カモミールの育て方!栽培方法はローマンやジャーマンで違いはある?

カモミールの育て方!栽培方法はローマンやジャーマンで違いはある?

可愛らしい姿で人気の高いカモミールですが、どのような育て方をすべきなのでしょうか?カモミールをきれいに咲かせる育て方を、詳しくご紹介します。開花時期や種まきに時期、苗植えの方法や普段の管理方法を身につけましょう。ローマンやジャーマンの違いについてまとめました。

記事の目次

  1. 1.カモミールとは
  2. 2.カモミールの種類
  3. 3.カモミールの育て方
  4. 4.カモミールの管理方法
  5. 5.カモミールの活用方法
  6. 6.まとめ

カモミールとは

Photo by Takashi(aes256)

カモミールは、かわいらしい容姿とリンゴのようなフルーティーな香りが特徴の植物です。庭はもちろん室内でも管理可能で、薬用植物としても有名です。

基本情報

草丈 30~60cm
原産国 ヨーロッパ
和名 カミツレ
日本に入ってきた時期 江戸時代(19世紀初め)
語源 大地のリンゴというギリシャ語

カモミールはキク科の植物で、ハーブとしてもとても人気です。

花言葉

Photo bypixel2013

カモミールの花言葉は、以下のとおりです。
 

  • 逆境に耐える
  • 逆境の中で生まれる力
  • 苦難の中の力

かわいらしい姿からはあまり想像できない、とても忍耐を感じる花言葉が付けられています。カモミールの種類別や花の色別の花言葉は、つけられていません。

開花時期

Photo byKatNit

カモミールは種類によって、開花時期が若干異なります。
 

  • カモミール・ローマン…5~6月
  • カモミール・ジャーマン…3~6月
  • マトリカリア…5~7月

カモミール・ジャーマンとカモミール・ローマンは開花時期が近く、ローマンの方がジャーマンよりも開花期間が短めです。開花季節は春~初夏です。その年の気候によって、開花する季節が若干ずれることがあります。

カモミールの種類

Photo byCapri23auto

カモミールには、いくつかの種類があります。中でも有名なローマンとジャーマンの違いについて、ご紹介します。よく似ている二つの種類ですが、少しずつ異なる点もあるので、育てる際には事前に違いを把握してどの種類のカモミールを購入するか検討しましょう。

ローマンとジャーマンの違い

Photo bypasja1000

ローマンとジャーマンは、一見しただけでは見分けがつきにくいほどよく似ています。収穫後のローマンとジャーマンの花の様子はよく似ているため、植えられている状態でなければ見分けがつかないこともあります。よく似ていますが、育て方などは若干異なっているので、どれぞれの種類に適した育て方をしましょう。詳しい情報をまとめました。

カモミール・ローマン

ローマンは花や茎からリンゴの香りがする、キク科の植物です。ジャーマンよりも背が低く、育成時間がかかります。ローマンは芝生のように横に広がる種類で、仮に踏んでしまったとしてもそう簡単に枯れません。キク科の植物なので、アレルギーを持っているかたは注意しましょう。

カモミール・ジャーマン

ジャーマンはローマンよりも背丈が高く、薬草として栽培している国もあります。ローマン同様にリンゴのような香りがしますが、ジャーマンは花の部分にしか香りはついていません。ローマンよりも生育期間が短めで、初心者の方も育てやすい植物です。

ボタニ子

ボタニ子

次のページでは、カモミールの育て方を詳しく見ていくことにしましょう。

次のページ

カモミールの育て方

関連記事

Article Ranking