フィットニアとは?どんな観葉植物?その特徴や管理のコツをご紹介!

フィットニアとは?どんな観葉植物?その特徴や管理のコツをご紹介!

フィットニアは美しい網目のような模様の葉を持つ、小さな匍匐性の観葉植物です。美しい葉は単独でも鑑賞価値がありますが、日陰の寄せ植えの脇役としても活用されています。フィットニアを育ててみたい方のために、管理のコツ、増やし方などをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.フィットニアとは?
  2. 2.フィットニアの特徴
  3. 3.フィットニアの育て方
  4. 4.フィットニアの増やし方
  5. 5.まとめ

フィットニアとは?

Photo by wallygrom

フィットニアは草丈20cmほどで、網目に似た美しい模様の葉が特徴的な観葉植物です。葉の色や縁の形はバラエティに富んでおり、葉の模様は共通していますが、とても同じ植物とは思えないほど品種によって色が異なります。花が咲くことは滅多になく、もっぱらカラーリーフとして葉を鑑賞するために栽培されています。

フィットニアの基本情報

名称 フィットニア
別名 アミメグサ
科・属 キツネノマゴ科 アミメグサ属
形態 多年草
原産地 ペルー
草丈 20cm

フィットニアの花言葉

Photo by KKIMJE

フィットニアの花言葉はいくつかありますが、その一つは「デリケートな心」です。葉の繊細な模様からも納得しやすい花言葉ですね。他には「羨ましい」という花言葉もあります。「嫉妬」よりもかわいらしい表現ですね。

フィットニアの特徴

葉脈の美しさ

フィットニアの最大の特徴はくっきりとした葉脈で、いつまでも眺めていられるような美しさです。葉の模様から、アミメグサという別名もつきました。品種によって葉脈の色は異なり、白だけではなくピンクや赤、淡いグリーンなどさまざまで、あまり目立たない品種もあります。

小さなアイボリーの花

Photo by 阿橋花譜 KHQ Flower Guide

フィットニアの花

フィットニアは秋から冬にラベンダーのように花穂を伸ばし、ごく小さなアイボリー色の花をいくつも咲かせます。山野草のような地味で清楚な雰囲気がありますね。家庭で栽培していると温度不足になりがちで、開花を見ることはなかなか難しいようです。

フィットニアの品種

栽培されているフィットニアは園芸用に改良された品種です。主に葉脈の赤い「ベニアミメグサ」と、葉脈の白い「シロアミメグサ」の2種類に分かれており、その中にも複数の品種が存在しています。葉の色や草丈はさまざまで、葉の縁はぎざぎざしているものや、丸みのあるものがあります。園芸店でお好みの品種を探してみてくださいね。

(観葉植物)フィットニア レッド 陶器鉢植え ダイスM WH(1鉢) 受け皿付き 北海道冬季発送不可

参考価格: 1,490円

出典: 楽天
出典: 楽天
出典: 楽天
楽天1,490円

フィットニア シロアミメグサ アクアプラントポット | インテリア おしゃれ かわいい 人気 ギフト プレゼント 贈り物 リビング 雑貨 飾り 祝い 誕生日 結婚 観葉植物 珍奇直物 アレンジ 育てやすい 美容院 開店祝い ポット 珍しい 耐陰性 日陰 簡単 グリーン

参考価格: 3,850円

出典: 楽天
出典: 楽天
出典: 楽天
楽天3,850円

フィットニアの育て方

春から秋までの育て方

Photo byAKuptsova

フィットニアを購入するのは生育期である春から秋までの時期ですが、この時期の強い直射日光は苦手です。屋外で育てる場合はやや日陰になった場所で管理しましょう。室内の窓際で育てる場合も、南側では葉焼けしてしまう可能性があるので気をつけてください。

こまめに水やりをする

暖かい時期は、土の表面を触って乾き始めていたら水やりをします。真夏はすぐに乾いてしまうので、毎朝水を与える必要があるかもしれません。多湿を好む傾向がありますが、根は酸素も必要とするため、無闇に大量の水を与えたりはせずに土の状態を確認してから判断しましょう。

定期的に肥料を与える

Photo byAKuptsova

フィットニアは十分な肥料がなければ生育不良になるため、液肥なら1ヶ月に2回程度、目安の量を与えましょう。便利な置き肥料や、希釈せずに与えられる液肥もありますので、使いやすいものを選んでください。

ハイポネックス キュート 観葉植物用 150mL 追肥 化学肥料 液肥 速効性 観葉植物 関東当日便

参考価格: 366円

出典: 楽天
出典: 楽天
出典: 楽天
楽天366円

切り戻し(剪定)

剪定せずに育てていると垂れ下がっていきます。こんもりとした株姿に育てたい場合は暖かい時期に切り戻しましょう。枝の先端にある成長点を切ることで、脇芽が育つようになります。

冬の育て方

必ず室内に入れる

フィットニアは耐寒性が低い植物で、10℃を下回るとだんだん弱って枯れ始めます。15℃以上あれば理想的ですが、冬の温度管理に自信がなければ、春から秋までの一年草として割り切ったほうがよいかもしれません。冬越しさせる場合は、暖かい部屋の日当たりのよい場所に置きましょう。

冬の管理

気温が下がると成長が止まるため、肥料は一切与えず、水やりは春から秋よりも控えめにします。葉は乾燥が苦手なので、地上部をビニールで包んだり、葉水を与えるなどの工夫をすると、より冬越ししやすくなります。

開花する可能性もある

育て方次第では秋から冬にかけて開花する可能性があります。特に十分な温度を保つことが重要です。室温が低くても開花させたい場合は、秋からヒーターを使用したりミニ温室を作るなどして暖かさを保ち、十分なリン酸を含んだ肥料を与えてみてください。

フィットニアの増やし方

増やし方①株分け

フリー写真素材ぱくたそ

フィットニアの根元がいっぱいに詰まってきたら株分けができます。時期は梅雨ごろか、その前後がおすすめです。鉢から取り出してハサミなどで数株に切り分けましょう。フィットニアは水捌けのよい土を好むので、小粒の赤玉土と腐葉土を7:3程度に混ぜたものか、市販の培養土を使用して植えつけてください。

増やし方②挿し木

メネデール(200mL)

参考価格: 696円

出典: 楽天
楽天696円

挿し木でも増やせます。時期はやはり、梅雨かその前後の暖かい時期がおすすめです。なるべく勢いのある枝を十分な長さで切り、下葉を取り除いて根元を新しい土に挿すか、水につけておけば根が生えてきます。メネデールなどの発根促進剤を使用すると、より成功率が上がります。根が生えたら水捌けのよい土で植えつけましょう。

まとめ

フィットニアは管理のコツさえ掴めば初心者の方にも育てやすい観葉植物で、日当たりの悪い場所で園芸を諦めたくない方にもおすすめです。多種多様な品種の中から、ぜひ好みに合ったものを見つけて栽培を楽しんでください。

hollyhook
ライター

hollyhook

プランター でお花と野菜の栽培を楽しんでいます。

関連記事

Article Ranking