オカワカメ(雲南百薬)の保存方法
葉の保存方法
オカワカメの葉を熱湯で茹でて、色が変わったらザルに引き上げ、日なたでカラカラになるまで干します。こうすることで、1年間は保存できます。調理するときは市販の乾燥ワカメと同じように、水またはお湯で戻して使えるため、たくさん収穫できて一度に食べきれないときにとても便利です。
むかごの保存方法
むかごは翌年発芽させるために、凍らせず、乾燥しきってしまわない状態で保存することがポイントです。春になればそのままの状態でも発芽しますが、半分ほど土に埋め、乾燥しないように水をやっておくとより一層発芽しやすくなります。
オカワカメ(雲南百薬)の食べ方
基本的な食べ方
生のまま食べても人体に影響はありません。しかし、苦みや青臭さが強いため、生で食べることはあまりおすすめできません。熱湯でさっと茹でて、おひたしとしてポン酢や鰹節などをトッピングするだけでも美味しく食べられます。
オカワカメのアレンジレシピ
茹でてからサラダとして
茹でるとワカメのような見た目になります。ほかの野菜や炒り卵などとあわせることで、豪華なワカメサラダに仕上がるでしょう。中華ドレッシングとよくあいます。
カレーにトッピング
カレーライスに茹でたオカワカメをそのままトッピングするだけで、カルシウムやミネラルなど栄養たっぷりのカレーライスに変身します。とても手軽で便利な食べ方の1つです。
さまざまな料理で使ってみよう
ほかにも、天ぷら・酢の物・ポテトサラダ・ラーメン・焼きそば・お味噌汁やスープの具としてなど、たくさんの食べ方があります。和風・洋風・中華、どのようなジャンルにでもあうため、お好みの調理方法でおいしく食べてみてくださいね。
むかごの食べ方
葉と同様に、むかごも食べられます。見た目や食感がヤマイモとよく似ています。スライスしてポン酢をかける、炊き込みご飯の具にしてもおいしいです。しかし、ヤマイモよりもむかごは少し青臭さが残る場合があるため、醤油やニンニクなど濃い味付けで炒めて食べるのもおすすめです。
まとめ
オカワカメは、花は観賞用、ツルは緑のカーテン、葉やむかごは栄養たっぷりという万能な植物です。植え付けから開花、収穫して食べるまで長く楽しめます。園芸初心者の方でも簡単に栽培できる品種のため、ぜひ一度チャレンジしてください。