サザンクロスってどんな花?
サザンクロスは正式名称を「クロウェア」といいます。オーストラリアが原産の、ミカン科の常緑樹です。星型の小さな花が愛らしく、そこから南十字星が連想されてサザンクロスという和名がつきました。ミカン科の植物だけあって、もんだ葉から柑橘系のさわやかな香りがするのも特徴です。
サザンクロスの花言葉
サザンクロスの花言葉は、「願いをかなえて」「まだ見ぬ君へ」です。名前の由来となった星型の花びらから、流れ星に願いごとをするという言い伝えを連想してこの花言葉がつけられました。「まだ見ぬ君へ」という幻想的な花言葉も、遠く夜空に浮かぶ星をイメージしたものでしょう。
サザンクロスの品種
サザンクロスにはいくつかの品種がありますが、日本で流通している品種の主なものは「クロウェア・エクサラタ種」と「クロウェア・サリグナ種」です。この2種類を中心に、交配種も多く出回っています。人気のある品種を、いくつか見ていきましょう。
クロウェア・エクサラタ
エクサラタはサザンクロスの原種のひとつです。細長い葉が特徴で、1cm~3cm程度のピンク色の小花を咲かせます。
クロウェア・サリグナ
エクサラタと並ぶサザンクロスの原種です。葉っぱが披針形(ひらたく細長い形)で、花の形はエクサラタ種とよく似ています。
ホワイト・スター
白い花びらで人気がある希少品種がホワイト・スターです。開花期間が短いのもはかなげな雰囲気に拍車をかけていますね。
サザンクロス・ホワイトピンク
名前のとおり、白い花びらと中心のピンク色がグラデーションのようになっている品種です。比較的丈夫で、手入れが簡単なのが特徴です。
ボタニ子
次ページからはサザンクロスの育て方について紹介します!