タイタンビカスの冬越し
タイタンビカスは暑さに強い植物ですが、北海道の地植えでも冬越しできるほどの耐寒性を持っているのが特徴です。冬越しする方法は簡単なので、来年の春に芽吹くように下処理をしておきましょう。花が咲き終わっても葉が黄色く枯れて全部落ちるまでは光合成で力を蓄えさせてあげるのがコツです。来年の芽を摘まないように根本から20cmくらいまで刈り込みます。
鉢植え
鉢植えの冬越しは本当に簡単で、土が凍結したり霜が降りたりしない場所に動かすだけです。タイタンビカスは大型なので植木鉢の土の重さだけでも相当あります。あまり大きな鉢植えにするとこのときに動かせなくなってしまいますので、ある程度で株分けしておくのがおすすめです。凍結や霜の心配がなければそのままにして、冬の間も乾き過ぎないように水やりをします。
地植え
土が凍結する場所で冬越しさせる場合は土に腐葉土を混ぜ込み、上から土をかけて根の周りを覆います。霜が降りる場所では根の元に土を多めにかぶせるだけで大丈夫です。凍結も霜の心配もない場所では20cmくらいまで刈り込んだら、そのまま春まで放置してかまいません。ただし、湿度を好みますので乾き過ぎる環境にある場合は時々水やりをしましょう。
タイタンビカスの購入方法
この花は株式会社赤塚植物園が開発した新しい品種です。ホームセンターでの扱いもありますが、あまり出回っていないようなので、ネットショップでの購入をおすすめします。「花の音」というのはこの会社が持つ、ガーデニングショッピングサイトなのでそこで確実に購入できるでしょう。新しい品種ということで値段は少々高めですが、毎年楽しめます。
まとめ
タイタンビカスはとにかく強健で、生育が早く、育つ場所を選ばない植物です。植える場所によっては3mを超えるほど大きく育ち子供の顔ほどもある大輪の花を毎日咲かせます。そのインパクトの強さ、大きさから巨神タイタンの名前をもらって、タイタンビカスと名づけられたそうです。新しい品種で取扱店はまだ多くありませんが存在感のある花を楽しんでみてください。