シュガーバインの育て方！元気がない時や枯れそうな時の原因・対策を紹介！

置くだけでよいことずくめな観葉植物シュガーバイン。お迎えしたくなってきましたか？育てるにあたってどのような特徴をもっているのか、見ていきましょう。

繊細な見た目でいちごの葉にも似ているシュガーバインは、地植えよりも鉢植えで育てるのに向いています。ナチュラルな陶器や、白い植木鉢にぴったりの目に優しいグリーンがきれいです。

地植えでも大丈夫な地域もあります。日当たりにデリケートな特徴を持つので、冬は暖かい日の当たるところ、夏は直射日光をさえぎれるように日陰を作ってあげられるところに地植えをしましょう。

直射日光には弱いので、カーテン越しの明るい室内や半日陰などに置いてあげましょう。日当たりがよすぎると色あせの原因になってしまいます。また、日が当たらなすぎてもよくありません。つるばかり伸びてしまい、貧相な見た目になってしまいます。窓のない場所に置く場合は、ときどき窓辺に置いてあげましょう。

丈夫なシュガーバインでも猛暑や極寒の環境の中では枯れてしまうことがあります。どのようなことに注意すればよいのでしょうか。原因とその対処法をご紹介します。

生育の最低気温は0℃です。また、霜に当たってしまうと枯れてしまうことが多いので、冬越しのときは、室内の明るい暖かい場所にシュガーバインを移動してあげましょう。室内であれば、1年を通して元気に育てられます。

直射日光に弱く、特に夏は乾燥しすぎで枯れてしまうことがよくあります。土の乾燥に注意して、たっぷりと水やりをしてください。ただし、あまり日が当たらないところで育てると葉の色が薄くなってしまったり、ひょろひょろになってしまったりするので、カーテン越しの明るい場所に置いてあげましょう。

夏はもちろん、冬場でも暖かく乾燥する室内では、状態をよく観察して葉にも霧吹きなどで水をかけること（葉水）で葉が枯れてしまうことを防げます。丈夫なシュガーバインですが、こまめに様子を見てあげましょう。

次に、シュガーバインの水やりと肥料の与え方についてみていきましょう。正しい世話の仕方をすれば、シュガーバインは元気に育ってくれるでしょう。

水やりは土の表面が乾いたらたっぷりとあげましょう。秋の終わりなど気温がだんだん下がってきたら水やりの頻度を下げ、冬は生長が止まるのでやりすぎないようにしましょう。根腐れの原因になることがあります。

比較的丈夫なシュガーバインには、専用の肥料や用土はありません。一般的に売っている水はけのよい観葉植物用の土を使い、肥料はあまり気にしなくて大丈夫です。やりすぎはかえって根腐れや病気の元になります。

ちょっと元気がないから肥料を、と思いがちですが、暖かい時期に観葉植物用の肥料を月に1度施すだけにするなど、与えすぎに注意しましょう。調子が悪いときに無理に食べると余計に具合が悪くなってしまうように、植物も弱っているときに肥料を与えすぎると枯れてしまうことがあります。