カモミールの育て方!栽培方法はローマンやジャーマンで違いはある?

カモミールの育て方!栽培方法はローマンやジャーマンで違いはある?

可愛らしい姿で人気の高いカモミールですが、どのような育て方をすべきなのでしょうか?カモミールをきれいに咲かせる育て方を、詳しくご紹介します。開花時期や種まきに時期、苗植えの方法や普段の管理方法を身につけましょう。ローマンやジャーマンの違いについてまとめました。

記事の目次

  1. 1.カモミールとは
  2. 2.カモミールの種類
  3. 3.カモミールの育て方
  4. 4.カモミールの管理方法
  5. 5.カモミールの活用方法
  6. 6.まとめ

カモミールの育て方

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カモミールを育てるのであれば、きれいな花を咲かせてもらいたいものです。普段の基本的なお世話の方法を身につけて、より美しいカモミールをたくさん咲かせましょう。カモミールの育てやすさや具体的な管理方法、種や苗の植え付け時期や剪定方法についてまとめました。カモミール・ジャーマンとカモミール・ローマンの違いも、ご紹介します。

カモミールの育てやすさ

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カモミールは、比較的育てやすい種類の植物です。普段の管理や剪定方法、育て方などの基本的なお世話を大きく間違えなければ、季節の到来と共に咲くカモミールの花を楽しめます。寒さに強い種類で、雪が少し積もっても越冬可能です。どうしても心配な場合は鉢植えでカモミールを管理し、雪が積もる前に室内で管理しましょう。茎を長く伸ばしすぎず、新芽の先をある程度剪定すると越冬しやすくなります。

上手な育て方

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カモミールにもっとたくさんの花を咲かせてもらうためには、基本的なお世話をしっかりすることが重要です。お世話で重要なポイントを、ピックアップしてご紹介します。毎日のお世話だけでなく、季節に応じた管理方法にもつながるので、チェックしておきましょう。

水やり

庭に地植えした場合、カモミールは基本的に水やりをする必要はありません。地面が乾いていたり、雨が降らない期間が長い場合は、朝に水やりを行いましょう。日中に水やりをすると、蒸れて根腐れする可能性があります。鉢植えも土が乾いたらたっぷり水をやりましょう。

追肥

カモミールは、植え付けの際にしっかりと元肥を準備した状態の土で育て始めた場合、追肥は必要ありません。追肥しすぎてしまうと、追肥やけを起こして枯れる可能性があります。元肥がしっかりしているならば、肥料は与えてもごく少量か追肥なしで十分育ちます。

管理場所

カモミールは日光を好む植物なので、日当たりのよい場所に植えましょう。夏の暑さには弱く、枯れていく傾向があります。種の収穫に向けて準備を整えましょう。プランターや鉢植えで管理しているならば、夏場は涼しい場所に移してあげると開花時期を少し長く楽しめます。

植え付け時期

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カモミールは種から育てても、簡単に育てられます。発芽するか心配な場合は苗から植え付けを行いましょう。植え付けを行う際は、種まきや植え替えの時期を把握すればカモミールは元気に育ちます。種まき時期によっては夏に花が咲かない可能性があるので、その点は注意が必要です。

種の育て方

カモミールを種に状態から育てるときは、種まきの時期が重要です。種まきに適している時期は3月中頃~4月と9月中頃~10月ですが、春種まきをすると夏の開花時期につぼみがつかないかもしれません。花を楽しみたいのであれば、秋に種まきをしましょう。

苗の育て方

カモミールを苗の状態から育てるときは、種まき時期と同じ時期に苗の植え付けを行います。プランターや鉢植えに苗を植えるのであれば、水はけのよい土を準備しましょう。自宅で内を作る場合は、ポットに種まきをすればポットで発芽して苗まで育てられます。

室内での育て方

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カモミールは、室内でも育てられます。室内管理するときは、できるだけ日当たりのよい場所で管理しましょう。夏場や冬場でエアコンを使う際は、カモミールにエアコンの風が長時間当たり続ける環境を作らないように注意してください。直接送風が当たり続けるのは、ほかの植物と同じようにカモミールにもよくありません。よく育ち、鉢植えやプランターが狭くなってきたら、時期を見て株分けしましょう。

植え替え時期

室内で管理しているカモミールであっても、真夏や真冬のような気候は得意ではありません。室温が春の陽気に近いのであれば時期を問わずに植え替えを行っても差し障りありませんが、そうでなければ春や秋に植え替えや株分け、寄せ植えなどを行いましょう。地植えを鉢植えの植え替える場合も、この時期が最適です。

ボタニ子

ボタニ子

次のページでは、カモミールの管理方法や活用方法を解説します。

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