グラパラリーフの食べ方
グラパラリーフは加熱すると風味や食感が損なわれやすいため、生のまま食べるのが基本です。グラパラリーフの表面には「ブルーム」と呼ばれる白い粉が付着していますが、これは農薬などの有害物質ではなく、グラパラリーフ自身が分泌する物質です。食べてもまったく害はないので、完全に洗い流す必要はありません。
食べ方①そのまま蜂蜜で
グラパラリーフを水でさっと洗って蜂蜜をつけるだけのシンプルな食べ方です。手軽なだけでなく、グラパラリーフ本来の風味や食感をもっとも楽しめる方法です。グラパラリーフの酸味と蜂蜜の甘さがちょうどよいバランスで、ブドウに似たみずみずしさがあります。ヨーグルトを足せばさらに栄養価がアップします。
レシピ
材料
- グラパラリーフ(適量)
- 蜂蜜(適量)
- グラパラリーフを水洗いする
- 蜂蜜をたっぷりつけて食べる
食べ方②チョコをつけて
酸味の強いグラパラリーフにはチョコレートもよくあいます。チョコがやわらかいままチョコフォンデュ風に食べるか、冷蔵庫で冷やし固めてパリパリとした食感を楽しみましょう。おつまみにすれば二日酔い予防にもなります。
レシピ
材料
- グラパラリーフ(適量)
- 板チョコ(適量)
- 板チョコを細かく刻む
- 50℃のお湯で湯煎するか、600Wの電子レンジで1分ほど加熱する
- 溶けたチョコレートをグラパラリーフに塗る
- お好みでチョコスプレーやアーモンドダイスをトッピングする
食べ方③サラダ
新鮮な野菜やフルーツと混ぜて、ヘルシーなサラダをつくりましょう。グラパラリーフはまるごとでも刻んで入れても構いません。酸味のあるドレッシングとの相性がよいようです。
レシピ
材料
- グラパラリーフ(適量)
- お好みの野菜やフルーツ(適量)
- グラパラリーフと切った野菜やフルーツを混ぜる
- マヨネーズ、ドレッシング、バルサミコ酢などをかけて食べる
食べ方④バーニャカウダ
旬の野菜と一緒にバーニャカウダで食べるのもおすすめです。グラパラリーフは大きさがちょうどよく、切らずにそのまま使えます。
レシピ
材料
- グラパラリーフ(適量)
- お好みの野菜(適量)
- ニンニク(5かけ)
- アンチョビ(60g)
- 牛乳(100cc)
- オリーブオイル(大さじ5)
- 野菜を食べやすい大きさに切る
- 鍋にニンニクと牛乳を入れて弱火で煮る
- 火が通ったニンニクを取り出してつぶす
- フライパンにアンチョビとオリーブオイルを入れてほぐしながら温める
- 先程のニンニクと牛乳、少量の水を入れて混ぜる
バーニャカウダソースは最後にミキサーにかけると、分離せずなめらかに仕上がります。
食べ方⑤肉や魚料理にトッピング
グラパラリーフは少しこってりした味付けの肉料理や魚料理にもぴったりです。油の多い料理でも、さわやかな風味でさっぱりと食べられます。見た目がおしゃれでインパクトのある付け合わせです。
レシピ
材料
- グラパラリーフ(適量)
- お好みの肉や魚料理(適量)
- グラパラリーフを水洗いする
- お好みの料理に付け合わせる
グラパラリーフにも料理のソースをからめて食べると独特の味わいを楽しめます。このほかにはカレーの付け合わせに使うのもおすすめです。
食べ方⑥スープに入れて
刻んだグラパラリーフをさまざまなスープに入れると、味と食感のアクセントになります。グラパラリーフを煮込むと食感が失われてしまうので、最後に入れて混ぜる程度にしましょう。インスタントのスープに加えるだけでも栄養満点のスープができあがります。
レシピ
材料
- グラパラリーフ(適量)
- お好みのスープ(適量)
- グラパラリーフを細かく刻む
- お好みのスープに混ぜる
コンソメスープ、トマトスープ、クリームスープなどのほか、中華スープに入れても面白いかもしれません。
グラパラリーフの保存方法
グラパラリーフの保存は乾燥させないことが大切です。みずみずしい食感を保つために、ラップやタッパーなどでしっかりと密封しましょう。常温でも保存できますが、新芽が伸びてくることがあるので冷蔵庫に入れるほうがベターです。冷蔵庫に入れた状態で10日ほど日持ちします。
まとめ
観葉植物としておなじみの多肉植物が食用になるだけでなく、これほど栄養価の高い植物だったとは驚きです。私たちの周りには、まだまだ知られていないすごい植物があるのかもしれません。グラパラリーフの食べ方に関しては、たくさんの人が試行錯誤中といった段階です。ぜひ自分だけのレシピを開発してみてください。
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