「シロザ」とはどんな植物?アカザとの違いや見分け方は?食べられる?

「シロザ」とはどんな植物?アカザとの違いや見分け方は?食べられる?

シロザは食用にできる身近な雑草です。若葉の時期、葉の中心部分が名前の通り、白っぽく見えるのが大きな特徴。葉も実も食用にできるシロザ。ここではシロザの見分け方やシロザの変種であるアカザとの違い、葉や実の食べ方やレシピをご紹介します。

    記事の目次

    1. 1.シロザとはどんな植物か?
    2. 2.シロザの特徴と見分け方
    3. 3.シロザとアカザの違いは?
    4. 4.シロザは食べられる?
    5. 5.薬草としても使えるシロザ
    6. 6.まとめ

    シロザとはどんな植物か?

    シロザという植物をご存知ですか?道端や畑など身近なところによく生えている雑草のひとつです。じつは食用にもなり、体に嬉しい栄養素も豊富に含んでいます。ここでは、そんなシロザの意外な魅力に迫ってみましょう。

    シロザの基本情報

    分類 ヒユ科(以前はアカザ科)アカザ属
    学名 Chenopodium album
    形態 一年草
    分布地域 全国
    草丈 60~150㎝
    花期 8~10月
    花色 淡緑色

    シロザの特徴と見分け方

    身近なところによく生えている雑草

    シロザは道端や、畑、海岸の砂地などごく身近なところに生えている植物です。8月~10月の花の咲く時期には草丈が60㎝から150㎝にもなります。このぐらい大きく育ったものは茎が固く、とても頑丈になり、昔は杖として利用したといわれています。

    白っぽい若葉が特徴

    シロザの一番の特徴は何と言っても先端の若葉が白っぽく見えることでしょう。白く見えるのは、葉に密集してつく白い粉状物によるものです。(上の写真はシロザの葉のアップです。半透明もしくは白くて丸い粒々が密集しています。)一説には紫外線から身を守るため、とも言われていますが詳しい理由はまだ解明されていないようです。

    その他の見分け方

    Photo by Wendell Smith

    シロザは窒素分を好むので、畑など堆肥があるところに集まって生えていることも多く見られます。葉の形は、出たばかりでは三角形で、成長するとともに幅は狭くなり披針形になっていきます。葉の先端はとがっており、葉のふちにはぎざぎざの鋸歯がありますが、花序につく葉は鋸歯がない場合が多いようです。8~10月になると、茎の先や葉のわきに花序をだし、淡緑色から黄緑色の花が密集して咲きます。花のあとには五角形の果実をむすび、中には黒い種子ができます。

    シロザとアカザの違いは?

    Photo byMetsikGarden

    アカザはシロザの変種

    アカザという植物はご存知ですか?形はシロザとそっくりですが、名前の通り、シロザでは白く見える若葉の中心部分が、きれいな紅紫色をしている植物です。シロザは以前アカザ科に分類されていたため、アカザの変種がシロザだと思われがちですが、実は反対でアカザはシロザの変種だと言われています。

    大きな違いは葉の色

    シロザとアカザの違いといえば、その名の通り葉につく粉状物の色の違いでしょう。シロザには白い粉状物が葉に密集して付着しているのに対し、アカザの葉には赤い粉状物が付着しています。そのため、アカザの若葉の中心部分はきれいな紅紫色をしているのです。ほかに、アカザの葉はシロザに比べると薄くて、やや大きいようです。

    シロザはよくみられるがアカザは数が減少

    シロザ、アカザともに窒素分を好み、痩せすぎた土地はあまり好みません。好む生息環境は両者にほとんど違いはないと言ってよいでしょう。しかし、シロザはどこにでもよく生えていますが、アカザは道端などで見かけることはほとんどありません。アカザは葉の色が鮮やかなので、雑草に紛れて生えていても、見つけることはそれほど難しくはないでしょう。

    関連記事

    Article Ranking