プテリスとは?その特徴・種類や水やりなどの基本的な育て方を解説!

プテリスとは?その特徴・種類や水やりなどの基本的な育て方を解説!

和名では「イノモトソウ」と呼ばれる「プテリス」は、日陰を好み、どこか涼しげな雰囲気のある植物です。世界中に分布していて種類も多く、観葉植物や寄せ植えとしても人気です。プテリスの特徴や種類、水やりなどの育て方を解説しています。

記事の目次

  1. 1.プテリスはどんな植物?
  2. 2.プテリスの名前の由来は?
  3. 3.プテリスの花言葉は?
  4. 4.プテリスの主な種類は?
  5. 5.プテリスの育て方
  6. 6.プテリスの増やし方
  7. 7.プテリスの寄せ植え
  8. 8.まとめ

プテリスの育て方

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プテリスは比較的世話が簡単で、初心者にもおすすめの観葉植物ですので、ぜひ挑戦してください。土づくり・水やり・肥料のやり方などの基本的な育て方から、剪定や気をつけたい害虫についてまで、プテリスの育て方を解説します。

プテリスの育て方①土づくり

プテリスを育てるには土づくりが重要で、水はけ・水もちのバランスが取れた土が必要です。鉢植えには「小粒の赤玉土6:腐葉土3:小粒の軽石1」の割合で混ぜた土が最適なので、ぜひお試しください。地植えの場合は、苗を植え付ける前に一度土を耕し、腐葉土を3割ほど混ぜ込んでおきましょう。

プテリスの育て方②水やり

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鉢植えの場合、春〜秋の生育期には土が乾かないよう、しっかり水やりをします。乾燥は枯れの原因になるので注意が必要です。冬は休眠期で、土の表面が乾いたら水を与える程度で充分です。地植えの場合には、年間を通して特に水やりの必要はありません。きれいな葉色をキープするには、霧吹きでこまめに葉水をし、湿度が保つことがコツです。

プテリスの育て方③肥料のやり方

プテリスは5~9月の生育期に、肥料を与えるのがおすすめです。2ヶ月に1回の頻度で、ゆっくりと効果が出る「緩効性化成肥料」を株元に与えましょう。液肥を使う場合は、1週間〜10日に1回の頻度で与えると生育がよくなります。

プテリスの育て方④剪定の方法

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プテリスは大きくなるにしたがい、葉っぱが密生していくという特徴があります。葉っぱが密生し過ぎてしまうと、株元や葉がこすれて枯れてしまうため、葉を剪定して適度な隙間を作りましょう。葉が枯れてしまった場合には、放置しておくと害虫の被害にあいやすくなってしまうので、すぐに除去してください。

プテリスの育て方⑤置き場所

プテリスは直射日光が苦手です。乾燥しやすく、葉が焼けやすい特徴があります。強い直射日光が当たらない、日陰になるような場所を探して置くのがベストです。室内ならどこへ置いても問題ないでしょう。冬は他の季節より日が弱まるので、暖かく日当たりの良好な場所に移動すると、生き生きとした元気なプテリスの姿を保てます。

プテリスの育て方⑥気をつけるべき害虫

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ハダニ

夏などの高温で乾燥しやすい時期には、「ハダニ」が発生するので注意が必要です。「ハダニ」とは0.3〜0.8ミリほどの食物性のダニで、赤い色をしていますので、見つけたらすぐに薬剤で処理しましょう。対策として、霧吹きを使って湿度を高めておくのも大切です。

カイガラムシ

カイガラムシはカメムシの仲間の小さな害虫で、赤いつぼみのような姿をしています。ハダニと同じく春から秋にかけて発生し、葉や茎に寄生して植物の栄養を奪ってしまうので、見つけ次第薬剤で駆除するべきでしょう。成虫の場合は、薬剤に対して抵抗力があるため、ブラシなどを使ってこすり落とすのが有効です。

プテリスの増やし方

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プテリスが育ってきたら、数を増やすことに挑戦しましょう。プテリスの一般的な増やし方は「株分け」で、増えた根株を分けて植え替えるという方法です。根が詰まったことによる「枯れ」が起きた場合にもとても効果的な方法ですので、ぜひ試してみましょう。

プテリスの増やし方①株分けの時期

株分けの作業を行う最適な時期は、プテリスの生育期である5~9月です。株分けと同時に、鉢への植え替えを行うと効率もよいでしょう。株分けから植え替えまでに必要な道具を揃えてから、作業に取り掛かるのをおすすめします。

プテリスの増やし方②株分けの方法

土から掘りあげたプテリスの株を、それぞれに3~5本茎がつくようにして株を分けます。ナイフや手でさくと簡単です。分けた株は、それぞれ1回り大きな鉢に植え付けましょう。ほとんど肥料は必要としない植物ですが、鉢植えの場合は環境が厳しい場合があるので、緩効性化成肥料や液肥の使用をおすすめします。

プテリスの寄せ植え

フリー写真素材ぱくたそ

日陰を好み涼しげな雰囲気を持つプテリスですが、寄せ植えにすることで、また違った雰囲気を楽しむことができます。プテリスを寄せ植えするときのアイディアを2つ紹介しましょう。

プテリスの寄せ植え①同じ性質のものと植える

プテリスは高い湿度の環境を好む植物なので、寄せ植えにする場合、一緒に植える植物も同じ性質を持つものを選ぶといいでしょう。洋ランはプテリスと性質も似ていて、一緒に植えられることが多いです。花と葉っぱのコントラストが楽しめる組み合わせですので、華やかな雰囲気が出せます。

プテリスの寄せ植え②ディッシュガーデン

「ディッシュガーデン」とは、お皿の上で植物を育てる方法で、見た目の雰囲気を活かせるので、葉っぱが特徴的なプテリスにおすすめです。お皿に根腐れ防止剤を敷き、植物を植え付けます。いくつかの種類のプテリスを寄せ植えにしても、おしゃれなインテリアになるでしょう。

まとめ

Photo by Marcelo Cava

プテリスは熱帯から亜熱帯にかけて世界中に分布し、種類も豊富にあるため、種類の違いによって見た目のバリエーションが楽しめる植物でした。育て方は比較的簡単で、初心者でも育てやすいところも魅力のひとつです。株分けや植え替え、寄せ植えも楽しい植物なので、ぜひ挑戦してください。

Zeri
ライター

Zeri

エキゾチックな雰囲気の植物が好き!

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