栽培されています。ぶどうを種なしに育てるためには「ジベレリン処理」という植物ホルモンによる栽培方法が必要です。このジベレリン処理とは、ぶどうの花が咲いたころに、コップに注いだジベレリン液にぶどうの花を一房一房に浸ける作業のことをいいます。とても労力をつかう農作業のため、種ありタイプよりも価格が高くなる傾向があります。

次のページで「ブラックビートの収穫時期」について解説します。

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ブラックビートの収穫時期

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