マルチングとは?栽培における役割・効果から具体的なやり方まで解説!

マルチングとは?栽培における役割・効果から具体的なやり方まで解説!

マルチングは農業や家庭栽培など、作物の栽培に便利な資材です。マルチングの素材によって使い方や効果が違うため、種類によっては寄せ植えや鉢植え、観葉植物などにも使えます。そこでマルチングの栽培における役割や効果、さらに具体的なマルチングのやり方まで解説します。

記事の目次

  1. 1.マルチングとは
  2. 2.マルチングの効果や役割
  3. 3.マルチング資材の種類
  4. 4.プラスチック系マルチング資材のやり方
  5. 5.有機物系マルチング資材のやり方
  6. 6.まとめ

プラスチック系マルチング資材のやり方

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本格的な家庭菜園にチャレンジするなら、プロも使用するプラスチック系マルチング資材を使うのがおすすめです。プラスチック系マルチング資材はシートタイプなので、風が強い日の設置は避けましょう。なおやり方は比較的簡単ですが張る前の準備が必要なので、手順を確認しながら作業を進めてください。

①種類選び

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プラスチック系マルチング資材は「黒色マルチ」「透明マルチ」「シルバーマルチ」の3種類が主流です。いずれのタイプもシートタイプですが、効果の特長が異なるので、どんな目的でマルチングをするか明確にしてから商品を選ぶようにしましょう。

黒色マルチの特長

黒色マルチは光の遮断効果が高いので、雑草が生えるのを防ぐことを目的に農業・園芸用としてよく使われます。保温効果もあるのですがシートは太陽光を吸収する黒色なので、シートの表面温度が上がりやすく葉焼けの原因になる場合があります。

透明マルチの特長

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黒色マルチとは違い、透明なシートなので土の状態が観察しやすく、保温効果も高いです。ただし遮光効果はないので、雑草が生えるのを抑える効果は期待できません。また気温が高くなる夏は、シート内の温度が外気温以上に高くなることがあるため、有機物系マルチング材と併用するのがおすすめです。

シルバーマルチの特長

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光を反射させる効果があるので、外から飛んでくる害虫の予防におすすめです。特にアブラムシなどは反射光を嫌う性質があるので、アブラムシの被害が出やすいジャガイモやタマネギ、ピーマンやレタスなどの栽培をしている農業関係者や、家庭菜園に人気があります。

②土づくり

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マルチングを張った後で肥料を加えることは難しいので、シートを張る前に土づくりをします。腐葉土などの堆肥をオリジナルでブレンドする場合は用土ができるまでに時間がかかるので、植え付け時期から逆算して用土の準備を進めるようにしましょう。

③シート張り

シートをかぶせる予定の周囲に、シートの裾を埋める(固定する)溝を掘ります。溝ができたらシートをかぶせて仮止めをし、表面にたるみがないことを確認してシートをカットしましょう。なおカットが終わるまでは、重しを使ってシートが風でばたつかないようにすると仕上がりがきれいです。

④固定

シートの裾を溝に差し込み、土をかぶせて固定します。固定するときは左右がずれていないか注意することも重要ですが、シートの表面がよれないようにすることも重要です。なおシートの裾にすべて土をかぶせたら、土の上を足で踏み固めて固定します。

⑤穴あけ

植え付けをするには、マルチングのシートに植え付け用の穴を開けなければいけません。家庭菜園などスペースが限られている場合はハサミなどでカットすればよいのですが、穴あけ個所が多い場合は、ホームセンターなどで購入できる穴あけカッターを利用すると作業がしやすいです。ちなみに穴あけカッターはDIYもできます。

穴あけカッターの簡単な作り方

スチール缶でDIYする人が多いですが、ペットボトルを使えば簡単なやり方でDIYできます。強度の強い500mlペットボトルを用意しハサミで2等分したら、カット面にハサミでのこぎり歯のような切れ込みを入れて完成です。なおペットボトル1本で2個作れますし、1個あたりわずか5分で作れます。

ボタニ子

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次ページからは有機系マルチング資材のやり方について紹介します!

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有機物系マルチング資材のやり方

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