ショウジョウバカマとは
ショウジョウバカマ(猩々袴)はメランチウム科(シュロソウ科ともいう)ショウジョウバカマ属の常緑多年草です。学名はHeloniopsis orientalisといいます。ショウジョウバカマは野山に春を告げる可憐な花です。
名前の由来
【長草天神社どぶろくまつり】
— にゃんとこ (@nyantokonyan) February 13, 2017
2017年2月19日(日)
10時~式典
12時〜14時 どぶろく振る舞い
15時〜酒元組の奉納投げ餅
長草天神社(愛知県大府市)#愛知 #大府 #どぶろく #猩猩 #祭りhttps://t.co/ZF8eCmPLVn pic.twitter.com/H0unCk7zN3
ショウジョウバカマのショウジョウ(猩猩、猩々)は、オランウータンの漢名でもありますが、中国の幻獣です。サルに似ていますが顔と足は人間で、人の言葉を理解します。赤い顔と赤い髪をしており、お酒が大好きです。日本では能の演目、地方の伝説や猩々祭りなどに、今なお生き続けています。
名前の由来はいくつかある
ショウジョウバカマの名前の由来にはいくつか説があります。通説は、紅い花が猩々の赤ら顔に、ロゼット状に広がる葉が袴に似ていることから名付けられたというものです。他説には、能の猩々の姿(赤毛頭で袴をはいている)にたとえたという説があります。袴のような形の葉が冬に紅く染まることがあるため、「猩々色の袴」に由来するという説もあり、正確にはわかっていません。
英語名は日本のヒヤシンス
ショウジョウバカマの英語名はJapanese hyacinth(日本のヒヤシンス)です。英語名は、日本原産で花の形がヒヤシンスに似た花であることに由来しています。
花言葉
ショウジョウバカマの花言葉は、「希望」「飲み過ぎに気を付けて」です。「希望」という花言葉は、雪解けとともに咲いて春の喜びを伝えることに由来するといわれています。「飲み過ぎに気を付けて」は、名前の由来となった猩々がお酒好きなことからつけられた花言葉です。
ショウジョウバカマの分布
ショウジョウバカマの原産国は日本やサハリンです。北海道、本州、四国、九州のやや湿った場所に自生します。ショウジョウバカマは垂直分布が広いのが特徴です。人里に近い低地のあぜ道にも生えますし、谷沿いの湿った斜面にも生えます。高山植物として、万年雪の近くの湿った草原にも見られる植物です。
ボタ爺
ショウジョウバカマについてもっと知りたいのう。興味深い特徴を持った植物のようじゃぞ。
出典:写真AC