③とげシートでの対策
普段人が立ち入らない塀の上や周辺、花壇周り、車のボンネットや隙間などでも猫は遠慮なく通過していきます。そこで威力を発揮するのがとげ付きのシートです。最初に設置だけしておけば、とげがある場所を嫌がって通過しなくなります。万が一入ってもけがをしないような作りにもなっています。このタイプもコスパが高いので、利用頻度が高くおすすめできます。
ここダメシート
第一ビニール ネコよけ対策マット ここダメシート・ブラック 2m巻き (W300×L2000mm) [鳥よけ 防鳥用品 ここだめ]
参考価格: 960円
猫の居心地の悪い場所を作る代表的なとげシートです。ジョイント部分があり複数枚をつないで拡張することも可能なので、あらゆるシチュエーションで利用できます。特に庭や植え込みなどへの設置がしやすい特徴です。猫がピンポイントで近寄ってくる場所へ重点的に設置することをおすすめします。
トゲトゲシート
Kohree 猫よけシート 30*200cm トゲトゲシート 害獣対策 黒
参考価格: 3,413円
猫のイタズラや糞尿の被害から、庭や植物を守るためのネコ避け対策マットです。タテにもヨコにも連結可能なタイプで、ハサミで簡単にカットして長さや幅を調整もできます。とげ部分はネコを直接キズつけるようなものではありませんが、立ち寄るのを嫌がる効果が期待できます。
身近な猫対策グッズ
先述した猫対策グッズを使わないで、もっと生活の身近な用具やアイテムなどを駆使して猫よけをする方法があります。ここでは身近な生活用品を使って効果が期待できる猫除け対策方法をご紹介します。
水を撒いておく
最も低コストで手軽な方法といえるのが、猫が出没する個所に水を定期的に撒いておくという方法です。猫は水を嫌う動物なので水で濡れている場所はあまり寄り付きません。ただし効果は出るまでには何度も根気よく続けて撒くという必要性があります。そのうちに居心地の悪さを感じてくるようになり、いつの間にか姿を見なくなるでしょう。水なら悪影響をおよぼすこともなくおすすめです。
酢を撒いておく
猫は嗅覚が人間以上に発達していることで刺激臭を嫌います。お酢の酸っぱい匂いは猫が最も嫌う対象です。これはハーブやコーヒーの香りを嫌うのと一緒ですが、お酢のほうが比較的に使い勝手がよいという意味でもおすすめできます。猫が寄り付きそうな個所にあらかじめお酢を薄めてスプレーをしておくと効果が期待できます。
ハッカ油を使う
ハッカ油も猫撃退には効果的ではあります。まず香り自体を猫が嫌うからです。ただし注意点として、ハッカの成分は猫の体に悪影響をおよぼす危険性があって、解毒作用が効かずに肝機能障害などで死に至らす可能性があるので、野良猫にむやみに使うことは避けたほうがよいでしょう。間違って飼い猫が被害に遭ってしまいかねません。
大きめな砂利を敷き詰める
多少大がかりな施工を要しますが、砂利を敷き詰めるという方法も猫対策になります。ただしその際の砂利というのは、粒の細かいものではなく、ゴロゴロと玉のように大きめな石を中心にした種類を、猫が寄り付いてほしくない場所に敷き詰めます。猫にとって居心地の悪い場所をにしてしまう作戦です。
まとめ
人が住むところには必ず猫も多く生息しています。都会ほど野良猫の数も多く地域の問題にもなっています。静かにいるだけなら問題はないのですが、庭を荒らしたり糞尿の被害が目立つようなら、それ相応な猫対策をするように心がけましょう。ただし命ある小動物なのでむやみな殺傷だけはしないことです。困った場合は保健所や行政でも猫対策の情報がありますので、調べてみるのもいいでしょう。
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