クンシラン(君子蘭)の育て方!植え替えの際の用土・株分けのコツなど!

クンシラン(君子蘭)の育て方!植え替えの際の用土・株分けのコツなど!

クンシラン(君子蘭)は古くからある大型の鉢花植物です。きちんとした手入れと育て方をすれば、毎年春には大変見ごたえのある艶やかな花が咲きます。クンシランの育て方によっては、大きく成長した株を株分けして増やすことができるという特徴があります。

記事の目次

  1. 1.クンシラン(君子蘭)はどんな植物?
  2. 2.クンシランの育て方
  3. 3.クンシラン栽培のよくあるトラブル
  4. 4.クンシランの植え替え
  5. 5.クンシランの増やし方
  6. 6.まとめ

クンシラン栽培のよくあるトラブル

クンシランは比較的育てやすい植物ですが、手入れや管理方法に問題があると、葉焼けなどのトラブルが起きることがあります。冬の寒さや夏の高温多湿に弱いこと、直射日光も苦手であることなどを念頭に置きながら対策しましょう。

葉焼け

葉焼けは強い直射日光に当たりすぎて起こる現象です。クンシランに限らず、観葉植物には起きやすい現象で、茶色に変色した部分は元に戻りません。葉の温度が急激に上がりすぎて、細胞が壊れてしまい変色します。ひどいと枯れてしまいます。変色した部分の葉は剪定しましょう。葉の大部分が変色した場合は葉の根元から引き抜いてください。

クンシランの花が咲かない

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クンシランの花が咲かない、というトラブルが起きることがあります。クンシランは冬でも休眠しません。冬越しの仕方にコツがあるのです。クンシランの花を咲かせるには、最低気温5~10℃という低温で60~70日育てる必要があります。玄関や窓付近など雨や霜の当たらない気温の低い場所で冬越しさせましょう。また花を咲かせるために必要な葉の数は8枚です。

クンシランの植え替え

クンシランは2~3年おきに植え替えをしましょう。株が大きくなると、植木鉢の中で根がパンパンになってしまいます。太くて白い根が折れやすいので注意が必要です。植え替え数週前から水やりを控えて乾燥気味にすると、植え替え時に根を傷むのを防げます。古くなった用土と黒くなって痛んだ根をやさしく取り除き、白い元気な根を痛めないように注意しましょう。

植え替えする時期

クンシランの植え替えに適した時期は4月~5月です。クンシランに負担にならないように、用土や肥料を用意して手際よく行いましょう。クンシランの株がだんだん大きくなると、移動のときに鉢の重さで腰を痛めてしまうことがあります。そうなると腰がよくなるまでガーデニング全般が楽しめなくなるので、時には廃棄する勇気も必要です。

植え替えの用土

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クンシランの植え替えには植えつけの時と同じように、水はけのよい用土を使用します。新しい用土を使ってください。クンシラン専用の用土が手軽で便利です。自分で配合してみる場合、「川砂4:赤玉土3:腐葉土3」などの配合が一般的です。自分好みの配合を工夫したり、緩急性化成肥料を混ぜてみてもいいでしょう。

ボタニ子

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次のページでは、クンシランの増やし方について説明します。

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クンシランの増やし方

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