「沙羅双樹の花の色」の沙羅(シャラ)の木とは?花の色や意味を解説!

「沙羅双樹の花の色」の沙羅(シャラ)の木とは?花の色や意味を解説!

沙羅双樹の花の色をご存知ですか?平家物語に登場する沙羅双樹と、お釈迦様にゆかりのある沙羅双樹は別物だといわれています。両方とも沙羅(シャラ)の木と呼ばれていますが、それぞれの意味や沙羅双樹の花の色が何色かなど、このふたつの植物の特徴を簡潔に紹介します。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.沙羅双樹ってどんな植物?
  3. 3.日本で沙羅双樹の花の色は楽しめるの?
  4. 4.「沙羅双樹の花の色」は夏椿のこと
  5. 5.夏椿を育ててみよう
  6. 6.まとめ

夏椿を育ててみよう

Photo by houroumono

沙羅双樹は日本の環境では栽培が難しいですが、夏椿なら日本が原産なので環境的にも栽培しやすいですよ。今回は、日本の沙羅(シャラ)の木こと夏椿の育て方を紹介します。

育て方①日当たり

シャラの木の栽培は日当たりがよい場所が適していますが、半日陰のような場所でも栽培できます。まったく日が当たらないと花つきが悪くなりますし、強い西日は枯れる原因にもなります。栽培場所をよく選んでから植えつけるようにしましょう。

育て方②土と肥料

赤玉土または黒土に腐葉土と川砂を混ぜ合わせて、水はけのよい土をつくりましょう。シャラの木は乾燥が苦手で湿り気のある土を好むので、水もちのよさも重要になってきます。

2~3月と花が咲き終わったあとに有機質の肥料を施しましょう。株元から少し離して施すのがポイントです。

育て方③水やり

土の表面が乾燥していたら、たっぷり水やりをします。シャラの木は乾燥状態が続くと、葉が反り返って枯れてきてしまいます。とくに夏は夕方にも水やりをするなど、環境や状態に合わせて水やりをしましょう。

育て方④剪定と増やし方

剪定は12~2月に行います。美しい見た目を保つためにも、枯れた枝や伸びすぎたところをカットする程度にしましょう。

増やし方は挿し木がおすすめ

種をまくと芽がでるまでに時間がかかるので、増やし方には挿し木がおすすめです。時期は6月頃にしましょう。適当な長さに切り取った枝を1時間ほど水につけたら、湿らせた用土に挿します。明るい日陰で管理をしてください。

ボタニ子

ボタニ子

種から育てた場合、芽が出るのは植えた年からおよそ2年後なんだって。ちょっと時間がかかるけど、それも楽しみだね!

まとめ

Photo byshell_ghostcage

今回は沙羅双樹と夏椿、沙羅(シャラの木)と呼ばれる両方の植物を紹介しました。沙羅双樹は日本で見かける機会が少ない植物ですが、ぜひ夏椿との違いを見比べて楽しんでみてください。どちらを鑑賞しても、きっと厳かな気分になりますよ。

ぺぺ
ライター

ぺぺ

ズボラ人間ですが、子育ての傍ら趣味でもあるガーデニングやDIYを楽しんでいます。日々、子どもと植物の成長を見守っています。

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