ペットボトル・バードフィーダーの作り方!
身近な材料でバードウォッチングが楽しめるペットボトル・バードフィーダーを自作しましょう。ワンシーズンで使い切れる手軽さも魅力です。よりDIY気分を楽しみたい方には、カット済みの木材に色を塗って組み立てる、手作りキットも販売されています。
作り方①ペットボトル・バードフィーダーの材料と道具
材料
- 洗ってよく乾かした空のペットボトル
- きれいな割り箸や木のへら2〜3本
- 紐やワイヤーなど
道具
- 穴を開けるためのキリ
- 工作用のカッター・ハサミ
- ワイヤーを切るペンチ
- カッター台など
作り方②ペットボトル・バードフィーダー手順
- ペットボトルの下の方に、4〜6箇所の箸を通す穴をあける
- 穴から3〜4cm上に、カッターでエサ用の穴をあける
- 1で開けた穴に箸を通す
作り方③ペットボトル・バードフィーダー手順
吊るす部分の自作手順
- U字にしたワイヤーごと紐で巻いて、しっかりと結ぶ
- ワイヤーの先を丸めて、吊るす部分を固定する
エサの種類と選び方
米やパンくずが好きな鳥 スズメ、キジバト、アオジ、カワラヒワ
果物やジュースが好きな鳥 ウグイス、メジロ、ツグミ、シロハラ
赤い木の実が好きな鳥 ジョウビタキ、シロハラ、ムクドリ、ツグミ、ヒヨドリ
ピーナッツやヒマワリの種が好きな鳥 ヤマガラ、シメ、カワラヒワ、シジュウカラ
牛脂が好きな鳥 シジュウカラ、メジロ、コゲラ、ウグイス
上記のようにバードフィーダーに置くエサによって、やってくる鳥も変わります。ペットショップやホームセンターには、穀物・ヒマワリの種以外に、ミルワーム(幼虫を乾燥させたもの)などもあります。最初は少量ずついろいろなエサを置いてみて、やってくる鳥の種類やエサの減る量などを観察しましょう。
穀物系のエサ
トウモロコシやヒマワリの種、小麦・アワ・キビなど野鳥が好む穀物類をブレンドしています。
牛脂系のエサ
小麦やヒマワリの種などを牛脂でまとめたもので、雑食性の野鳥を呼びたい方におすすめです。
庭にバードフィーダーを置こう
バードフィーダーを設置することで、お庭やベランダで身近にバードウォッチングが楽しめるようになります。バードフィーダーは野鳥を餌付けするための道具ではありません。あくまでも野鳥のエサとなるものが少ない期間に、餌付けではなくおすそ分けをする気持ちでバードフィーダーを置くよう心がけましょう。
11〜3月がおすすめの時期
11月〜3月の晩秋から春先の時期は、自然界にはエサが少なくなって、野鳥がバードフィーダーにやってくるようになります。逆に春から秋はエサが豊富にある季節のため、野鳥たちの水飲み場や水浴びをする場所にもなる、バードバスの設置がおすすめです。
注意したいポイント
野鳥が安心してエサを食べられるよう、バードフィーダーを清潔に管理しましょう。野鳥にとっても人にとっても憩いの場所になるよう、鳥インフルエンザ、サルモネラ菌などの感染症対策が必要です。餌台や周辺の掃除には手袋やマスクをつけて、掃除後には手洗いうがいを忘れずにします。
まとめ
バードウォッチングが身近に楽しめる、バードフィーダーを紹介しました。冬のガーデニングの楽しみ方として、大量のエサで野鳥に餌付けするのではなく、おすそ分けする気持ちで小さな餌台を設置してみましょう。
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執筆者撮影