バタフライピーの効能
利用部位
バタフライピーは若いさやを食用とする以外は、花をハーブティーとして用いることが一般的です。花はフレッシュでもドライでも食用としての利用が可能です。
美しいブルーの色素
コバルトブルーの花にはアントシアニンという青い色素が含まれ、煎じると美しいブルーの煎じ液ができます。そこにレモン果汁などの酸性の液体を加えると、青い液体が紫やピンクに変化します。バタフライピーの煎じ液には少し豆っぽい香りが感じられますが、特徴的な味はありません。
アントシアニンとは
バタフライピーの青色色素、アントシアニンはポリフェノールの1種、目や肌の健康を保つために欠かせない栄養素で、強い抗酸化作用をもつといわれます。含有量はブルーベリーの4倍もあるとも。
美眼効果
目を健やかに保つというアントシアニンの効能は有名ですが、バタフライピーにもこのアントシアニンが豊富、ブルーベリー同様に目の疲れを癒し、輝く瞳を保つための大きな助けになってくれそうです。
美肌効果
抗酸化作用が認められているアントシアニンを豊富に含むため、バタフライピーのお茶には、肌の弾力を保ち、輝くような美肌へと導いてくれる効能をもつ救世主のようなお茶だといえるかもしれません。
エイジングケア効果
アントシアニンは活性酸素によって細胞が傷つくことを防ぐ働きがあるといわれ、エイジングケア効果が期待できます。タイの女性たちの肌をいつまでも若々しく保つ理由がここに隠れているのかもしれません。
美髪効果
タイはオーガニックハーブの先進国のタイで、フライピーのシャンプーを見かけます。バタフライピーは美しい髪を保つためのヘアケア製品に利用され、肌をやさしくいたわりながら白髪予防、抜け毛予防の効果が期待されます。
利用上の注意点
アントシアニンが体にどのような影響を与えるのかについてはまだまだ不明な部分がありますので、妊娠中、授乳中の場合はバタフライピーの使用を控え方がよいともいわれています。また、美容や健康にうれしい効果があるからと、飲みすぎは禁物、健康上に問題がない方でも過度の摂取はおすすめできません。
まとめ
バタフライピーの育て方や利用法についてご紹介しました。色が変わる不思議なハーブティー、涼しげなカクテルを手作りして、お客様の夏のおもてなしに利用されてはいかがでしょうか。
出典:写真AC