アテモヤの育て方・栽培方法!植え方や手入れのコツから収穫まで解説!

アテモヤの育て方・栽培方法!植え方や手入れのコツから収穫まで解説!

アテモヤという果物をご存知ですか?南国の高級果物として、人気を集めています。育て方にはコツがいりますが、自宅で栽培して収穫することも可能です。この記事では、アテモヤの特徴や育て方、手入れのコツなどを紹介します。あわせて食べ方も見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.アテモヤとは
  2. 2.アテモヤの特徴
  3. 3.アテモヤの品種
  4. 4.アテモヤの栄養
  5. 5.アテモヤの育て方
  6. 6.アテモヤ栽培のコツ
  7. 7.アテモヤの収穫と食べ方
  8. 8.まとめ

アテモヤとは

Photo by kamosawa

アテモヤをご存知ですか。ごつごつした外見からは想像もつかないほど甘くて香りのよい果物です。まずは、アテモヤの基本情報を見ていきましょう。

アテモヤの基本情報

学名 Annona atemoya
原産国 フロリダ
バンレイシ科
バンレイシ属
アテモヤ
別名 鳳梨釈迦(パイナップル釈迦頭)

果皮は薄緑色で、形は丸みを帯びた三角錐です。味は甘く濃厚ですが、よく似た中南米産の釈迦頭は甘さが主体なのに対して、アテモヤは酸味や風味が高いのが特徴です。耐暑性・耐寒性はやや強めですが、育てるのが難しく生産量は多くありません。

アテモヤの特徴

森のアイスクリーム

アテモヤは「森のアイスクリーム」と呼ばれるほど、濃厚な甘さ(糖度が20~25度)がある高級フルーツです。香りはパイナップルに似ています。沖縄以外ではあまり販売されていない希少な果物です。

アテモヤは小さなものでも約180g、大きいものではだいたい300~400gです。アテモヤの旬は11月~3月頃で、採れたてのときは美しい緑色です。追熟して色が黒っぽくなった頃がおいしくなります。森のアイスクリームの甘みを堪能できるでしょう。

アテモヤの品種

アテモヤの品種は全部で20種類あります。ここでは、そのなかでも人気の高い品種を紹介します。

アフリカンプライド

酸味、甘みがほどよく、ジューシーな食感です。表皮は硬く指先で圧迫した後のような模様が特徴的といえます。沖縄県では生産量、販売数が多い商品です。

ジェフナー

沖縄で人気があり、甘さを強く感じられる品種です。果実上部に大きな突起が見られ、下部はわりと平たい形です。

ピンクマンモス

主に静岡県や三重県で栽培されています。大きさはほかの品種に比べて大きく香りもよいです。突起は果実全体に見られます。

釈迦頭とチェリモヤ

釈迦頭

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

釈迦頭(しゃかとう)はこの果物の形の見た目が釈迦の頭の形に似ているところからつけられました。アテモヤはよく似た果物のチェリモヤと釈迦頭(ブラジル語ではアテ)の掛け合わせでできた果物です。

チェリモヤ

チェリモヤの果実はアテモヤに似ていますが表皮はなめらかで大きな突起は見られません。種も大きく甘みは優しい果実で、育てるのが難しい高級フルーツの品種です。

アテモヤの栄養

主な栄養成分

可食部100g中の含有量

エネルギー 79kcal
水分 77.7g
タンパク質   1.8g
脂質   0.4g
炭水化物  19.4g
灰分   0.7g
カリウム 340g
αリノレン酸  94mg

ほかにも食物繊維やn-3やn-6の不飽和脂肪酸、葉酸も含まれています。また、100gで約80kcalと、ややカロリーは高めです。

次のページでは育て方について見ていきましょう!

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アテモヤの育て方

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