育て方④管理方法
タイタンビカスの管理方法です。タイタンビカスは湿度の高い土壌と、いつも直射日光が当たっている場所を好みます。そのため、夏の直射日光が苦手な植物は、タイタンビカスの根本に植えるとよいでしょう。夏場は水切れだけ注意していれば大丈夫です。日に当てていれば花をたくさん咲かせてくれます。梅雨の時期に防雨シートをかぶせる必要もありません。
日当たり
タイタンビカスはとにかく日当たりのよい場所で管理するのがたくさんの大きな花を咲かせるコツです。普通の植物が苦手とする夏の強い西日も全く影響がありません。1日中直射日光が当たる場所が好みです。日陰でもなんとか咲きますが生育が遅くなったり花が咲きづらくなったりします。タイタンビカスにとっての日陰とは1日に数時間はしっかり日光があたる場所です。
支柱
タイタンビカスは大型の宿根草です。普通でも2m、条件がそろえば3mまで育ちます。ぜひ支柱を立ててください。矮性種もありますが植木鉢で育てても相当大きくなります。大型の花をたくさんつけるので強風や台風で根元からポキリと折れてしまうことも多いです。それを防ぐためにも、支柱を立てて育てることをおすすめします。最低でも2mの支柱を立ててください。
育て方⑤増やし方
タイタンビカスの増やし方は一般的には株分けですが、種をとって増やすこともできるようです。種は受粉させて作りますが、株分けの方が簡単に増やせるでしょう。一度苗を植えたら数年は冬越しして毎年春になると芽を出しますが、その間地中では根も成長しています。株が大きく育って、根をしっかり張るようになってから株分けして増やすのがおすすめです。
株分け
株分けは冬の休眠期にします。葉が落ちたら茎を剪定してください。鉢植えは根づまり解消の植え替えのタイミングで、地植えは4年~5年たったころに掘り返して株分けしましょう。根本にある新芽の元を残してのこぎりやカッターなどで2つ~3つに分けます。大きな根を残して分けたら、すぐに鉢や新しい場所に、新芽の元になる部分を地中に埋めて植え付けてください。
種
タイタンビカスは花を毎日次々と咲かせます。咲き終わった花がらをそのままにしておくと見目がよくないので片付けるのが通常です。花がらを片付けずに種を取る分として印をつけ取っておくとよいでしょう。開発元のネットショップでは種の販売を見かけません。自分で作った種を販売されている方はいるようなので、苗を購入して種をとることは可能です。
次は、冬越しの仕方と購入方法をご紹介しますね。