増やし方②挿し木
ガザニアは挿し木でも増やすことができます。まず約15センチほどの挿し穂を用意し植え付けます。根がでやすくなるよう発根促進剤をつけることもおすすめです。半日陰で管理し、水切れに注意しながら根がでるのを待ちましょう。
増やし方③種まき
種をまくことで増やすことができます。種まきの時期は10月ごろがおすすめです。庭植えでは直接土に種をまいてもよいですが、できればポットなどでしっかり発芽させてから定植するとよりいいでしょう。
ガザニアの冬越しのコツ
ガザニアは冬の寒さが苦手で冬越しがうまくいかないことが多いです。宿根ガザニアとして流通しているものは、暑さ寒さにも強い個体が多いので、きちんと対処すれば毎年花を咲かせてくれます。ここでは冬越しのコツを説明しますので参考にしてみてください。
冬越しのコツ①寒冷地では室内で
ガザニアの冬越しは基本的に室内で管理することがおすすめです。ガザニアは耐寒性があまり強くないので、寒い地域では株を掘り起こし、室内で冬越しさせてください。
冬越しのコツ②寒冷地以外ではマルチング
寒冷地以外の地域で外で冬越しをする場合には、マルチングをすることがコツです。マルチングをすることで霜や冷たい風にあたるのを防ぐことができます。
マルチングとは
マルチングとは、ビニールなどで植物を覆うことをいいます。これは湿気や害虫対策、霜があたるのを予防したいときに行われる作業です。ガザニア以外の多年草植物を育てるときにも役に立つので、ぜひ覚えておきましょう。
ガザニアの寄せ植え
ガザニアの寄せ植えには、ガザニア同士を植える方法と、違う植物と一緒に植える方法があります。違う植物を植えるときはガザニア同様、高温多湿の環境が苦手な植物を植えると管理が楽です。ガザニアと相性のよい植物をいくつか紹介していくので、ぜひ寄せ植えにチャレンジしてみてください。
寄せ植え①ユーフォルビア
ユーフォルビアはまるでかすみ草のようで、さまざまな植物の脇役として人気があります。ユーフォルビアも多湿の環境が苦手ですので、水やりはしっかりと土が乾いてからしてください。ユーフォルビアの白くて小さい花は、ガザニアをより際立たせてくれるでしょう。そんなユーフォルビアには多年草や一年草、低木など種類が多くあります。
寄せ植え②イングリッシュラベンダー
イングリッシュラベンダーはラベンダーの仲間です。スペイン北部原産の多年草で、ガザニア同様多湿を嫌う性質を持っています。育てかたは基本的にはガザニアと同じで、多湿にならないよう管理してください。花はとても香りがよく鮮やかな紫色の花です。高温にとても弱いので夏を越すのは難しいのですが、近年では暖地でも夏が越せる品種が流通しています。
寄せ植え③アイビー
アイビーは観葉植物としてもとても人気のあるつる性の植物です。葉がとてもかわいくて星のような形をしています。アイビーの開花時期は秋ごろですが、花が咲くのはなかなか難しくガーデニング歴が長い人でもアイビーが花を咲かせるところは見たことがない人が多いです。
まとめ
今回はガザニアの育て方のほか増やし方や株分けの方法、そして冬越しのコツを紹介しました。開花期間が長くなおかつ毎年花を咲かす多年草であるガザニアをぜひご自宅で育ててみてください。ガザニアで夏の花壇を華やかにしましょう。
出典:写真AC