マダガスカルジャスミンとは
マダガスカルジャスミンは白く香りのよい小花を咲かせる、つる性の熱帯植物です。名前にジャスミンと付いているため、お茶に使われるモクセイ科の茉莉花(マツリカ)や、ミカン科のシルクジャスミンの仲間と誤解されますが、種類が全く違います。アフリカ大陸の南東部にある、独自の進化を遂げた動植物の多いマダガスカル島が原産です。
マダガスカルジャスミンの基本情報
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参考価格: 2,980円
母の日の贈り物やお祝いに、マダガスカルジャスミンの鉢植えがおすすめです。花と香りが楽しめる開花時期が長く、おしゃれなインテリアグリーンとしても飾れます。
おすすめ度 | ★★★★★ |
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サイズ | 4号鉢(直径12cm)×高さ40cm |
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科名/属名 | キョウチクトウ科(ガガイモ科)/シタキソウ属(ステファノティス属) |
原産地 | マダガスカル |
分類 | 常緑低木、つる性熱帯植物 |
開花時期/花色 | 4〜9月/白 |
つるの長さ | 30cm〜5m程度まで |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | やや強い |
育てやすさ | ★★★☆☆ |
マダガスカルジャスミンの花言葉
春に白い小花が咲き始めることから、マダガスカルジャスミンは母の日のプレゼントとしても人気があります。マダガスカルジャスミンの花言葉は、「愛される花嫁」「二人で遠くへ旅を」「清純」「清らかな祈り」です。マダガスカルジャスミンの鉢植えは、結婚のお祝いや女性への贈り物に喜ばれますね。
マダガスカルジャスミンの特徴
マダガスカルジャスミンの特徴は、香りのよい白い小花です。開花時期が春〜夏と長く、花も香りも長く楽しめると人気があります。花が終わってからもゴムの木に似た深緑色の葉が、おしゃれなインテリアグリーンとして飾れるのも特徴です。つる性の植物は鉢選びや仕立て方によっても、おしゃれなスタイルがいろいろと楽しめますね。
マダガスカルジャスミンの育て方
マダガスカルジャスミンの苗選びのポイントは、葉っぱの色が濃くてツヤのあるものを選びましょう。また花の数よりも花芽の付いた枝数の多い方が、より開花時期が長くなります。アブラムシなどの害虫や病気が発生していないかも、購入する前に確認しておきましょう。
育て方①植え付け
マダガスカルジャスミンの植え付けは、春3月下旬〜5月ごろが最適です。プレゼントされた鉢植えも底から根っこが溢れているようなら、ひと回り大きな鉢に植え替えるといいでしょう。植え付けに使う用土は、水はけのよい観葉植物の土を使うのがおすすめです。葉によく日光が当たるよう、支柱や小型のトレリスなどを使ってつるを誘引します。
育て方②用土と肥料
マダガスカルジャスミンは水はけのよい土質を好むので、市販の培養土なら観葉植物の土に植え付けるのが最適です。肥料は花の肥料を成長期の4〜9月に適量を与えましょう。追肥の目安は固形肥料は月に1回、液体肥料は10日に1回が最適です。マダガスカルジャスミンを植え付ける用土は、ブレンドして作ることもできます。
【マダガスカルジャスミンの用土の配合】
- 赤玉土の小粒 6割
- ふるった細かい腐葉土 3割
- くん炭 1割
- 元肥 花の肥料を適量
ボタ爺
マダガスカルジャスミンには毒性があるから、植え付けや植え替え、剪定をするときにはビニール手袋を忘れずに!
育て方③水やり
マダガスカルジャスミンの水やりは、土が乾いてからたっぷりと与えます。つる性の熱帯植物で暑さには強いですが、夏の蒸れ(湿度)は苦手です。メリハリをつけた水やりで、根腐れを防ぎましょう。葉の色ツヤをよくする葉水(霧吹き)もおすすめです。液体肥料を与える場合は、10日に1回で水やりの後に与えます。
育て方④日当たりと置き場所
マダガスカルジャスミンは、日当たりのよい暖かい場所で育てましょう。春と秋の気温が安定した時期なら、屋外でも育てられます。暑さに強い熱帯植物ですが、夏の強い日差しは葉焼けを起こしてしまうので、真夏は明るい日陰や室内の窓際が最適です。秋は気温が20℃を下回ってきたら、葉が落ちる前に室内に取り込みましょう。
育て方⑤病気と害虫
マダガスカルジャスミンにはカイガラムシが発生することがあります。春と秋に屋外で育てるときは、アブラムシ対策も必要です。殺虫殺菌剤をスプレーして、病気や害虫の予防をしておきましょう。病気や害虫の心配は多くはありませんが、鉢植えを購入するときには葉の裏側もしっかりとチェックすることをおすすめします。
出典:Unsplash