小道
大量のレンガが必要になりますが、薄いレンガを並べてレンガの小道を作るという方法もあります。土がむきだしになっている場合、同じサイズのレンガをそのまま置けます。すでにコンクリートが敷かれている場合は、上から接着剤でつなげると不自然になりません。
曲がっている道の場合
レンガはまっすぐな道にはきれいにおさまってくれますが、曲がっている道にレンガを敷くのは難しいです。残念ながら曲がったレンガは販売されていないため、置くだけでレンガ道にできる便利なレンガはありません。その場合は短く割ったレンガをたくさん置く、という敷き方もあります。
ガーデニング用品の土台
レンガは積み重ねればとても重くなります。20個ほど集めて固定すると、かなりの強風が吹いてもびくともしません。その性質上、なにかを置く土台として向いています。例えば2段ほどレンガを積んで上にジョウロを置けば、それだけで実用的な庭の飾りになります。
ガーデニングの土台に向いているレンガ
土台はある程度重くないと飛ばされてしまうので、一つひとつが重くなければいけません。赤レンガやオーストラリアレンガは軽いほうなので、ガーデニング用の土台には焼き過ぎレンガや耐火レンガを使います。これらは1つ3.7kgととても重いので、そう簡単には飛ばされません。
ガーデニングでのレンガのおしゃれな敷き方
レンガには、さまざまな敷き方のパターンがあります。主に5つの敷き方が定番で、「ランニングボンド」「ヘリンボーン」「ホウレッド」「バスケットウィーブ」「ハーフバスケットウィーブ」です。これらの敷き方は難しいものもありますが、完成するととてもおしゃれな庭にできます。
ランニングボンド
ランニングボンドは最も簡単な敷き方のひとつで、同じ大きさのレンガを交互に敷いていくだけです。色や長さはお好みで作れますが、サイズだけはすべて同じでなければきれいに完成できません。レンガを交互に敷くときは、丁寧に角を合わせて敷くと失敗しにくいです。
ヘリンボーン
ヘリンボーンは、レンガをジグザグに敷いて美しく見せる方法です。ランニングボンドとちがってジグザグに敷かなければならないため、設計図が必ず必要になります。最初の敷き方よりもやや複雑な形になるので、より慎重に角を合わせる必要があります。また、サイズだけではなく長さも同じにするとより失敗しにくいです。
向いているレンガ
ヘリンボーンはすべてのレンガが同じ敷き方でなければいけないため、なるべく形のそろったレンガが向いています。ご紹介したなかでは、オーストラリアレンガが1番大きさや硬度が安定しているので、薄いオーストラリアレンガを下地に使うときれいに並べられます。