常緑樹とは?種類や特徴をわかりやすく解説!定番の常緑樹も8つ紹介

常緑樹とは?種類や特徴をわかりやすく解説!定番の常緑樹も8つ紹介

常緑樹は年中緑の葉を茂らせる樹木です。沢山の種類がありますが、ここではシンボルツリーにもおすすめの人気の常緑樹をいくつかご紹介いたします。定番タイプを選べば手入れも簡単で、なおかつ季節ごとに花や実をつけ様々な表情で楽しませてくれますよ。

記事の目次

  1. 1.常緑樹とは
  2. 2.シンボルツリーとは
  3. 3.おすすめの定番常緑樹を紹介
  4. 4.小さい苗木と株立ちの違い
  5. 5.手入れ
  6. 6.まとめ

シマトネリコ

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分類 モクセイ科トネリコ属
学名 Franxinus Griffithii
原産地 日本(沖縄)、台湾、中国、フィリピン
高さ 10m
成長 早い

シマトネリコはすらりとしたシルエットが美しく、比較的背が高くなりやすいですが、虫がつきにくくお手入れが楽です。春~夏に成長し、葉を茂らせます。しなやかに風に吹かれる姿は優雅で、シンボルツリーにおすすめです。けむるようなふわふわとした白い花を咲かせ、葉は長細い形をしています。花言葉は「偉大」「思慮分別」「高潔」「荘厳」「服従」です。

ソヨゴ

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分類 モチノキ科モチノキ属
学名 Ilex pedunculosa
原産地 中国、台湾および日本
高さ 3~7m
成長 遅い

ソヨゴは葉が風に吹かれるとそよそよと鳴ることから名付けられました。小さな白い花が咲き、赤い実がつきます。雌雄異株なので実が成るのは雌の木のみです。成長が遅いため頻繁に剪定する必要がありません。横に広がりにくいので、狭い庭や中庭にもおすすめです。土質を選ばす、病害虫にも強いため育てやすい木です。花言葉は「先見の明」です。

 

クロガネモチ

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分類 モチノキ科モチノキ属
学名 Ilex rotunda
原産地 日本、中国、台湾、インドネシアなど
高さ 10m
成長 やや遅い

クロガネモチは秋から冬にかけて沢山の赤い実がつくのが特徴です。若い枝葉が黒っぽい色をしているところから黒鉄(クロガネ)の名が付いたと言われています。名前にカネモチという言葉が入っており、縁起の良い木と言われて人気があります。花言葉は「魅力」「寛容」「執着」「仕掛け」「用心」です。

 

常緑ヤマボウシ(山法師)

Photo by nombiri22

分類 ミズキ科ミズキ属
学名 Cornus hongkongensis
原産地 中国
高さ 10m
成長 早い

常緑ヤマボウシは春に咲く白い花が特徴の庭木です。常緑ヤマボウシは日本を原産とするヤマボウシとは違い、中国が原産です。街路樹にもよく使われており、初夏に大きめの白い花が咲く様子はさわやかさを感じさせます。秋にはオレンジ色の実が成り、食べるとマンゴーのような甘みがあります。病害虫に強く丈夫ですが、成長が早く剪定はこまめに行いましょう。花言葉は「友情」です。

 

ハイノキ

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分類 ハイノキ科ハイノキ属
学名 Symplocos pruniforia
原産地 日本
高さ 3~4m
成長 遅い

ハイノキは細い枝で繊細な印象を与える木です。ハイノキの名前の由来は、染め物をするときにハイノキをもとにした灰汁を使っていたため、灰の木(ハイノキ)と呼ばれるようになったと言われています。枝が細いので剪定もしやすく、成長もゆっくりなためお世話をしやすい木です。4~5月に白い1㎝くらいの小さな花が咲き、その後オリーブに似た実がなります。

 

ボタニ子

ボタニ子

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小さい苗木と株立ちの違い

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