夏椿を育ててみよう
沙羅双樹は日本の環境では栽培が難しいですが、夏椿なら日本が原産なので環境的にも栽培しやすいですよ。今回は、日本の沙羅(シャラ)の木こと夏椿の育て方を紹介します。
育て方①日当たり
🍀ナツツバキ(夏椿、沙羅)はツバキ科ナツツバキ属の落葉高木で、別名はシャラノキ(娑羅樹)。仏教の聖樹であるフタバガキ科の娑羅樹(さらのき)に擬せられ、この名がついたといわれる。原産地は日本から朝鮮半島南部にかけてで、日本では宮城県以西の本州、四国、九州に自生し栽培もされている。 pic.twitter.com/m4fcOOmiJG
— 大地 光 (@daitihikaru) July 21, 2017
シャラの木の栽培は日当たりがよい場所が適していますが、半日陰のような場所でも栽培できます。まったく日が当たらないと花つきが悪くなりますし、強い西日は枯れる原因にもなります。栽培場所をよく選んでから植えつけるようにしましょう。
育て方②土と肥料
①②家の西側、あまり訪れない場所で夏椿が咲いてました。
— 名香智子 (@nakatomoko222) June 13, 2019
ナツツバキは、ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木。
別名はシャラノキ。
③小さい花の姫沙羅 pic.twitter.com/uiMi4bEmoc
赤玉土または黒土に腐葉土と川砂を混ぜ合わせて、水はけのよい土をつくりましょう。シャラの木は乾燥が苦手で湿り気のある土を好むので、水もちのよさも重要になってきます。
育て方③水やり
今の時期は様々なお花がきれいですね。
— 花の衣®🌸さいたま市で着付け教室を開いています (@hananokoromo) May 11, 2019
皆さま、よい週末を🍀https://t.co/jqn1akuT0zhttps://t.co/gWWw2jj1l8
清楚な夏椿は、大好きな花の1つです。 pic.twitter.com/E85GM3kTfS
土の表面が乾燥していたら、たっぷり水やりをします。シャラの木は乾燥状態が続くと、葉が反り返って枯れてきてしまいます。とくに夏は夕方にも水やりをするなど、環境や状態に合わせて水やりをしましょう。
育て方④剪定と増やし方
沙羅双樹の花の色 pic.twitter.com/tOBx4xvhv9
— へ い ち@ナガタへいち (@hestarichi) November 11, 2019
剪定は12~2月に行います。美しい見た目を保つためにも、枯れた枝や伸びすぎたところをカットする程度にしましょう。
増やし方は挿し木がおすすめ
種をまくと芽がでるまでに時間がかかるので、増やし方には挿し木がおすすめです。時期は6月頃にしましょう。適当な長さに切り取った枝を1時間ほど水につけたら、湿らせた用土に挿します。明るい日陰で管理をしてください。
ボタニ子
種から育てた場合、芽が出るのは植えた年からおよそ2年後なんだって。ちょっと時間がかかるけど、それも楽しみだね!
まとめ
今回は沙羅双樹と夏椿、沙羅(シャラの木)と呼ばれる両方の植物を紹介しました。沙羅双樹は日本で見かける機会が少ない植物ですが、ぜひ夏椿との違いを見比べて楽しんでみてください。どちらを鑑賞しても、きっと厳かな気分になりますよ。
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2~3月と花が咲き終わったあとに有機質の肥料を施しましょう。株元から少し離して施すのがポイントです。